◇2024.11.12◇日記のような手紙◇

11月12日(火)作中作


先日、『鵺の碑ぬえのいしぶみ』京極夏彦 をネット注文したのだけど、その時に気になって同時に注文したのが、『鈍色幻視行』と『夜果つるところ』どちらも恩田陸。


さてさて、どちらから……と贅沢にも悩んだけど、恩田陸作品から読み始めることに。


実は一時期、恩田陸作品ばかり読んでいた時期があり、あまりにも読みすぎて、ちょっと遠ざかっていたのだけど(こういうのは音楽とかでもあるよね)一周まわって、また帰ってきた感じ?


今回の作品、ネットの書評で紹介されていて、興味を惹かれて。

『鈍色幻視行』の作中作が『夜果つるところ』なのだが、これは2か月にわたり、連続刊行された。

題名からしてもう、ものすごく読む気をそそられるのだけど、作中作を一冊の本として刊行するのがまた面白い。


《『鈍色幻視行』は15年の連載期間を経たミステリ・ロマン大作。そして『夜果つるところ』は、『鈍色幻視行』に登場する作家・飯合梓が遺した"呪われた小説"という位置づけである作中作を単行本化したもの。》


ということらしい。

この二冊、どちらから読むのがいいのかでまた悩むのだけど、作者の恩田陸先生は刊行順に……とインタビューで答えられているようだが。


どちらも、それぞれが一つの物語として成立しているので、実際、ネットの声ではどちらを先に……の答えは半々みたい。


まぁ、でもここは恩田先生の仰る順番で。


今回の本の旅も、また長くなりそうだ📖📕

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