◇2023.11.12◇日記のような手紙◇

11月12日(日)始めること、続けること


さて、気持ちも新たに十一番目の詩集「窓の月」を今日から始める。


どんな事でもそうだろうけど、ある程度の期間続けていると、スランプになることは多々ある。

なんていうか、逆さにブンブン振っても、何一つ浮かばないし出てこない。


才能溢れる方々ですら、スランプになることはあるんだから、凡人たるわたしなぞは、なおのことだ。


そして、それは不意にやってきて、いよいよ、もう書けないかもダメかなぁと思うんだけど、此処でその一点ばかりに囚われすぎると、余計に行き詰まったりする。

視野が狭くなっちゃうから、余計見えなくなるというか、見つからなくなる。

これって失くしものを探す時と似ている。


その時、見つからなくても、ちょっと他のことしてたり、忘れてたりしてたら、ポコっと言葉が降ってきたりするんだよね。


それがどんなものでも、自分の想いを自分なりの言葉でカタチにする。

これは何ものにも代え難い喜びだなぁと思う。

損得じゃないんだなあ。


芸術という分野は正解がない、ある人には大切でも別の人には全く価値がなかったりするし。


報われるか報われないかでみれば、とてもシビアで残酷なものだ。

反面、自由で何ものにも縛られない。


わたしにとって書く楽しさを知ることができたことは良かった。

色々なことがあったし、あるけれど、生きる支えになっているから。

言葉を、心を、綴るという表現方法を(わたしのそれが、どれだけ不格好なものでも)知らないままだったら、わたしはもっと早くにペチャンコに潰れて途方に暮れていたと思う。


音楽や美術や文学や……芸術がいつも、わたしを立ち上がらせてくれた。


ありがとう。何度でも。


✒️ᝰꪑ


週明けからは、また眼科や、あとは婦人科検診にも行かないといけない。

そうこうしているうちに11月も過ぎていくんだろうなぁ〜

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