登場人物表・ローラーナ帝国編

ゾイザル・セイダル・ローラーナ 27歳 ローラーナ帝国の第五皇子。

 

 ゾイザル・セイダル・ローラーナは、ローラーナ帝国軍の帝国東方制圧軍総司令官にして、ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督を兼務して居るローラーナ帝国の皇族幹部の一人。


 ゾイザルは周りの帝国で定番と言うべき悪い大人達をを手本に育てられて来た。


 それ故に帝国は最強、帝国人は絶対であり、世界に覇を唱え、支配者であると教えられ信じて疑わなかった。


 そんな彼でも愚者で操り人形ようなバカではなかった。


16歳になる頃には政務や軍務を理解し始めており、17歳には当時シベリナ連合の一画であったドラグナー皇国を100万人以上の兵を送り込んでたった5ヶ月で首都まで迫り降伏させてた。


多くの市民を奴隷にし、彼の国の特産動物で、貴重な戦力であったワイバーンを始めとする飛竜やドラゴンブリダー、聖龍と言う特殊なドラゴンと竜使いを戦力に組み込んだ。


 そしてドラグナー皇国の王族や一部の貴族が保有する魔導空挺戦艦の命令指揮権をも手にして、破竹の勢いであった。


 そんな我が儘で残忍な性格の彼は、ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍司令官であるのと同時に、ローラーナ帝国領・シャッポロ属州領総督と言うローラーナ帝国の皇族幹部と言う強力な権限を持って居るので、その権力の許す限り、やりたい放題なやり様を繰り返して来て居た。




 兎に角女癖が悪く、飽きると捨てると言う行為を繰り返し、ローラーナ帝国無敵論者にして残忍な性格で、そんな彼に逆らえば、100万人の軍勢や法律の曲解をしてまで己が我欲を通す始末。



 コヨミ皇国講和派には、ローラーナ帝国の下で平和な暮らしがしたいと言うのならば、その美貌と名声は、遥か西方諸国にも噂に聞え、東方にその人ありと謳われて居ると言う、黒髪の美しい皇女(紅葉)を寄越せと、半島の小国内の西側諸藩を通じて外交ルートにて迫って居たが、当の本人から断ると言って来た。


 仲介を勤めた同国の有力諸侯も半殺しにあい水泡に帰した。日本と言う異界からの国家との対決姿勢を示した最初の人物。


 彼が日本との戦争を激化させた事により、帝国が崩壊していく切っ掛けとなったと後世の歴史書に書かれている。




ガイウス・バリリウス 40歳 帝国軍 東方方面軍の将軍で大将。一代候爵位


 堅実な戦法と大胆な行動とる人物。私欲で動かない帝国でも珍しい軍人。騎馬兵や歩兵戦術を得意としてる。斬馬刀と言う長い剣を振り回す猛者である。副官や兵士らから絶大な信頼があり人気を集めているる一度に数個軍団を手足のように動かすが、終戦まで日本の最新兵器に手を焼く事になる。


ベン・ジョンソン男爵 辺境男爵位 35歳。ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍所属で、階級は大佐。



 上司や周りの者達から通称ベンジョンと呼ばれているが、何時も必死になって否定している。家は代々の金持ちの成金である。彼もしぶとく戦争で戦うが、何時もろくな行動を取らないし、やる事なす事が全てが汚い子悪党。


 たが、終戦後まで生き延びると言うタフな場面をみせる。その後の行方は分らないが、典型的な子悪党のオチ宜しく生き延びるかもしれない人。


ツカイ・パシリ 30歳 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍所属・階級・少佐


 下っ端の軍人で少佐。何時も上司に振り回されている。「はぁ~どうしてわたしは上司に恵まれないんだ。」とかぼそぼそと小声で上司の悪口と悪態を吐いている。特定の上官からパシリ呼ばわりされている苦労人。


アディーレ・グレッサ 24歳 辺境侯爵 ローラーナ帝国・第三方面軍・帝国東方制圧軍所属・階級・少将


少将にして辺境侯爵で、ローラーナ帝国海軍東洋方面艦隊第120艦隊の司令官をしている。龍雲海沖海戦(あさくら号事件)において日本国海上自衛隊と交戦し敗戦した。


 帝国の中で初めて日本本土に行き、その後の運命を大きく変えた数少ない人物。後に帰国するが帝国のあり方に疑問を持つようになる。


ミルディーナ・ネービィーナ大佐 年齢22歳


 

 アディーレの副官をしている女性騎士で、日本国とローラーナ帝国との初の武力衝突である龍雲海沖海戦にて敗戦時の降伏事務処理を担う。抗戦を続けている者達にも降伏を促し、その後に捕虜として日本へと渡り、人生の転換期と成った。


 その後は日本との停戦条約と捕虜引き渡しが叶うと共にアディーレと共に帰国するが帝国のあり方に疑問を持つようになる。帝国軍人でアースティア大戦を生き残った数少ない人物の一人と成る。



ヤーズ・ナヴァン 45歳 辺境侯爵 

デプッリとした体格で帝国が制圧した東方方面に領地を持っている。かなりの軍勢と金銭を持っているが、何やらこそこそと影で暗躍しているらしい。


 彼の元を訪れる者達は、素性が妖しい者ばかり、第五皇太子のゾイザルですらしらない情報も持っている。たが、帝国に背く様な行動は一切取っていない。帝国が関わっている世界の闇に付いて関わりのある人物たが、彼も下っ端に過ぎない。


ガルベ・マグベ 30歳 大佐


 帝国海軍の大佐でオデュッサ要塞の司令官。独特の美的センスを持ち合わせる変人。趣味は旧時代の骨董美術品の発掘や収集。


ザムラン・ジーン 25歳 大尉


ガルベの副官。典型的な中間管理職の軍人。



ガナベル・セガール・バドー 30歳  少佐


 デナンズ・フリーザー中将指揮下に有る軍人で、魔導機兵・ザイ・ザリアスを操る武人。別名ゾルモン要塞の悪魔と諸国からは呼ばれて、戦場での彼の戦いぶりを恐れられている。リナの姉たるレナ・ミーサガ・リンバースを誘拐した張本人。


 第九鉄鋼魔導高速強襲戦艦隊デラーズ隊を率いて居る。旗艦名はノイエ・ジール


カリナス 大尉 29歳


ガナベルの副官。彼に心酔している軍人。


デナンズ・フリーザー 中将 40歳


 ゾルモン要塞司令官のアーノルド・ドズール大将配下将の一人で空挺艦隊の司令官の1人。五師団からなる魔導機兵団を持っている。



ジン・マナガラン大佐 40歳


 アーノルド・ドズール大将が背を任せられる武人である称される攻守ともに優れた軍人として帝国内でも良く知られて居た人物である。 


 後世の歴史書では、オローシャ帝国攻めで、ゾルモン要塞軍団総戦力の大半が居なく成って居たゾルモン要塞の留守中に、地球連合諸国艦隊が奇襲攻撃を受けてしまった為、手酷い目に遭ってしまった人物として知られて行く事に成った軍人と成って居る。


アーノルド・ドズール 大将 45歳


 ローラーナ帝国軍・第四軍団司令にして、ゾルモン要塞司令官でもある。数多く艦隊や軍団を指揮している人物。東方方面の平定を第三軍団司令官であり、皇族のゾイザルと共に 広い広いユーラシナ大陸平定を担う人物の一人。



リンゼン・バン・アドリュウス第二外征艦隊


 ローラーナ帝国海軍艦隊の第二外征艦隊。主に帝国本土とゾルモン地方からグリクス地方周辺を周回航行をしながら敵対する勢力側の主力部隊や主要地への攻撃をして回って居る艦隊。


 ブリュタイ・コズン 42歳 少将


 リンゼン・バン・アドリュウス第二外征艦隊の司令官で、右目に眼帯をして居る巨漢のオジサン司令官。帝国軍人としては珍しく常識人で、任務に忠実で下手な野心を持たない人物。


エキサドル・フォズム 40歳。大佐


 小柄な背丈をして居るリンゼン・バン・アドリュウス第二外征艦隊の副司令官。ブリュタイの側で的確なアドバイスをしつつ、支える参謀でもある。


ローラーナ帝国海軍・イースト・ウッド・ブリヂストン第一外征艦隊


シドウ・ギワザン 37歳 階級・准将


 ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊総司令官で階級は准将。野心家で出世の為なら何でもする卑劣感。


 乗艦している艦は空挺ザージェント・ギワザン


第一外征艦隊の正式名称はイースト・ウッド・ブリヂストン第一外征艦隊。


ネーレイ・マモー・ハンズ 30歳 階級・大佐


 ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊・第一艦隊司令官で、軍階級は大佐。


 姉御と慕われる女軍人で卑怯な手口も厭わない女で貧困スラム出身で金欲しさに軍へと入った女。


乗艦している艦は海上鋼鉄戦艦ザージェント・マモーハンズ。


ビンラー・デインチャー 27歳 


 ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊・第二艦隊司令官で、軍階級は中佐。 


 刺青とモヒガン頭、見た目がヒャッハーしていそうな出で立ち。


 乗艦している艦は揚陸陸上浮遊艦ザージェント・デインチャー。


デビッド・ラスビデ 27歳 


 ローラーナ帝国海軍・第一外征艦隊・第三艦隊司令官で、軍階級は中佐で、眼帯をして居る厳つい男。


 これもビンラーと同じく、ある意味ヒャッハーしていそうな人乗艦している艦は突撃揚陸海上艦ザージェント・ラスビデ。





グリクス地方軍団編


ガミトフ・バイマン中将

シベリナ中央地方のグリクス地方・ブラキュリオス湖の南東に在る都市、グリクス市を中心に展開しているグリクス地方軍団を束ねている司令長官。野心家で冷徹なる将校としても知られ、歳は40代の後半、同地方で有数の軍団を持つ人物


専用乗用旗艦は、ドッコス・ギアレス級空挺戦艦オクト・ガレオン


ババロスク・オバム 大佐 

 

 ガミトフの腹心にして副司令を勤めている。その姿はまるで傭兵業を生業にしている海坊主かタコ坊主と言った感じの丸い眼鏡を掛けた大男。大軍勢を使った戦術と大火力を用いた戦い方を好んで戦う。

 

オウ・ケビン中佐

緑色に塗装されているオバム大佐の専用旗艦であるドッコス・ギアレス級空挺戦艦オクト・パレスの艦長を任されて居る人物で、オバム大佐の副官でもある。



ジャーマン・ダニーガン中佐


 チョビ髭を生やした融通の利かなそうな雰囲気のオッサンで、典型的な中間管理職的な人物だが、知恵が良く回るらしい。




カバディ・キゼン少佐


 冷徹なると呼ばれている人物で、非情に徹した戦い方をすると言われている。



バラン・ビルダーク少佐 


 グリクス地方軍団に所属する飛竜航空隊と空挺魔導艦隊を指揮している人物。カマデラノドンと言う名前の翼竜種にアッジマーグと言う名を付けて騎乗している。


バン・グッター少佐 


 バラン・ビルダーク少佐の配下で、グリクス地方軍団所属の第9艦隊の副司令。


ギンジェム・グェンダー大佐 


 移動要塞戦艦デストロイヤーの司令官。残忍な戦い方をする事で知られている。


ファイブル・ムーラ・ザーメ少尉


通称はファイ。ダバード・ロード王国の王国南部の鉄の都と王家の渓谷と言う伝説の地にて、古代遺跡を発見した際に発掘された古代兵器であるブラッデイ・サイクロプスのパイロットであり、搭乗者にも相応に膨大な魔力の保有力と維持と操作性が求められている兵器用に魔導錬金術を用いて強引に身体能力を引き上げられて造られたホムンクルスである。


セブリナ少尉 


 魔導錬金術を用いて造られたキメラドラゴリアンである。人型形態と竜形態を使い分けて活動している人工生物兵器


バルティウス。クロッコ大佐


 ゼルダ門大要塞の司令官。


ギルバート・メリッシュ・ローラーナ


 ローラーナ帝国の前身旧国体制だったローラーナ王国と世界を救う為に、 邪神を倒した英雄でローラーナ帝国中興の始祖と成ったが、邪神戦争から5年後に成って、突如として性格が豹変し、世界中に向けて世界平和の為に如何なる手段を用いても国を一つに統一するべきだ宣言する。


  こうして狂気の英雄王は、ローラーナ王国をローラーナ帝国と国名を改名し、アースティア大戦を引き起こした。


火蜥蜴海賊団の団員編



アルビダ・ラッグナス 年齢不詳 種族魔人族 


 悪魔族と人族のが交わって生まれた魔人族の末裔、酷い差別と戦場の悲惨と娼婦館での男からの仕打ちで人格が可笑しくなっている女。男に対して酷く当り散らす残忍な性格をしているが、仲間や同性には優しくする一面を持ち合わせている。


ラファエルール・アクアス 年齢不詳 種族悪人族 


 アルビダの妹分で同族。残忍な性格している。幾つもの略奪行為の戦場で左目を失い眼帯をしている。


カーリーナ・ラドス 元人間族にして幽霊。

 紅き火蜥蜴海賊団の先代の棟梁で、既に他界しているが、現在は死者の宝珠と言う7つのアクセサリーの宝石を偶々身に着けていたお陰で、魂だけの存在として死者の宝珠の中に封じられている。死者の宝珠は最後に身に付けていた人物の魂を補完するもので、何でもその昔、魔導研究を永遠に続けたいと考えていた魔導師の一団が永遠の命を求めて作り出したらしい。


 効果は身に付けていた者の魂が封じらた状態で生きている人間に身に付けさせると、身に付けた相手の身体を乗っ取れるらしい。勿論、宝珠を破壊されたり、魂が致命傷を負うと本当に死ぬ事になる。


 現在は20代半ばの傭兵の女の身体を乗っ取っている幽霊海賊。この事は古株と幹部だけの秘密で表向きの身分はアルビダの義理の姉でカーリー・ラッグナスと言う事になっている。


エニス・ルクース 27歳 アセリア族


 アセリア族出身だが、帝国の捕虜となった者の子孫、幼い頃にカーリーナに拾われた。帝国で酷い差別を受けて育ったが、海賊一味のと成ってからは一味の者達に対しては義理堅い性格のようだ。



アリーャ・エリンヌ ハーフエルフ 

 帝国が征服して魔導王国の奴隷王族系の子孫。彼女は王族の子孫と知っているが、今更と思っている。14歳から強姦行為を受けて育ってきたが18歳でカーリーナに拾われた。海賊幹部にして魔導海賊団の棟梁。ハーフエルフにしては早熟な方であるが、体型は小柄で無口無表情な性格でアルビダなどの幹部クラスにしか懐かない。



 ウルリカ・ヴァード 年齢不詳但し見た目が20代。種族吸血鬼

 カーリーナと縄張り争いに屈した吸血鬼族の女海賊。普段はほんわかした性格だが、戦や戦いになると性格が一変する。吸血鬼に噛まれると同族化すると言われているが、一度や二度ではしないらしい。一族に伝わる方法でないと精々一時的に操るだけらしい。



ギルバート・メリッシュ  


 ローラーナ帝国の始祖皇帝にして、元はローラーナ王国の若き騎士の青年であった人物で、邪神戦争を終結させた功労者にして英雄王と呼ばれる人物、後に彼はギルバート・メリッシュ・ローラーナ皇帝と成る。


 セイントドラグリア族の最初の始祖たるレビアナ・サリバンが人の姿を得て、ドラグナー聖龍山脈からアースティア世界各地を放浪して居た際に立ち寄ったローラーナ王国で、邪神を倒そうと能力在る人物を探して居た際に出会う。


 二人は邪神戦争を終わらせようと英雄たちを率いて邪神カオス・ノワールと戦い勝利するが、この時のギルバートは長い戦いを供に掛けたレビアナの事を惚れて居た。



 だがしかし、ローラーナ王国の当時の国王で在るガレオス・ローラーナが、娘のピニャーラ王女の婿にと言われ、更にはレビアナは邪神戦争で荒れてしまった故郷がが心配なのと、暫くしたら帰ると伝えて居たドラグナー皇国の始祖ラインハルト・ドラグリアとの婚約を知って居た為に、泣く泣く諦める事に成る。



 だが、これこそが邪神カオス・ノワールに心の中に付け居られる切っ掛けと成ってしまい、ローラーナ王国の国王玉座に憑り付いて居たカオスに由って、世界を手にすれば好きな女を思いのままに出来ると言う甘い諫言に乗せられ、闇に染まったギルバートは好戦的な性格へと変貌してしまうのであった。


ピニャーラ


 600年前のローラーナ王国時代の王女で、父からギルバートを婿養子に迎え、次代の王国を担って欲しいと請われて、ギルバートと結婚するが・・・・暫くしてギルバートは豹変。


 アースティア全世界に向けて宣戦布告をしてしまう彼に困惑しながら、身体を重ねる毎日を送らされ、3名の子供を産んで35歳で病没をして居る。

ピニャーラはギルバートに何が起きて居るのかは知らずに亡くなって居る。

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