ステルスマーケティング

主人公はソーシャルメディア広告の運用する、小さな会社に勤めている。

地方都市を本拠地とする顧客の広告成果が下がり始め、対策しようとする。

小さなグループで相互フォローのユーザー群に集中的に広告を当て、自分の周りで流行っていると認識させる。これを繰り返すことで、徐々に広告の認知が上がっていく。

マイノリティのインクルージョンを啓発するコンテンツが流行りはじめ、同僚たちがどんどん成果が下がり、その影響で、主人公の成果も下がる。

アピールが苦手なので普段は自分の方法を共有しないが、今回ばかりは主人公はチームに自分の手法を教え、広告主同士の連合キャンペーンも張って対抗する。

主人公のチームの担当地域以外の、世界各地で人権意識が上がったところで、異星人が地上に姿を表す。人々はなんら検証もなく、異星人たちを受け入れてしまう。


# 参考文献

- シオドラ・スタージョン「タンディの物語」

- Matthew A. Russell「入門 ソーシャルデータ」

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