◇2024.11.22◇日記のような手紙◇

11月22日(金)夜果つるところ


『鈍色幻視行』の作中作を単行本化した『夜果つるところ』を読み終わった。


ああ……こういう物語であったのか。

『鈍色幻視行』の作中で、『夜果つる〜』の、あちこちの欠片カケラは見せられていたけれど、確かに魅入られてしまう、囚われてしまう、惨烈でありながら美しい、何処か歪んだ幻想夢のような。


恩田陸という作家さんは、やっぱり凄い。


この本を読み終えて、また『鈍色幻視行』を再読してみたくなっている。

どちらを先に読むべきか、という問題だけど、これは正解はないというか、何周かして、その世界を味わう作品のように思う。


もう一度、今度は『夜果つるところ』の本を抱えて『鈍色幻視行』の豪華客船の旅へ出かけようか。📙☕

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