この作品における何よりの強みと言えば、それは勢いにあると思います。とにかくテンポを飛ばして飛ばして物語がどんどん進みます。 登場人物達もいい意味でお馬鹿なキャラクター揃いである意味読んでて気持ちがいいです。
しかし擬音というか、例えば「チュドーーン」とか「ぎゃああああ!」といったオノマトペ的なものを多様します。 作者はまるで脳内でアニメでも見ているかのようにそれをそのまま文章にしているので、苦手な人はいると思います。 しかしこの作品においてはむしろこれこそが勢いに繋がっているためプラス要素といえるでしょう。 人は選ぶでしょうが読んでみて損はないと思います。