第9話 ホラーホテルpart4
女性ゾンビは、俺のお腹を食い出す。そして、胸も食われ、最後に首を噛む。血を口移しされて、俺は吐き出す。
再び画面に文字が現れて、質問が繰り出される。
『ゾンビになる?人間になる?ゾンビになるなら、抱き着け。人間になるのであれば、死体の山に行きなさい』
やっぱり此処はゾンビでしょ。
俺は女のゾンビに抱き着くと、また首を噛まれる。ゾンビマスクを渡され、俺はゾンビになった。
「魅力的な餌ね」
ゾンビの女性はそう言って、ソファにいるゾンビ達に俺を出す。
ゾンビ達は俺の首を順番に噛んで行き、言葉が通じるようになった。
「よう!新入り!お前の肉美味かったぜ」
「おいらにもっと食わせろ」
指示に従い、太っちょゾンビに近付き、床に寝転ぶ。
「よっしゃ!美味〜!」
顔を食べ始めるとリーダーが止める。
「歓迎の餌を用意した。新入り、食え」
そう言われて机に出されたのは、手足を縛られた少年だ。
ガブリと嚙み付き、食べる。
◇
暫く続いたので逃げて来たら、今度は鬼に捕まる。
「首を出せ。味見してやる」
首を噛まれ、其の後、担がれて部屋へ入れられる。
部屋には長い包丁や、大きな鍋、皿があった。鍋に入るように指示されて、鍋に入る。暫くして皿に置かれ、焼肉ソースをかけられる。
◇
また暫く食われた後、解放された。
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