第9話 ホラーホテルpart4

女性ゾンビは、俺のお腹を食い出す。そして、胸も食われ、最後に首を噛む。血を口移しされて、俺は吐き出す。

再び画面に文字が現れて、質問が繰り出される。

『ゾンビになる?人間になる?ゾンビになるなら、抱き着け。人間になるのであれば、死体の山に行きなさい』

やっぱり此処はゾンビでしょ。

俺は女のゾンビに抱き着くと、また首を噛まれる。ゾンビマスクを渡され、俺はゾンビになった。


「魅力的な餌ね」


ゾンビの女性はそう言って、ソファにいるゾンビ達に俺を出す。

ゾンビ達は俺の首を順番に噛んで行き、言葉が通じるようになった。


「よう!新入り!お前の肉美味かったぜ」

「おいらにもっと食わせろ」


指示に従い、太っちょゾンビに近付き、床に寝転ぶ。


「よっしゃ!美味〜!」


顔を食べ始めるとリーダーが止める。


「歓迎の餌を用意した。新入り、食え」


そう言われて机に出されたのは、手足を縛られた少年だ。

ガブリと嚙み付き、食べる。



暫く続いたので逃げて来たら、今度は鬼に捕まる。


「首を出せ。味見してやる」


首を噛まれ、其の後、担がれて部屋へ入れられる。

部屋には長い包丁や、大きな鍋、皿があった。鍋に入るように指示されて、鍋に入る。暫くして皿に置かれ、焼肉ソースをかけられる。



また暫く食われた後、解放された。

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