◇2019.10.17◇(曇のち雨)◇

 これは明日のわたしへの手紙。


 薬を飲んで、うつらうつらと眠っては起きて、トイレにいってはお茶を飲んで、また横になって眠るを繰り返していた一日だったよ。

 くしゃみは治まったけど、鼻水は相変わらずだし(それでも昨日よりは良くなってきていると思いたい)鼻で息ができないから、無意識に口を開けて寝ていて、起きたら口中が乾いているから咳き込む。


 家事らしい家事もできずに、食事もご飯を炊いただけで、家族には冷蔵庫の中の常備菜とインスタント味噌汁とかで済ませてもらう。

 掃除、洗濯は天気が悪いからという理由つけてパスした。


 体調が良くないと気持ちも塞いでしまうね。

 天気も良くないから、尚更。


 こんなんばっかりや、とかうつむくばかりになるけどたまにはいいよね。

 空元気からげんきばかりも続かないから。


 こんな時には、

「必殺!頭と気持ち、ぼんやりの術」(なんじゃそりゃ)

 とにかく何も考えずに焦点をぼやかすような感じでぼーっとする。

【下手な考え休むに似たり】だもんね。

 それより、心を一旦手放して自由にしてみよう。

 心身が疲れて視野が狭くなっている時に考えすぎても深みにハマるばかりだし、自分を追い詰めるだけだもの。


 ああ、明日のわたし、今日のわたしは、そんなふうに自分に言い聞かせて自己催眠かけてるよ。


 聖人君子じゃないから、悟りきったことなんて思えるはずもないけど。

 ことはできるからね。


 明日のわたしは、もう少し心も身体も元気になれているといいなぁ。

 

 明日は一緒に、いい顔して笑いたいよ。

 ね。

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