◇2024.10.15◇日記のような手紙◇
10月15日(火)再読
連休明け。
天気は曇り時々雨。
10月も半ば、はやいものだなぁ。
葛根湯のおかげで風邪症状も治まりホッとする。
📗📚
今日は久しぶりにアンソニー・ホロヴィッツの『カササギ殺人事件』を再読中。
アガサ・クリスティーへのオマージュ作品としても有名なこの推理小説は文庫本上下巻。
上巻は、劇中劇の形式。
名探偵アティカス・ピュントがイギリスの片田舎の屋敷で起こった変死事件とそれに続く殺人事件を解き明かすまで。
下巻はアティカス・ピュントシリーズの作者アラン・コンウェイの新作『カササギ殺人事件』の失われた結末と作者の自殺に疑惑を抱いた女性編集者が自ら謎を解き明かそうと推理を繰り広げる。
推理小説というのは一度読むと、謎や犯人がわかるので、それ以外に読ませるもの(惹かれる世界観)がないと、なかなか再読したいと思わないけど、アガサ・クリスティ然り、横溝正史然り、わたしが好きで何度となく読み返している作品にはそれがある(少なくともわたしにとっては)
この『カササギ殺人事件』という作品もアガサ・クリスティへのオマージュ作品と名に恥じない。
関係ないのだが、今回、上巻の劇中劇で探偵が漏らす心の声の部分が妙に胸に残った。
📖
《何もかも、なるようになるだけだ。それに対して、不平を申し立てることはすまい。》
『カササギ殺人事件』上巻より
📖
これは前回読んだ時には、普通に読み流していた地の文。
本の面白さはこういうところにあるんだろうなぁ。
読む時々で、違う心に飛び込んでくるような言葉を見つけたりする。
ただ今、上巻を読み終わり下巻の半分に、さしかかろうというところ。
いよいよ……である。
結末を知っていても、ここからが楽しい。
秋の夜の読書🍁📖
そうそう、明日は美容室に行く予定なので、あまり夜更かししないようにしなくては。
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