アースティア大戦史・歴史紀行・第16回

  ドラグリア白龍大帝国・・・・・・故郷たるダバード・ロード王国を政治的、身の安全を守る理由から追放処分と成ったリナは、此処で3年間の月日を過ごす事に成ります。


 首都ハイリッピンに在るヒト族特別居住区画。


 此処は特別な理由から首都ハイリッピンに留まる竜人族以外のヒト族が暮らして居る特別区画です。


その一角に今でもリナが過ごして居た下宿所が残って居ます。


 現在はリナの子孫一族が所有する別荘と成って居り、その管理はドラグリア白龍大帝国 を統治する白龍大帝一族であるホワイト・ドラグリア家がして居ます。


 当時の当主であり、白龍大帝であったのはエリノア・ホワイト・ドラグリア白龍大帝。


 通称名やあだ名として知られた名前はエリン。


 アースティア大戦当時とその始まりを知る数少ない生き字引的な人物でしたが、アースティア暦1×××年及び西暦2×××年の10月某日に老衰の為に、隠居先である日本国・群馬県・霧野市内の高見山・高見家敷地北東部に在る白龍庵荘にて亡くってしまいました。 


 これはアースティア大戦を知り、尚且つそのアースティア大戦の開始で年度で在る600年前から生きて居た人物で、大戦に関わる人物の最後の一人と言われて居る人物の死でありました。


(これ以外の理由でアースティア大戦終結前後から生きて居る長寿族は別扱いと成って居る)


 その墓所は高見家菩提寺近くで、国の重要指定史跡にも指定されて居る紅花竜庭園墓所内に造られた墓所に葬られました。


 さて、そのエリンですが、リナの在るであるレナ・ミーサガ・リンバースの師匠でもある事から、その妹であるリナの窮状をダバード・ロード王国の女王であるアーヤ・シュチュ―ド女王から保護を頼まれ、引き取る事を受諾するのでした。



 リナはその地で母国の高校卒業資格証の取得の為の勉学に励む傍らで、魔導戦技学と魔導技術学。


 それに魔導基礎学と言った魔法学を ドラグリア白龍大帝立魔導学院。


 略して帝立学院。


 その帝立学院でドラグリアの天才と謳われる学士たるミナワ・ミゴットに徹底的に勉学を叩きこまれつつ、基礎的な魔法学を習いつつ、エリンからは魔導戦技学・・・・所謂、戦う為の戦闘魔法を徹底的に身体に叩き込まれたのでした。


こうした経緯が有ったが故に誕生したのが、皆様もご存知のアースティア大戦の英雄である魔術師である雷帝の魔術師のリナ・ミーサガ・リンバースなのです。 



リナ・ミーサガ・リンバース関連指定史跡・施設案内。



 リナ・ミーサガ・リンバース旧下宿邸宅

 

 首都ハイリッピン東部地区・5番地街・3丁目・25番・7号。 


 首都ハイリッピン東部地区・5番地街・3丁目バス停から徒歩5分。


 個人所有地なので、一般公開日以外は見学不可。


 見学会を希望する場合はホームページでのご確認。又はお電話にてお問い合わせをお願い致します。

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