◇2019.10.8◇(曇時々雨のち晴)◇
これは明日のわたしへの手紙。
今日は持病の受診日で腹部エコーをしたよ。
結構、悲壮な覚悟で挑んだけど(笑わないでね)おかけで概ね異常なしだったよ。
ものすごくホッとしたよ。
血液検査する時、なかなか上手く針が入らなくて(血管が細いらしい。最近は比較的、刺し直しもなかったんだけどね)両腕で試されたので涙目だったし。
だから余計に何かあったらって怖くなってた。
エコーの待ち時間の間、何してたと思う?
ノートを出して詩をね、書いてた。
後から見せるね。
安定の豆腐メンタル。笑っちゃ嫌だよ。
病院から用事の為に役所にも寄って帰り道。
検査するので朝食、薬抜きだったせいもあって、なんかもうフラフラ。
でもね、朝は曇り空に雨が降ってたのが、晴れ間が見えてたの。
持病をもつようになってから、余病併発の可能性は常にある。
爆弾を抱えて生きてる感じで、それでなくても小さな肝っ玉は米粒よりも小さくなり、行方不明になりそうだよ。
細い一本橋をゆらりゆらりと何とか歩く毎日なので、小さなことに一喜一憂してる。
明日のわたし、今日はちょっと早いけれど、少しでも早く、あなたを安心させたいと思ったの。
大丈夫だよ。
だから、いい顔して笑って。
こんな風にヘタレながらでもいいから、一緒に一日一日を積みあげていこうね。
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