◇2024.2.8◇日記のような手紙◇
2月8日(木)共に生きる
足が
末端神経障害はあるけれど、寒暖差や気圧の関係で、かなり状態が違う。
冷やさないようにして、血流を良くするようマッサージしているのだけど、気が滅入ってしまう。
身体のあちこちにガタがきていて、
しかし、健康がどれだけ有り難いことだったかと改めて思い知らされる。
◇◆◇
そういえば、ある個性派俳優さんが、強迫性障害を患われていることを公表されていた。
出演作品も印象深いものばかりで、明るいイメージの方なので意外な気もしたが、思えば役者さんは色々な役柄を演じる繊細な職業。
それに、心のなかのことは他人にはわからない。
《強迫性障害とは、強い不安や恐怖、こだわりがあることで、“やりすぎ”ともいえる考えや行動を止めることができず、日常生活に支障が出てしまう病気のこと》
自宅を出てから、鍵やガスの元栓を閉めたか、電気を消したかといったことが気になって仕方なくなることなど、実はわたしもある。
なんというか、そこから意識が離れなくなってしまうのだ。
わたしの場合は、対処法としてとにかく「ガスの元栓閉めた」「電気消した」「鍵閉めた」と、その度に指差呼称=(さしたものの名称と状態を声に出して確認すること)している。
このおかげで、以前より出かける時の不安が少なくなった気がする。
メモ魔でもあるけれど、これも不安要素を少しでも減らすための自分なりの方法。
あと、他にも考えすぎて、その部分から意識が離れなくなる時には、できるだけ、ぼーっとして意識を散らすようにして。
精神的なことは波があるので、できる時もあれば、どうにも身動き取れないほど落ちてしまう時もあるから、そこが難しいのだけど。
その俳優さんも
「根治を諦め、共生を決める」
と言われていたけど、わたしも同じ気持ちでいる。
すっぱりと治るのなら、それが一番なんだけど、そうはいかないことも多い。
思えば、知らないわからないだけで、みんな何らかの苦悩を抱えているんだよね。
そのなかで、できることをしながら、共生……共に生きていくしかないのだよなぁ。
病もまた、わたしの人生の道連れ。
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