◇2023.10.10◇日記のような手紙◇
10月10日(火)くもりぞら
連休明け、朝から身体がだるくてなかなか起き上がれず。
熱はないのだけど少し頭が痛い。
いつもの左右5分おきの目薬さしたり、朝の薬ルーティンを何とか済ませる。
あんまり頭痛が続くようだったら頭痛薬を追加で飲もう。
◇◆◇
色々なことは一進一退で、人の心は複雑でデリケートで理屈通りにはいかない。
自分も不安定な心を抱えながらやってきたから、身にしみてそう思う。
焦りも不安もある。
どれだけ気を揉んでも方法を探っても、いくら近しくとも心は、その人だけのものだから。
根気強く見守ることくらいしかできない。
もっとわたしにお金や力があれば……そんな埒もないことを考えたりもする。
実際、不甲斐ない自分だ。
それでも、この自分から、この場所から、一つずつできることをやっていくしかない。
それが現実というものだから。
そんなふうに自分に言い聞かせながら、でもやっぱり、弱音を吐いたり、助けを求めたりできないのは辛い。
わたしは、そんなに強いニンゲンではないから、いつも崖っぷちをヨロヨロと何とか歩いている。
◇◆◇
ああ、ごめんよ、わたし。
今日のわたしは弱音ばかり吐いてるね。
でも、許しておくれ。
わたしはこの歳になっても、まだ、情けないことに、しっかり立てていない。
震え続ける足で地面を踏みしめるしかできない。
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