◇2023.9.10◇日記のような手紙◇
9月10日(日)日記のような手紙
昼間はまだ夏の暑さだけど、それでも、ああ"昔の夏"ってこんな感じだったよな、と感じる程度には暑さが落ち着いてきた。
そして朝晩は空気がやわらぎ涼しい風を感じられるようになった。
これは、かなり有難い。
手術した目は良く見えるし、痛みはないが、目が潤む感じとむず痒さがある。
目薬、日に四回は面倒ではあるけど、忘れないようにノートにチェックをしながら。
無意識に擦ったりしないように気をつけているが、痒みが酷くなったり、痛みが出てきたら、次の診察日を待たないで相談した方がいいかなと思っている。
買い物は予算を決めて、飲料水や米などはネットスーパーを利用している。
同居の長男は仕事柄、帰りが日をまたぐこともあるし、ウチは車を持たないのでネットで注文できて、嵩張るものや重いものを玄関先まで配送して貰えるのはすごく有難い。
比較的近くにあった小さなスーパーがこの不況で閉店してから、買い物が不便になってしまった。
体調の良い時なら、運動と散歩を兼ねて少し遠いスーパーまで行くのだけど、まだ少々心許ないので、長男が休みの日に足りないものを買い足しに行ってくれている。
今回の入院、手術にかかったお金はかなり痛かった。
それでも限度額適用認定証を発行していただいているので何とかなったけれど。
日々、贅沢をする訳でもなく、爪に火を灯すように生活しているけれど生活は厳しい。
いや、でも住む家があり、飢えず渇かずにいられることは何より有難い。
今、この手のなかにあるものを大切にしたい。
暗くなって虫の声が聴こえてきた。
あんなに終わらないような気がしていた猛暑も、こうして秋へと移り変わっていく。
止まったままの時はない。
だから、諦めてはいけない。
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