前のエピソード――204　マナト、ミト、ラクト、ケント、長老、ステラ、ムハド、セラ、ジェラード、リート

各国・各村の登場人物、ジン

　※名前　／　年齢　／　簡単な人物紹介　／　異能力や使用武器　／　「作中のセリフや一言」　……の流れで紹介しています。

　フィオナ　／　２５歳　／　メロ共和国のキャラバン。隊長。ケント商隊のアクス王国交易に共行。落ち着いた大人の女性。戦う姿はケントいわく「かっこエロいぜ」　／　レイピアによる剣術　／　「何でもないわ。あと、フィオナでいいわよ、ケント」

　ウテナ　／　２０歳　／　メロ共和国のキャラバン、フィオナ商隊の一員。ラクトに入浴姿を見られたことで不和だったが、共行を通して徐々に和解。お酒を飲むとキャラが変わる。　／　ナックルダスターによる打撃　／　「だ〜か〜らぁ〜、ラクト。アンタはぁ、もう、アレよアレ〜」

　ルナ　／　２０歳　／　メロ共和国のキャラバン、フィオナ商隊の一員。かつて一度、マナを取り込もうとしたが、身体が受け付けずに失敗する。能力者であるマナトと出会い、もう一度、マナを取り込む決意をする。　／　ダガーによる剣術　／　「私も……あの、そう……というか……私、えっと……」

　シュミット　／　３０歳　／　岩石の村の芸術家。メロ共和国に依頼され、十の生命の彫刻を製作している。が、マナト、ミト、ラクトの作品に感動して、自らの作品を壊して、作り直している。　／　特になし　／　「こんなもの、彼らの作品の足元にも及ばないんだ！！」

　ニナ　／　２０歳　／　庭師。岩石の村の、村長の家の庭の整備をしている。年齢の割にとても幼く見え、一人称は『ボク』。　／　特になし　／　「えへへ！ボクが一緒だったらいいでしょ！」

　サーシャ＝メネシス　／　２３歳　／　岩石の村の村長の娘として、数年前に村へやって来た。絶世の美女で、アクス王国の王家であるメネシス家の血を引く者。村の交易担当であるが、本人は芸術活動ばかりやっている。　／　特になし　／　「……なにをしているの？」

　料亭の亭主（ジン＝マリード）　／　見た目５０歳くらい　／　アクス王国に潜伏していたジン。普段は料亭の亭主として振る舞っており、カメ肉と称した別の肉を提供していた。ジン種中、最強の種で、マナト達を圧倒する。　／　小包丁。後に、炎と風の能力　／　「はいは～い！」

　子供（ジン＝グール）　／　見た目５、６歳くらい　／　アクス王国と西のサライの間にいたジンで、ケント達と激しい戦いを繰り広げた。ジン種の中で、死にゆく人間のもとに訪れ、喰らうという習慣があり、普段はあまり人前に姿を現さないとされる。　／　伸縮自在の触手　／　「楽しかったよ、お兄ちゃんたち」

　湖の村の若村長（ジン＝ジャン）　／　見た目２０歳後半くらい　／　ラハムの地のとある村で当時の村長に拾われ、人間の子供として大切に育てられた。善良なジン。ジンであることをリートに気づかれ交戦となるが、マナトが割って入ったことで、心を開く。　／　長剣の２刀流、風の能力　／　「マナトさん、リートさん、また他のお方も、お元気で！」