第17話 生け贄キャンプpart5
今日のMISSIONは午前中1回だけらしい。
勿論、俺だけで。
『第5MISSION!ゾンビの檻!1番最初にゾンビの檻に入れ!』
此れなら勝てるかも。
森を走って進んで行く。「うー」と言う声が聞こえ出した。檻が見えてゾンビも見える。
檻の入り口を開けて、ゾンビの群れの中に入る。ホラーホテルと同じ様に身体を貪り食われ、血の海が出来る。
『MISSIONクリア!おめでとう!』
テントの所へ戻され、皆んなから褒められた。遠回しで馬鹿にされてる気もしたけど。
そして、遂に此の時間が来た。
「生け贄を出せ!」
俺は白い布の幽霊の所へ行くと、手錠を掛けられ、白い布の中に入れられて、森の奥へと連れて行かれる。
暫くすると布から解き放たれ、一緒に誘拐された5人に出会う。
「生け贄の場所を決める。好きに選べ。ただし、一箇所に1人だ。其れともう1つ。4日目の生け贄が1番鬼畜だ」
其の言葉を聞いた瞬間に他の4人は声を上げる。
「ゾンビ!」
「蜘蛛男!」
「ゴキブリ男!」
「植物クリーチャー!」
あ、そう言えば、蜥蜴男って1番ヤバイ奴ってネットに上がってたんだった!
「決まりだな」
幽霊は別々の所に俺等を連れて行き、生け贄の場に置いた。
洞窟っぽい所に置かれた俺の前に蜥蜴男が集まる。鱗に覆われていて、牙も鋭そうだった。
「獲物だな」
蜥蜴男はそう言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます