アースティア大戦史・歴史紀行・第4回
アースティア大戦史・歴史紀行・第4回
4月7日。
この日、紅葉は安元総理との秘密会談の為に、日本国内を東へと移動をする事に成りました。
その指定された目的地は箱根の蘆ノ湖近く湖畔の畔に在る箱根芦ノ湖ホテルです。
紅葉が移動手段に使ったのが、当時の最新鋭新幹線の一つして走って居た新幹線N700S系電車に乗車して居たとの事です。
其処から眺める数々の日本国内の風景に感激した紅葉は、是非とも祖国と国交樹立をさせたい心に決めて居たの同時に、この時代の覇権主義国家たるローラーナ帝国の事を如何にして無力化させるのかも思案して居たとも、アースティア大戦が終わった戦後のインタビューで語って居ます。
箱根町 芦ノ湖。
今現在でも神奈川県の西部に位置する温泉と景勝地観光としても国内外からの観光客で賑わう地域として有名な所と共に、彼の巨大人造人間型ロボットアニメでも有名な聖地としても知られて地域でも在ります。
箱根芦ノ湖ホテル。
此処では、当時日本国総理大臣であった安元宏孝。
内閣官房長官の高橋裕貴。
外務大臣である諏訪部純二と言ったアースティア大戦当時にアースティア世界へと転移して来た日本国の舵取りを担って居た安元政権内閣の重鎮達らとの会談の為に逗留したとの話が残って居ます。
この会談自体が、秘密会談だったので、それが発覚したのはアースティア大戦後に、安元政権が政権交代をした後の事でした。
この当時の日本国内の情勢下では、アースティアを通じて猛威を振るったと言う過激派反戦団体だった平和反戦団体ピース・シールドが、極端な平和論を唱えて国内を二分にしようと活動して居り、それ等反戦団体から紅葉の身を守る意味もあった様です。
その平和反戦団体ピース・シールドの活動は、転移以前から公安当局にもに目を付けられて居た様です。
そんな反戦運動して居る人々の中には、ホームレスや人権差別主義者に失業者が混じって居たとの記録も残って居り、大半がお金で雇われて居た不法な手段を用いてのデモ活動だった事も在る様です。
そんな情勢下での安元総理との会談は、紅葉を含めたコヨミ皇国から来客達の身の危険に晒すよう事にもなり兼ねないと考えた日本政府側は、秘密裏に紅葉と会談を成し遂げ、更には異世界国家群との橋渡し役をお願いしたと言うのです。
その会談の席では、後にアースティア世界を救った英雄と成る竜史の事を政府の顧問相談役として雇って欲しいと紅葉は薦めました。
この時に紅葉は、星読み力の事も説明し、その先読み予知能力では、竜史がアースティア大戦を終わらせる切っ掛けを作る人物であると断言したのでした。
この提案を受けて安元総理等は、最初こそは困惑して居ましたが、第一次龍雲海沖海戦で救出した竜史の経歴書が在った事も在り、その彼の趣味が活かせるとの判断した事で、その素人に多くの補佐を付ければ良いと決断。
更には「何なら各省庁から官僚と職員を選抜させたり、専門の人間を集めれば良いさ。これには学者や技術者だけでは無く、その道専門のオタクでも構わない」とも言い切りました。
この異世界に対処するに当たって政府も省庁も専門家にすらも分からない事だらけの世界であり、余程の無茶でも言わん限りの出きるだけの大きな権限を与えた異世界国家交流総合支援省。
通称・交援省の立ち上げが決定される事にも成りました。
因みに箱根町に逗留中の紅葉らは、数多くの噴出口が見られる大涌谷や箱根芦ノ湖ホテル内の温泉、そして、日本一高い山として知られる富士山の眺めを楽しんだと言います。
日本国と異世界国家らを繋いだ暦紅葉と箱根町。
此処から日本国を中心とした巨大平和国際組織機関たるアースティア国際平和維持連合への道のりの始まりとも言われて居ます。
箱根町 芦ノ湖への歩き方。
箱根登山バスで小田原駅前バス停から元箱根港バス停で下車、徒歩3分。
大涌谷への歩き方。
箱根登山バスで小田原駅前バス停から大涌谷バス停で下車。徒歩にて3分。
箱根芦ノ湖ホテルへの歩き方。
箱根登山バスで小田原駅前バス停から箱根芦ノ湖ホテル前バス停で下車、徒歩で5分。
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