メーデー、メーデー、メーデー、
藤璃
第1話
お願い、戻って来て。それができないのなら、迎えに来て。
私は、貴方がいないと生きていけないの。比喩なんかじゃなく、そのままの意味で。死にたい私の、死なない理由は貴方だから。貴方がいないと私は、自分の存在理由でさえ見失ってしまうんだよ。
ああ、どうか、こたえてほしい。私の紡ぐ言葉が、繋いでいる手のぬくもりが、
焼き付いてしまいそうに痛切なこの祈りが、ほんの少しでも届いているのなら。
そして、ねえ、教えてよ。
貴方が今も確かに生きているんだって、こんな私でも生きていていいんだって。
+++
私の大切な人は今日も、虚ろだ。
笑うことも、怒ることも、泣くこともない、自力で体を動かすことも、言葉を紡ぐことも、意志を持って世界をその目に映すこともない。
まるで、一切の感情が抜け落ちた人形みたいだ、なんて思う。彼の肉体はちゃんと目の前に存在していて、だけどきっと、その何処にも彼の心は宿っていない。
表情も、声も、瞳の中の光も。歩んできた過去も、描いた未来も。何もかもが奪われてしまった今、人間としての彼がまだ失われていないことを証明するのは、息遣いと、鼓動と、手の温度だけ。
そんな彼の手を取って、私は毎日、言葉をかけ続ける。今にも消えてしまいそうな
灯に手を翳すようにそっと、何光年も離れたところで煌めく光を掴もうとするみたいにひた向きに。
もちろん、わかっている。彼が手を握り返してくれることも、呼びかけに反応する
こともないのだと。その気配さえも感じ取れない彼の心に触れようとするなんて、
真っ暗な深い海の底に手を伸ばすのと同じくらい、無謀なことだと。
けれどこうして手を繋いでいなければ、名前を呼んでいなければ、彼が、そして同時に私が、この世界から振るい落とされてしまうような気がするから。
今にも溢れてしまいそうな感情を託して、私は何度も何度も、祈りの言葉を紡ぐ。
「ねえ、奏、」
ああ、この声はいつか、届くだろうか。
貴方の心が失われる前に、私の心が壊れてしまう前に。
+++
彼の表情が、好きだった。
喜び、怒り、悲しみ、楽しみ。端正なその顔にふわりと浮かんでは、またすぐに別の色で塗り替えられていく豊かな感情たちの内側にはいつだって、誰かを思いやる心があった。
私は彼の、そんな暖かな表情が好きだった。
+++
彼のすべてが奪われたあの瞬間を、私はきっと、死んでも忘れない。
今から二か月前のことだ。奇しくもその日は彼の誕生日で、私たちは二人で会う約束をしていた。我ながら、随分と燥いでいたように思う。彼が褒めてくれたワンピースを纏い、彼が贈ってくれたピアスをつけて。久しぶりに会える特別な日だから、精一杯の可愛い私で、なんて。柄でもなくそんなことを考えてしまうくらいには。
駅前のバス停で彼を待つ時間さえ、幸せだった。意味もなく前髪を整えてみたり、背伸びをして辺りを見回したり。そして、提げている紙袋に何度も視線を落としては頬を緩めた。それは、半年もの間悩み続けた末にやっとのことで選んだ誕生日プレゼント。喜んでくれるかな、笑ってくれるかな。もうすぐ会える大切な人の反応を想像するだけで、軽やかな音を立て胸が弾むのを感じた。
待ち合わせ時間の五分前。ふと視線を上げると、横断歩道の向こう側に彼の姿。
顔を綻ばせたまま小さく手を振ってみせた私に目を留め、彼はいつも通り柔らかく微笑んだ。最後に会った時から何一つ変わらない、いつだって生きる意味をくれるその暖かな表情が、私の気持ちを加速させる。今すぐにでも手を繋ぎたい、言葉を交わしたい、彼の嬉しそうに笑う顔が見たい。ああ、はやく、はやく。
やっぱり、私は浮かれていたのだ。まるで宝物を前にした子どもみたいに、どうしようもなく跳ねる心を持て余していた。信号が青に変わるまでの一分にも満たない僅かな時間が、このままずっと続くんじゃないかって思ってしまうくらい、酷く長く
感じられた。
だけど、そんな短すぎる永遠が遮断される時は、残酷なほどに突然やって来た。
急かすようにして信号機を見つめていた私の視界の端を、異常なスピードで何かが
過っていった、次の瞬間には、もう。
激しい衝突音、耳を劈く悲鳴。弾かれたように投げた視線で捉えたのは、向かい側の歩道に突っ込んだ巨大な鉄のかたまり。
瞼の裏で、赤いランプが点滅する。頭の中で、けたたましくブザーが鳴り響く。嫌な予感なんてものじゃない、それは本能に訴えかけるような危険信号。
―ねえ、待って、嘘だよね?だって、だって、そこには。
「…奏?」
私の大切な人が、さっきまで、立っていたのに。
途端、思考の流れが滞る。
何が、起きているの?彼は、何処にいるの?私は、どうすれば良いの?
ああ、苦しい。息って、どうやって吸うんだっけ。いや、まって。そもそも、息を
吸うって、何だっけ。呼吸の仕方もその定義さえも忘れてしまうほどに、頭の中がぐしゃぐしゃにかき乱される。混乱しきって一歩も動けない状態のまま、私は横断歩道の向こう側をぼんやりと見つめた。
分からない、解らない、わからない。小さな女の子の泣き叫ぶ声。近づいてくるサイレンの音。無残な有様のトラック。見えなくなった愛しい人の姿。誰のものかなんて考えたくもない、道路に飛び散った赤い血。その全部が目の前の状況をこれ以上なく端的に説明しているというのに、他でもない私の心が、それを理解することを頑なに拒んでいる。
「奏、」
空っぽな声でもう一度、彼の名前を呼んだ。ああ、はやく、はやく、彼の所に行かなきゃ。散らかった思考の片隅で僅かに残っている理性が叫ぶけれど、麻痺してしまったみたいに足は動いてくれなかった。
呆然と立ち尽くす私の手から、紙袋が滑り落ちていった。
地面にぶつかって、がしゃん、という音。壊れたのはきっと、箱の中のマグカップ
だけじゃない。
事態を呑み込むことができないまま、気がついた時には、病院の待合室にいた。
多分、彼が運ばれる救急車に同乗して来たんだろう。長く深い眠りから覚めた後みたいに記憶は曖昧で、だけど救急車の中で目にした彼の蒼白な顔だけは、残酷なくらいはっきりと瞼の裏に焼き付いている。ぐったりと横たわり目を閉じたその姿からは一切の生気が失われていて、暖かな命の灯が今にも消えようとしているのが嫌でも分かってしまった。
ああ、そうだ。私はそんな彼の手を握り締めて、ただ泣いていた。いかないでと、信じてもいない神様に縋るみたいにその言葉だけを繰り返して。
最後に見た彼の表情を起点にして、おぼろげな記憶を少しずつ辿っていく。険しい顔で処置に当たる救急隊員。病院に着くなり救急部の治療室に運ばれていった彼。その直後、取り乱した様子で待合室に駆け込んできた彼の両親。そして、そんな光景を見ていることしかできなかった無力な私。
待合室に一人残されてやっと少し冷静になった今でさえ、私にできることといえばこの掌を痛いくらいに握り込んで彼の無事を祈ることくらいで。結局のところ私は、彼に依存しきって生きているくせに、こちらからは何一つ返してあげられないのだ。彼の隣にいるようになってから気づいていて、だけどずっと目を逸らしていた事実。永遠に彼を奪われてしまうかもしれないという場面になって、やっとそれを実感して勝手に打ちのめされている私は、なんて愚かなんだろう。
握った手にまた、ぎゅっと力を込める。締め付けられた指が悲鳴を上げるのも、気にならなかった。むしろこのまま血の巡りが止まって、指の先からいなくなってしまうことができたら良いのに、なんて。そんな馬鹿なことを半ば本気で考えてしまうほどに、大切な人を、生きる意味をくれる人を失いかけた私の心は弱くて脆かった。
彼の容態も、治療が済んだのかどうかも、これからのことも、何も知らされないままただ一人で待つ、内臓が締め上げられるような苦痛を伴う時間は酷く長くて。私を嘲笑うみたいに遅々として進まない時計の針を睨みつけるのにも嫌気がさしてしまってからは、視線を落として自分の掌を意味もなく見つめることに専念した。
その後、どれほどの時間が経った頃だろう。そんな私の前で、誰かが立ち止まった。気配を感じて顔を上げると、その人は震える声で私を呼んだ。
「…彩乃ちゃん。」
彼の、お母さん。いつだって快活に笑うその人の顔は今、涙に塗れて憔悴しきっている。連絡を受け夫婦揃って病院に駆け付けた彼女は、その後すぐに別室に通され彼の容態について医師の説明を聞いていた。
その彼女が、ここにいる。それが何を意味するのか、思考がほとんど働いていない中でも心は反射的に理解した。
「、お母さん、奏は、」
咄嗟に立ち上がって尋ねると彼女は緩慢に頷いて、絞り出すような声で話し出した。その表情は、まるで自分の身が痛めつけられているみたいに、いや、もしかしたら
それ以上に苦しそうで。
「…酷い状態だって。全身の打撲、両肘の骨折、頭部の外傷と出血、」
耳を塞ぎたくなるような、惨い言葉たち。聞いた途端、全身から力が抜けていく。医学知識のない私にだって、それが絶望的に重傷であることくらい理解できる。
絶句して力なく崩れ落ちた私に、彼女は「でもね、」と弱々しく微笑んでみせた。
「幸いなことに、どれも致命傷ではないみたい。まあ治るまでは相当長い時間が
かかるだろうし、このまま一生寝たきりになる可能性もある。だけど、とりあえず
一命は取り留めたって、先生が。」
「…良かった、」
そう呟くだけで、精一杯だった。真っ白だった世界を端から鮮やかに染めあげていくような、暖かな感情が胸を満たす。言葉よりも、溢れたのは涙だった。
だけど、安堵することが許されたのはほんの一瞬だけ。声もなく落涙する私を前に再び口を開いた彼女の顔からは、さっきまでの気丈な微笑が消え去っていて。
「…でも、あのね、彩乃ちゃん。落ち着いて、聞いてね。」
「、はい。」
ああ、落ち着いて聞いて、なんて言葉に続く話が、良い内容であるはずがない。胸の内がじわじわと絶望の黒に侵されていくのを感じながら、私は息を詰めるようにして彼女の目を見つめる。案の定、話し始めた彼女の声はさっきまでのものとは比べものにならないくらい、暗く沈んでいた。
「倒れた時の衝撃で、脳が傷ついてしまったみたいなの。今は治療が終わっているの
だけど、まだ意識が戻らないって。…もしかしたら、ずっと、」
顔を歪めた彼女は、その先を口にしなかった。それでも、分かってしまった。
身体の方は助かった。じゃあ、心は?
生きていることと意識があることは、必ずしもイコールじゃない。目を閉じたまま何の反応も示さない状態でだって心臓が動いていれば、理論上は生命活動が続いているとみなされる。けれど、目覚めることのないその人を、私たちは生きていると信じられるだろうか。心の有無は、生死の判断に無関係でいられるだろうか。
「そ、んな、」
残酷な衝撃に晒されて、全身が麻痺してしまったみたいだった。思考回路も、手足も、声帯も、全て自分の意識から切り離されているような感覚。唯一喉から零れていった言葉は、情けないほど酷く掠れていた。
「…奏はしばらく、集中治療室に入院することになるって。本当は家族以外の面会
は駄目なんだけど、貴女だけは通してくれるように私から先生に頼んでみるから、
一緒に行きましょう?」
そんな私の、血が出るほど固く握り締められた手にそっと触れて、彼女は言う。
「貴女を会わせなかったら、きっと奏は怒るもの。ね?」
絶望に侵された真っ暗な瞳で、それでも無理やりおどけたような笑みを浮かべる。本当は彼女自身だって、痛いほど苦しいはずなのに。どうして息子の方だったんだと、同じ場所にいながら無傷の私に当たり散らしたい気持ちだって、心の何処かにはあるかもしれないのに。それでもこの人は、こんな私を気遣ってくれる。優しい人の母親は、同じようにやっぱり優しいのだ。
「…はい、」
私は大粒の涙を流しながら頷き、彼女と一緒に、もう何時間を過ごしたのか分からない待合室をようやく後にした。
病院の別棟、集中治療室という字が刻まれたドアの前で、声をかけられた。
「ご友人の方ですか?申し訳ありません、ご家族以外の面会はできないんです。」
友人、という悪気のないその一言が胸を抉る。私と彼に血の繋がりはないし、その関係に法的な根拠がある訳でもない。どんなに彼のことを大切に想っていようと、どんなに彼に依存していようと、傍から見たら私はただの友人に過ぎないのだ。
だから、こうして制止されてしまうのは当たり前のこと。頭では、分かっている。
「あの、お願いします。どうか、会わせてあげてください。息子が今一番傍にいて
ほしいと望んでいるのはきっと、この子だから。」
彼女はそう言って、看護師さんに頭を下げてくれた。必死に私もそれにならう。私は確かに彼の家族ではないけれど、それでもどうか、彼に会うことを許してほしくて。誰よりも、大切なひと。死にたがりの私の心を、いつだって掬い上げてくれるひと。もう会えないなんて、手の届かない所で失うなんて、絶対に嫌だった。身勝手なことを言っている自覚はあったけれど、それでも。
そんな私たちを前に、看護師さんは困ったような表情で「先生に確認してみます。」と部屋の中に入っていき、それからすぐに戻ってきた。
「ご家族の方が許可されるなら構わない、とのことです。」
「、ありがとうございます、」
弾かれるように頭を上げて、看護師さんと彼女に向けて私は感謝の言葉を絞り出す。彼女は小さく頷き、緊張した面持ちで「行こうか。」とドアを開けた。
「…失礼、します。」
その向こう側は、想像していたよりずっとずっと、張り詰めた空気に満ちていた。
徹底的に清潔が保たれた部屋。無機質な機械音。消毒液と、わずかに混ざる血の匂い。真剣な表情の医療従事者たちと、目を真っ赤にした彼の父親。生命を維持するための機械に囲まれているベッド。
そして、部屋中の皆が見つめる先で横たわり目を開けない彼。体の大部分を白いガーゼや包帯で覆われた痛ましい姿で、その青白い顔は不気味なほど静かだった。苦しんでいる様子はないけれど、人間らしい生気も一切感じ取ることができない。
ここにあるのは彼の肉体だけで、心は到底手の届かないような何処かに置き去りにしてきてしまったんじゃないかって、そう思ってしまうほど。
身動きの一つさえも躊躇うくらいに重苦しい空気の中で、私は引き寄せられるように彼の眠るベッドに近づいた。触れることはできなくても、傍にいたかった。他の誰より近い距離で、その存在に寄り添っていたかった。
そんな私に、「名前を、呼んであげてください。」と、白衣姿の医師が言った。
「彼は今、昏睡状態です。一切の認識能力を失ってしまっています。…だけど、貴女
の声なら、届くかもしれない。もしも呼ぶ声が聴こえたら、目を覚ますかもしれ
ない。」
私は信じられないような気持ちで、目を閉じている彼を見つめた。
「…奏、」
ねえ、奏。こんな無力な私に、貴方をこの世に繋ぎ止めることができるのかな。
当然、意識のない彼が私の問いに答えてくれるはずはない。だけど、血の気のないその顔を見ていると、このまま彼がいなくなってしまうように思えて。どうしようもない不安と焦燥に突き動かされるみたいにして、私は愛しい彼を呼び続けた。
「奏、奏、奏、…おねがい、目を開けて」
その切実な声が届いたからか。ああ、それとも単なる偶然か。
ふいに、彼の長い睫毛が、微かに震えた。
その動きはほんの少しでも気を抜けば見過ごしてしまうくらい些細なもので、だけど生まれて初めて世界に触れるような素朴さと厳かさを孕んでいて。息を凝らして見つめている、病室内の全員分の視線を受けて、彼はゆっくりと瞼を待ち上げていく。
そして、永遠のような一刹那の後、目を開けた。
「奏!」
私も、お母さんも、お父さんも。同時に、彼の名前をほとんど叫ぶように口にした。
「奏、奏、聴こえる?私のこと、分かる?ねえ、私はここにいるよ、こたえてよ、」
必死に、必死に、呼びかける。やっと浮かび上がった彼の意識を、ここに繋ぎ止めておくために。
はやく、その笑顔を見せてほしい。はやく、その声を聴かせてほしい。はやく、その瞳に私を映してほしい。ああ、それにまだ、おめでとうと伝えられていない。今日は、彼の、特別な日なのに。折角用意したプレゼントは壊れてしまったけれど、せめて言葉と想いだけは、一番に贈りたい。
だけど、目を開けた彼は、何処までも虚ろだった。
何も顔に出さない。何も言わない。何も見ていない。動くことのできない植物のような、感情を持たない人形のような。
「奏…?」と私はもう一度呼んだけれど、彼は何の反応も示さなかった。口元も睫毛も喉も指先も、彼の意思とは無関係に、ただそこに在るだけで動かない。
「…意識障害ですね。この状態が続くようなら、所謂植物状態、ということになり
ます。」
静まり返った病室の中、深刻そうな表情の医師が、重々しい声でそう告げた。
彼の母親が、その場に崩れ落ちる音。彼の父親が、「そんな、」と零す声。真っ白になった頭の中で何度も繰り返される、どうか嘘であってほしい医師の言葉。悪い夢を見ているようだった。ああ、いっそ、これが全て夢で、目を覚ましたら当たり前の日常が待っているのだとしたら、どんなに良かっただろう。けれど目の前に在るのは単なる現実で、私たちはそれから逃げることすら許されなくて。
私は、彼から視線を逸らせなかった。立ち尽くす私の脳裏を、彼の姿が巡る。
横断歩道の向こうで彼が浮かべた、いつも通りの暖かな笑み。悲劇の瞬間、トラックに遮られ見えなくなった彼の表情。救急車で運ばれる途中の、血の気のない顔。
そして、今。一切の感情が拭い去られた、虚ろな眼差し。
その何処にも、心の気配はない。
どうして、彼だったの。どうして、私じゃなかったの。
だって彼は、誰からも愛される人で、望んだ未来とそれを叶える強さをちゃんと
持っている人で。だけど私は、私を大切に想ってくれる人も、夢を描く権利も、もうとっくに失っていて。
ほら、何もかもを奪われるべきだったのは、どう考えたって私の方でしょう?
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