◇2024.4 .12◇日記のような手紙◇

4月12日(金)人の心というもの


実は昨夜、ちょっと色々あった。

このことについては、去年からの問題であって、まだ不安定な状態が続いている。

自身のことではなく、家族のことであるので、詳しくは書かない(書くべきではないと思うので)けれど。


ただ、人の心というものは、簡単なものではない、ということだ。

傷も痛みも目に見えないからこそ、それは心を苦しめ苛む。

昨日は前を向けたと思っても、今日、蹲って進めなくなることもある。

希望と絶望は、いつも背中合わせで、答えは簡単に見つからない。

そして、この人生という道のりは、寄り添うことはできても、自分以外が代わりに歩くことはできない。


どれだけ、のたうちまわっても、回り道を繰り返しても、時間がかかっても。



シンデシマイタイやウマレテコナケレバヨカッタという言葉を聞くのは、我が身を切られるよりも辛い。

傷つき壊れた心が揺れるたびに、わたしは一喜一憂するしかできない。

親とは無力なものだ。


苦しみの最中にある心は、全てを拒絶している。どんな言葉も届かない。


それでも、叫びを聞いて、背中をただ、さすって、たとえ、それだけでも。


正解は、わからない。

それでも、道を共に探すことを諦めたくないと思ってるよ。

迷惑ばかりかけるから、なんていうけれど、それがどれほどのことか。

それでも、生きていて欲しい。

理屈でなく。



わたしはここにいるよ。

きみの帰る場所で在り続ける。


どんな時も。

どこまででも。

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