108話 激闘!レジェンダリア諸島 カントルナ砦近郊上陸撤退戦 (闇夜に燃えるカントルナ砦 10)
アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月7日・午前3時01分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域・シベリナ中央地方・パイプ・ライン大河・パイプ・ライン大河中央流域地方・ブラキュリオス湖・アルガス公国・レジェンダリア州・ レジェンダリア諸島東部・カントルナ島・カントルナ砦近郊南側の平原にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
井上一佐からの命令で、椎名三佐が率いる陸自の機甲部隊を相当する陸自車両部隊は、96式装輪装甲車5両。16式機動戦闘車4両。89式装甲戦闘車5両。
10戦車12両等が、帝国軍及びグリクス地方軍団内での機甲師団に相当する重機動師団と呼ばれて居る軍団と対峙して居た。
魔導機兵隊のイースト・エンペラル隊を中心にして、重騎竜隊のトリプトドン隊と火炎竜隊のフレイムランドドラゴン隊等の部隊で編制されて居る打撃と防御を兼ね備えて重装甲部隊。
彼等にとっての陸での実動攻撃主力部隊と言える亜人種族の変わり種な種族や兵器が無い通常国家では、破壊と撲滅をばら撒く陸軍主力兵科なのだ。
「椎名三佐。敵目標正面っ!距離800っ!」
「グリクス地方軍団っ!重機動師団っ!真っ直ぐにカントルナ砦南門へと侵攻中っ!」
「指揮車より各車各員へっ!」
「真正面しか見ていないバカな敵の真横の土手っ腹に向って風穴をあけるわよっ!」
「撃ち方よーい。」
椎名三佐は、各車の砲塔や車両を盾にした普通科隊員等が小銃や機関砲、機関銃、対戦車誘導弾を構えさせながら待機させて居た。
一方のグリクス地方軍団の重機動師団は、真っ直ぐにカントルナ砦の南門へと突き進む。
その姿は、興奮して突撃するしか能がない牛や猪での様であった。
「師団長殿、カントルナ砦の敵に援軍がやって来たのとの事です。」
「構わんっ!!このまま突き進みっ!敵を蹂躙せよっ!!!」
「我が方の味方の総数は、我がグリクス地方軍団が圧倒的に上であるっ!!」
「矮小なる敵の援軍何ぞっ!気にする事は無いっ!!」
「ははっ!!」
グリクス地方軍団の重機動師団を指揮する師団長は、指揮下に在る軍の進軍を続行させる。
其処へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!」
バウッ!!
ダンダンダン!!
バシュウウウゥゥゥゥー!!ゴオオォォォォーーーーッ!!
陸自派遣隊の戦闘車両群の戦車砲、機関砲、誘導弾等が、一斉に撃ち放たれる。
自衛隊側に一番近くに面していた一部隊が吹き飛ばされ、更には吹き飛ばされた部隊の周囲の面々を巻き込みながら、運悪く落下地点に居た不幸な部隊さえも押し潰す形で撃破されてしまう。
「全車初弾命中。」
「続けて、81ミリ迫撃砲、効力射撃始めっ!!」
「てえええええぇぇぇぇぇーーーーーっ!!」
ヒュウウウゥゥゥゥーーーっ・・・・・・ドッカーン!!
ヒュウウウゥゥゥゥーーーっ・・・・・・ドッカーン!!
ヒュウウウゥゥゥゥーーーっ・・・・・・ドッカーン!!
ヒュウウウゥゥゥゥーーーっ・・・・・・ドッカーン!!
ヒュウウウゥゥゥゥーーーっ・・・・・・ドッカーン!!
ヒュウウウゥゥゥゥーーーっ・・・・・・ドッカーン!!
「くそっ!!何処からだっ!?」
「師団長殿。恐らく西側からであります。」
「何だとっ?!」
報告を受けた師団長は、西側に目をやると、闇夜の中に砲炎が微かに見えていた。
「おのれっ!!どの様な方法を使って居るかは知らんが、この暗がりで良く命中をさせたものだっ!」
「お味方の被害が多数にして、甚大で有ります。」
「直ぐに新たに現れた敵へと部隊を回し、迎撃に向わせろっ!!!」
「はっ!!」
師団長は、不意を突いて来た敵に対して、冷静に反撃に転じる様にと命じる。
だが、自衛隊が繰り出す砲撃の嵐に大混乱となるグリクス地方軍団の重機動師団。
その北門に位置して居る真正面では、グリクス地方軍団の歩兵部隊が自衛隊の銃撃とアルガス軍の弓隊と魔導師隊の迎撃攻撃に晒されて居る。
これと言った思う様な攻勢が出きないで居た。
グリクス地方軍団側が包囲して居る積りが、逆に包囲されてしまって居た事に、彼らは攻撃を受けて初めて気が付くのだった。
更に彼らへの悪夢は、止む事は無く続いてしまう。
遠くから大音量で流れて来る聞いた事も無い勇ましい行進曲と共に、攻撃の嵐は続き、パタパタ不気味な音がグリクス地方軍団の軍勢の上空を包んだ。
「何なんだ、あれは・・・・・・・・・・」
AH-64D戦闘ヘリコプター(アパッチ・ロングボウ)7機とAH-1S戦闘ヘリコプター(コブラ)7機を中心とした陸海ヘリ部隊の来着である。
しかも、その機体に武装をフル装備をさせてのご登場だった。
「グリクス地方軍団の重機動師団の相手は、俺と東地でする。」
「残りは、東門と南門付近の歩兵を相手に展開し、味方撤退まで時間を稼ぐぞっ!!」
「了解っ!!」
ヘリの各機が散開して行く。
「黒田、演習まで魔導機兵をぶっ壊すのは無かった筈だったんがな。」
「ああ、今なら壊し放題だな。」
この旅が終われば、ダバード・ロード王国からもたらされた魔導機兵を二人は耐久テスト兼ねて、それぞれの戦闘ヘリで1機つづぶっ壊す予定があった。
普段は色々な理由で、好き放題に撃ち捲くれる機会何て事は、決して有り得ない。
それが今なら蜂の巣にし放題だと二人は敵に対して、ジョーク混じりに皮肉っていた。
「各機、敵の飛竜飛行隊は、海自と空自の連中が引き受けてくれて居る。」
「頭上に敵は警戒しつつ、気にするなっ!!思う存分に好き放題に暴れてやれっ!!!」
戦闘ヘリ各機は、対戦車ミサイルとロケット弾をぶち込み、機関砲の弾をばら撒く。
撃ち尽くし弾切れに成れば、いずもやひゅうがへと補給に戻る。
その間は、別の海自の哨戒ヘリの攻撃や多用途ヘリからのドアガンや手榴弾で、敵の部隊を攻撃をするのである。
ダダダダダダダダダッ!! バシュウウウゥゥゥゥー!!ドッカーン!!
ダダダダダダダダダッ!! バシュウウウゥゥゥゥー!!ドッカーン!!
ダダダダダダダダダッ!! バシュウウウゥゥゥゥー!!ドッカーン!!
ダダダダダダダダダッ!! バシュウウウゥゥゥゥー!!ドッカーン!!
ダダダダダダダダダッ!! バシュウウウゥゥゥゥー!!ドッカーン!!
「何なんだっ!あのデタラメな攻撃は?」
「今は夜だぞっ!何故あんなにも、敵からの攻撃が中るんだっ!」
「分かりません。ですが、このままでは・・・・・・・・」
数で勝っていたグリクス地方軍団の重機動師団は、思わぬ抵抗と攻勢を仕掛けられ、大混乱へと陥る。
帝国ご自慢の魔導機兵であるイースト・エンペラルが、ズタズタのボロボロなり蜂の巣にされるか、操縦者事血まみれのミンチと成り、登場していた機体は、スクラップと化しされてしまって居た。
重騎竜隊のトリプトドンと火炎竜のフレイムランドドラゴンも肉体の何処かを失い無残な死体と化している。
その付近には、攻撃に巻き込まれた兵士や騎士、上級士官や将校が、これまた無残な最期を遂げて居る。
最も悲惨なのは死に切れて居ない生き残りだった。
激しい苦痛と痛みが絶命するか気絶するまで続くのだ。それは正に地獄の苦しみてある。
例え生きて帰えれたとしても、心を病んでしまって居るので、精神に異常を来たし、まともな一生を送れないだろう思われた。
「こちら特科大隊、援護砲撃を開始する。」
「こちら前線車両部隊指揮車、了解。」
「各車へ、弾切れに近い車両は装填分を砲撃後に、一旦、後退し、弾薬の補給に入れっ!!」
椎名三佐は最後に装填され砲弾を撃たせると、前線の全車を補給の為に、弾切れと成った各車を後退させて行く。
特科大隊の陣地では、155ミリ砲FH70が30門と99式自走155ミリ榴弾砲20両の配置が完了して居た。
富士演習場でもお馴染みで、普通科部隊の120mm迫撃砲10門を併せた上で、陸自お得意の榴弾砲と迫撃砲による全力射撃が始まろうして居た。
「砲撃と上空攻撃が止んだっ!?」
「弾でも尽きたのか・・・・・・」
「油断するなっ!!」
「艦隊の上空と水上艦隊では、まだ、戦いが続いて居るんだっ!」
「師団長殿、敵は一旦、仕切り直しに入ったでしょうか?」
「それは分からん。」
「だが、あれたけの攻撃をして居るのだっ!何処かで補給をせねば成るまい。」
「では、此方も体勢の持ち直しを・・・・・・」
その時だった。
この時、既に特科大隊陣地で、全ての砲台から初弾砲撃を撃ち出そうとして居た。
アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月7日・午前3時10分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域・シベリナ中央地方・パイプ・ライン大河・パイプ・ライン大河中央流域地方・ブラキュリオス湖・アルガス公国・レジェンダリア州・ レジェンダリア諸島東部・カントルナ島・カントルナ砦近郊南側の平原近く・特科大隊陣地にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「各車各砲門陣地へ、こちら射撃指揮所。」
「敵目標正面、距離1500、グリクス地方軍団、重機動師団。」
「一斉射、撃ち方よーいっ!!」
「撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!」
ドドンッ!!
特科陣地の砲台全ての砲門から初弾砲撃が撃ち放たれた。
「弾着10秒前、9、8、7、6、5、4、3、2、1っ!!だんちゃーくっ!!今っ!!」
ヒューーウウウウウウ・・・ドッカーン!!
着弾と共に爆発のによる赤い炎と炸裂音が木霊した。
「初弾全弾、弾着命中、弾着修正東へプラス2。」
「良しっ!続けて撃つぞっ!!各員っ効力射撃始めっ!!」
ドドンッ!!ドドンッ!!ドドンッ!!ヒューーウウウウウウ・・・ドッカーン!!
ドドンッ!!ドドンッ!!ドドンッ!!ヒューーウウウウウウ・・・ドッカーン!!
ドドンッ!!ドドンッ!!ドドンッ!!ヒューーウウウウウウ・・・ドッカーン!!
ドドンッ!!ドドンッ!!ドドンッ!!ヒューーウウウウウウ・・・ドッカーン!!
ドドンッ!!ドドンッ!!ドドンッ!!ヒューーウウウウウウ・・・ドッカーン!!
ドドンッ!!ドドンッ!!ドドンッ!!ヒューーウウウウウウ・・・ドッカーン!!
「師団長殿っ!今度は先の砲撃と比べように成らない程の凄まじい砲撃の雨ですっ!」
「くそっ!先ほどの訳が違うぞっ!何なのだっ!この連続砲撃の嵐はっ!?」
「どの様な訓練を積めば、夜間であるにも関わらず、こんなにも素早く弾が撃てるのだっ!?」
富士演習場にて、富士山の景色の高さに迫るほどの土砂と土煙を出すとまで言われた陸自特科お得意の効力射撃である。
その連度は前世界たる地球上の軍隊の中でも、トップレベルの連度を誇って居た。
更にその砲撃の連度は夜間で有っても寸分違わずの命中率である。
まぁ、敵もタイマツ明かりが目印に成って居る事にも気付いて居ないせいも有って、その命中率と効率も更に上がって居たのだが・・・・・・・・
「井上一佐、特科大隊の砲撃が始まりました。」
「良しっ!仕上げに入るぞっ!!」
「各部隊は順次、砦内のアルガス軍を引き上げさせろっ!!!」
「最後尾に成る予定の殿部隊に、後を引継がせてなっ!」
「了解っ!各所へ連絡を急ぎますっ!」
戦いの様相は中盤へと差し掛かり、日シベ合同軍は徐々に引き上げ態勢へと移って行く。
アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月7日・午前2時25分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域・シベリナ中央地方・パイプ・ライン大河・パイプ・ライン大河中央流域地方・ブラキュリオス湖・アルガス公国・レジェンダリア州・ レジェンダリア諸島東部・カントルナ島・カントルナ砦・カントルナ砦上空にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神谷一佐が率いる空自航空隊のF‐15J戦闘機30機。空自または三沢の青い彗星こと池田秀三空将補の複座型のF-2Bに乗り込んでいる機体を合わせて全20機。
合計で50機もの編隊で飛んで居る戦闘機部隊は、ドラグリア白龍大帝国のエリノア・ドラグリアが率いる30人の白龍騎士達と150匹の白龍と共に、グリクス地方軍団の空挺艦隊と竜騎士航空隊への攻撃を始め様としていた。
「サシバリーダーより各機へっ!!レジェンダリア諸島に、観光旅行に来て居る。お客さん達等を盛大に歓待して、大いに楽しんで貰い。」
「実に楽しかったと、お礼の言葉が貰いつつ、お客様方には気持ち良く、お国へとお帰り頂こうっ!!」
「先輩、遠征に出て以来、お得意のジョークが絶好調ですね。」
「全く本当ですよ。隊長は余裕ですよね。」
神谷の後輩である長谷川一尉と部下の速水二尉の二人は、神谷の戦場でも図太い性格に関して、半ば呆れつつも頼もしく信頼を寄せていた。
「お前達、神谷の奴を見習えと言わんが、戦闘機乗りは、それ位の度胸と平常心が無いとダメだぞ!」
「池田さん。」
「こら長谷川、任務中だぞ!」
大川徹一佐のからかい半分の叱責が飛んだ。
「まぁ、大川。構わん。後輩を弄るのは程ほどにな。」
大川一佐は、戦闘前に緊張を解し、場を和ませる為に長谷川を揶揄ったらしい。
「これから何時でも我らの様な年寄りが、何時でも助けてやれると限らん。」
「この戦乱の嵐吹き荒れる異世界に、来てしまった以上は、我々空自の戦闘機乗りは、今までの様な飛行訓練と他国のスクランブルでのチキンレースもどきをして居る時代は終わったのだっ!!」
「殺らねば、我が国内の知人友人、そして、その周り者達が死に逝くかも知れんのだっ!!」
「だから好き好んで戦えと言わんっ!!」
「今を懸命に生きろっ!!!」
「生きて生きて生きて、生きてっ!平和を勝ち取り、また、平穏な日々を次の世代へと引継がせろっ!!!」
「その時、我々の様な世代が苦労した事を忘れない様にと伝えてな。」
「・・・だそうだ。」
「各機へっ!池田秀三空将補殿の有り難ーい訓示を頂いた所で、そろそろ歓迎パーティーの時間だっ!」
神谷一佐は、仕事の時間だと言わんばかりに、全戦闘機パイロットを鼓舞する様に言う。
「各機散開っ!!アタアァァッックっ!!」
空自航空隊が、小隊ごとに散開し、グリクス地方軍団の空挺艦隊への総攻撃を始める。
「わし等は、小僧共のフォローに回るぞっ!!」
「了解っ!!総員散開っ!!攻撃開始っ!!」
ユキカゼは白龍人達と白龍達に攻撃命令を下し、小隊事に突撃隊形を取って攻め掛かる。
カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!
カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!
カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!
カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!
カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!カンカンっ!!
グリクス地方艦隊は、水空艦隊共に、警報を鳴らす鐘を叩く音が、各艦の間で鳴り響く。
「来るぞおおおおおぉぉぉぉぉーーーーーっ!!全艦隊へっ!!迎撃体勢を取れえええええぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーっ!!」
「竜騎士航空隊は、直ちに迎撃に向かえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーーっ!!」
グリクス地方艦隊の空挺艦隊は、敵空軍戦力に対して、一歩も退かない構えで戦いに望む。
最前線の空挺艦隊では、艦艇前部甲板に有る大砲を撃ち掛ける。
「撃てっ!!撃ちまくれ!!絶対に敵を近付けさせるな!!」
「総員っ!!命が惜しければ、手を動かせっ!!」
「てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーっ!!」
各所を指揮する指揮官達は、部下達を鼓舞する。
そうでないと攻め向って来ると言う、この世でも指折りの災害とも言われる程の強さを誇るドラグリア白龍大帝国の大帝たるエリンの牙と爪と砲口によって自分達の命すら危ういから必死に成るのも無理は無いのである。
「良いか、俺達は地上の砦が落ちるまでの間、絶対に敵の航空部隊を防ぐのだっ!!!」
「決して勝とうと思うなよっ!!」
「ドラグリアのロリババア相手には、やり過ごす事だけ考えて居ろっ!!!」
「各騎へ迎え撃てえええええぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「「「「「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」」」」」
空挺艦隊の必死で激しい砲撃が始まり、水空に所属する竜騎士航空隊も敵を迎え撃たんが為に、続々と空へと舞い上がって行く。
彼らはやっけぱちだと言わんばかりに、無敵に近い強さを持った相手に対して、編隊飛行を組んで連携しながら果敢に敵に戦いを挑むのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます