片思いの花束はいつか貴女の両手に(詩です)

野口マッハ剛(ごう)

そんな貴女に寄り添います

誰かの恋を応援すること

本当はその誰かのことが好きな貴女

でも、その誰かは貴女をなんとも思っていないかもしれない

嫌われたくないから?

幸せになってほしいから?

貴女は自分を、心を、片思いを、

その誰かのために捧げる

幸せになってね

そう願った貴女の涙は決して忘れないよ



男なんて最低! 大嫌い!

そんな貴女は親友にひどいふりかたをした男を憎む

呪ってやる!

ソイツの不幸を笑ってやる!

貴女は親友思いのよい人

もういいんだよ

それで親友は救われるんだよ

さあ、今夜はソイツの悪口大会だ

それで十分なんだよ

ね? 親友は貴女のことが好きだから

いつまでも親友

かけがえのない親友



悲しいよね

なんで? 貴女だけどうしてこんな目に?

悲しみの底に貴女はいる

何も間違ったことはしていない

なんで? 悲しみに負けそう

誰も助けてくれない、相談できない、泣きたい、

貴女の悲しみに寄り添うことは今回はできないようだ

そっとしてあげるから

言いたくなったら、おいで

忘れないで、貴女の涙は、悲しみは、

また笑うためにある

今はわからないだろうけれども

貴女はもう答えを知っている

この世界に咲いた、貴女という名の一つの命

片思いの花束はいつか貴女の両手に

ありがとう

貴女に会えてよかった


涙よ

まだ遠い先の未来よ

その涙が道を創るだろう

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片思いの花束はいつか貴女の両手に(詩です) 野口マッハ剛(ごう) @nogutigo

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