04 想い



「やっぱり私、貴方を諦められない」


 私は貴方を想っています

 いつまでも どんな場所にいたとしても


 月を雲が隠そうとも 雨が水面を揺らそうとも

 どれだけの時が 日々が 季節が廻ろうとも


 ただ一人 貴方一人だけを 想い続けています


 私は貴方を想っています

 いつまでも どんな場所にいたとしても


 風が花を散らそうとも 木の葉が土に還ろうとも

 どれだけの時が 日々が 季節が廻ろうとも


 ただ一人 貴方一人だけを ずっと想い続けます


「一人で悩まないで、そして一人で悲しまないで」


「わたしはずっと貴方の傍に、ここにいるから」


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