222話 動き出すアースティア世界っ!!開幕する東京サミットっ!! 6
アースティア暦 1000年・西暦2030年・7月13日・午後8時05分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸東側地方・コヨミ半島・コヨミ皇国・万代藩・万代港・東京サミット訪問使節艦隊及びフローレイティア輸送商船商会・第一商船艦隊・寄港地にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この日、万代港に集まった東京サミット訪問使節艦隊よりも逸早く、日本国へと向かう艦隊が在った。
フローレイティア輸送商船商会の第一商船艦隊、旗艦の魔導戦艦ベィビィ・ウルフ。
その後に続く魔導空挺戦艦隊から成る24隻もの艦艇が、新潟港に向かって居た。
その新潟港には、フローレイティア輸送商船商会が、フローレイティア輸送商船商会新潟県出張所を設置し、日本国との貿易拠点と定めて活動を開始して居る場所である。
シェスカは、今回日本に来るのは初めてなので、日本国との貿易をするに当たって、先にリゼットに命じて開いた新潟出張所の視察をして置こうと考えて居た。
だが、そんな彼女の船を便乗して使おうとするのが、親友たる紅葉だったりする。
紅葉は群馬県で、知己ある親友達を交えた形で、とある会合を開くから、自分と知己の在る面々を集め、指定された場所まで連れて来て欲しいと頼み込んで居た。
いよいよ日本に向けて出港と言う時に、旧友たちが続々とフローレイティア輸送商船商会の第一商船艦隊へと集まる。
紅葉の旧友たちは、既に防疫検査とワクチン接種を此処に来るまで手早く終えて居るので、日本国への入国が可能と成って居た。
これも紅葉の根回しに由る物である。
「おねーちゃーんっ!!」とアリス叫ぶ。
アリスは、青色を基調とした洋服姿で駆け寄って来た。
何時もなら、何所に居るのと?あちらこちらを見渡すのが、アリスに対する定番ネタなのたが、流石に至近距離で業とらしく見えない振りをするのは野暮と言う物。
「アリスっ!!」と、ひしっ!!っとアリスの事をしっかりと抱きしめるクリス。
実は・・・・これは毎度、毎度と言う、何時も事なのだ。
何せ二人は、お互いの事を大事にして止まない双子姉妹で、アリスの方は普通・・・・なんだけど(?)
うん、気持ちの方がね。(性格が別)
クリスはシスコンだから、何かに付けて妹は可愛い、可愛いは正義と妹好きにも程があると言うべき妹中毒(シスコン中毒とも言う)。
それを敢えて言うのならばっ!私の妹はこんなにも可愛くて堪らないっ!!!
某有名ライトノベルのタイトルと、似たようなフレーズを言う様な感じなくらいクリスは、妹を猫可愛がりして居た。
アリスの方はちょっとヤンデレ・・・・ヤンキースの方じゃなくて、心が病んでる方の病んデレの方のキャラだから、ちょっと気に食わない事が在ると、目つきが据わった顔付きで、永遠とブツブツと言葉責めをして来るから、非常にめんどくさい性格の女の子なのだ。
紅葉は、この二人の事を面白い姉妹と称して、珍しい玩具みたいに、愛でて居るのであった。
「久し振り・・・アリス、確か最後に会ったのは3年前に帰省した時だったな。」
「うんっ!今日、お姉ちゃん達に、会えるって言うから、とても楽しみにしてたんだよっ!!」
「みんなも久し振りっ!!」
「シェスカちゃんっ!益々美女さん成っちゃって、私っばっ!ホンと憧れちゃうなっ!」
「アリスの方も相変わらず可愛いな。」と頭を撫でてやるシェスカ。
シェスカに取ってもアリスは妹分であり、年上・年下の親友同士。
紅葉が紅花園の誓い (こうかえんのちかい)と言う、幼馴染みメンバーのリーダー格成らば、シェスカは、このメンバーの姉貴分的な立ち位置なのである。
シェスカは子共の頃から、すらりと背の高い美女さんだった。
アリスとは、時よりロウデニィオン市港に立ち寄った時に会いに行って、お茶をする仲でもあった。
まぁ、逆にクリスの方にも会いに行くのだが・・・・・・・・・
この二人はシェスカの第一商船艦隊旗艦の魔導戦艦ベィビィ・ウルフが来る度に、姉妹の届け物をタダで届けさせる迷惑な客でも在るのだ。
シェスカは少しだけ厄介な奴らと思って居るが、大事な友人でも在るので黙って居ると言うか、この姉妹同士のやり取りに当てられて、もう正直言って、如何でも良いやと思う様にも成って居た。
このメンバーが揃うのも、実に5年振りの事であり、そして、10年越しの誓いの成就を為すべく、日本国への向かうのである。
「ハンナちゃんも、久し振り。」
「うむ。久し振りであるのだっ!」と挨拶を交わす。
「うわああぁぁーーっ!!リリィちゃんも。」
「うん。アリス・・・・・・久し振り。」
アルビオン王国の聖騎士王と成ったリリアルカーデ・アルタイル・アーサー・ペンドランゴンこと、リリィも半ば強引に日本への先乗りを決め込んで此処に居た。
アルビオン王国の政府首脳幹部らは、本気に成ったリリィを止められる訳が無いので、シェスカ等の知人達の監視が在るのなら問題無しとして、放置される事に無った・・・・・と言うより、諦めたと言った方が良いだろう。
何せ剣撃無双とでも言えば良い程に、出鱈目な強さをを誇って居るのが、リリエと言う無口な聖剣無双娘なのだから・・・・・・・・・・
「所で、リナちゃんは?」とと言う言葉に、その場に居た面々には、ガラス窓にひび割れが入る効果音が響き渡る感じの一言と言うべき文言が、その場の一同等を凍り付かせた。
(おいおい、如何するんだっ!?)とシェスカの方を睨むクリス
(私に振るなっ!私にっ!)と言って、クリスから視線を逸らすシェスカ。
(ひゃー、ひゅー♪)とハンナ奴は、知らん顔を決め込んで居るが、気まずさが顔に出て居るので、アリスがコイツに、直接・・・問い詰められてしまったら、簡単に口を割る事が確定して居る。
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
うん、リリィは今日も平常運転なので、天然系無口さんは、周りが何で黙り込んで居るのかが分からず、首を傾げて居た。
「あのな。」と、リナはアリスに声を掛けた。
(おおっ!!勇者かっ!!お前はっ!!)とクリス言う。
(ふっ、流石はリナだ。自ら犠牲者に成る事で、我々の窮地を救わんと・・・・・・・」と適当な事を言って居るシェスカ。
此処に居るみんなは、本当に病んデレキャラモードのアリスとは、本当に関わり合いに成りたくないんだな。
「あっ!!初めまして、みんなの新しいお友達ですか、アリスティア・レックスと言います。」
(あーあー、これは不味いぞっ!)とクリスは、お約束パターンに嵌まったと呆れ顔に成る。
(ひゃー、ひゅー♪)とハンナ奴は、更に知らん顔を決め込んで居る。
(私は知らんっ!しーらーなーいっ!)シェスカは諦めて、関わるのを避けようと遠い目をする事にした。
「あのな、アリス。あたしが、リナなんだけど・・・・・・・・・・・・・・」とリナが言った時である。
ピキリと何かが軋む音が成り、ガラスが砕け散る音が響き渡った様な効果音とベートーヴェンの「運命」と言う曲が、残酷にも鳴り響く。
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「嘘よおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
アリスは、リナを見つめたまま、目が据わった冷たい視線状態で、半狂乱的に現実逃避をしてしまう。
だがしかし、目の前には長身で、爆乳を持ったボンキュッボンで、ナイスバディなボデイスタイルをして居るリナが立って居る。
「なぁ、アリス。あたしも色々と在ってだな。不本意ながら、こんなボデイスタイルを・・・・・・・・・・」
「噓だああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーっ!!!!」と、ゆかりん王国の住人と称して居る声優さんが演じて居る。
どこぞの死に戻りを繰り返す小学生少女の様に、鬼の様な形相で、嘘だっと言う台詞を叫ぶアリス。
「嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よ嘘よっ!!リナちゃんだけは、同じ悩み所を持つ同志だと思って居たのに・・・・・・・何故なのおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーっ!!!!」
「この世には神の平等な加護は無いの?」(この世界での神も仏も居ないのかと同意義の意味)
「それに何なのこの駄肉の塊はっ!!」とアリスは、どこぞの癖のあるスタイル抜群の女王を数多く演じて居る事で著名な声優である。
小○水○美女さんが演じて居た様な魔王様の如く、リナの丸々と膨らんだメロンサイズの右側の駄肉乳房を鷲掴みにする。
「痛てててっ!!アリスっ!!痛いっ!!痛いってっばっ!!」
「うわっ!!何なのこの柔らかさっ!!うっわーっ・・・・・・・・・」
アリスは、リナの豊満な果実の余りにも良い触り心地に、今度は両手で揉み捲る。
「んっ・・んんんっ・・あぁんっ!!アリスっ!!触り方がっ!!んっ・・んっ・・だめ、あっ・・あっ、ああぁっ!」とリナは、アリスのバストの触り方の具合が、彼女の性感帯をモロに刺激してしまい、あられもない喘ぎ声を発してしまう。
「ふああぁっ・・あっ! んあぁっ! ソコは・・・・刺激が強すぎて・・ああぁんっ!」
「ふふっ!!これイイっ!!このおっぱい物凄く良いわっ!!ホンと羨ましいっ!!ああ、これ欲しいようって・・・・あっ痛いっ!」
「こら、アリス!!」とシェスカが止めに入る。
「あ・・あ・・も、イク・・! イッちゃう・・ああっ!イッちゃう・・んああぁぁんんっ・・・・・・・ひああ、あ、あ、はああああぁぁんっ!!」
「はっ!私は・・・一体、何をして居たの?」と、如何やらリナの変貌ぶりに、堪らず我を忘れて、リナのボデイスタイルを弄り捲ってしまったらしい。
「んんぅっ・・ふぁ・・あ・・ああぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・。」とリナは性感帯の刺激が強すぎる余り、へたり込んでしまった様だ。
「アリス。流石に、やり過ぎだ。」
「ごめんなさい。つい、羨ましくて・・・・・・・・・・・・」と反省するアリス。
「大丈夫か、リナ?」
「ハァハァハァハァ・・・・・・ダメッ!、腰が抜けちゃった。」
リナはアリスの狂気的に弄り行為のせいで、性感帯が物凄く発情してしまい、30分ほど足腰が立たなくなってしまう。
其処で仕方なくリナは、クリスの肩を借りてシェスカのベィビィ・ウルフへと乗り込んだのであった。
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