3月27日(水)ミス・マープル

やっと、お日様☀が射してきた。

久しぶりの青空。

今日の花粉は"多い"みたい。

昨日はアガサ・クリスティ「鏡は横にひび割れて」を再読していた。

ミス・マープルものである。

このミス・マープル、映像化で何人かの女優さんが演じられていて、どの方もそれぞれに良いのだけど、わたしはジョーン・ヒクソンさんが一番好き。

好奇心旺盛で、どこかシニカル、でも品があって背筋がピンと伸びている、みたいな。

人当たりのいい、優しい気のいいおばあちゃんとは、ちょっと違って、もっと一筋縄ではいかない？感じ(笑)

それでいて聡明で思慮深い。

そんな原作のミス・マープル像のイメージそのままで。

生前クリスティ本人から「年を経た暁には、ミス・マープルを演じて欲しい」と言われたという逸話があるのも納得。

日本語を吹き替えされた山岡久乃さんの声も、またピッタリだった。

それもあって、わたしが手元に持っているミス・マープル映像化作品はジョーン・ヒクソン版。

そして実は、ジョーン・ヒクソンさん、亡き祖母に面影が似ているのだ。

だから、観るたびに祖母に会っているような気がする(笑)

さてこの作品、題名も印象的。

本を読み終わった後、改めてみても、ぴったりの題名だと思う。

映画化(イギリス 1980年)で『クリスタル殺人事件』と変えられていたこともあったけれど、断然「鏡は横にひび割れて」の方がいい。

ん〜久しぶりにDVD観たくなってきたなぁꕤ︎︎·͜·

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