恐怖の7日間─fear7days─
@hayayajp
第一章 恐怖の始まり
「こんなことことになるなんて...。」
もうみんなはいないんだ...。
こうなってしまったのもすべてあの日あの時が原因だったのか...。
──────────────────お「はようございます、皆さん。」
健斗がいつもよりも数倍明るい笑顔で言った。
「おはよー、健斗。なんか良いことでもあったのか?」
「祐貴君ですか。実は...」
キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが鳴った。
「授業が始まってしまいます!またあとで話しましょう!」
健斗が席に座ると、隣の席の麗花が暗い顔で、
「あっ、おはよう...」
何故元気かないのかは、わからないが、まあいい。
────はあ、疲れたー
家に帰った健斗は、ベットに倒れ込んだ。そしてそのまま寝てしまった...
ピロン♪ピロン♪ピロン♪ピロン♪
携帯の着信音が忙しく鳴る。開いて見るとそこには、大量のメールが届いていた。
────送信主は...自分?
開いて見るとそこにはURLが貼ってあった。そして僕の指は勝手にそのURLをクリックしてしまっていた。するとロード画面が現れたかと思うと、
〈ゲームへの参加ありがとございます〉
の文字があった。何のことか分からなかったのでとりあえずは、何かあるまで待っててみようと思いスマホを置いて前を見た瞬間、健斗は言葉失った。そこにはなんと祐貴と麗花がいたのだ。そして回りを見渡すとそこは、家ではなく、ドアも窓もないただテレビが一つ奇妙に置かれているだけの部屋だった。
「え…こ、これは…?」
おそらく、ここに来てしまった理由は全員同じだと思う。
テレビがいきなりついた。
テレビを見るとそこには、
このゲームに勝った人には、富・権力そして──生きる権利が与えられます。
ルールはありません。あなたたちには、7日間生き延びてもらいます。生きるために仲間を殺すことになるかもしれません。しかし、このゲームをリタイヤすることは、出来ません。しかしリタイヤする方法は、一つだけあります。それは、死ぬことです。
とあった。
「な...!?」
意味は、わからないがとにかくやるしかない。
テレビが切り替わった。
それでは恐怖の7日間─1日目─スタート!
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