『秋味』
やましん(テンパー)
『秋味』
秋なんか
くらい
くらい
みんな
くらい
つらい
夏のあいだ
あれほどギラギラと輝いていた 🌞
屋根も、塀も、川も
みんな、まるで影になったみたいじゃないか
くらく、寂しく、ぼやけてる
シルエットだけになっているね
自分も
ただの薄っぺらな紙のように
それらの間を、
ひらひらと舞い、 さまようだけだ
🍃
それが
秋なんだ
まだ、凍りつかないだけだ
なにもかも
異次元空間だよ
まだ、この世に、やっと
漂ってるだけだ
ぼくには、そう見える
すべてが、斜めに傾いて
次々に淡く消滅しながらずり落ちてゆく
薄っぺらな、スライドだ
それこそが 秋なんだ
美味しい食べ物だけが
それだけが
ぼくを、秋から救い出すはずなのですが
でも………………
それさえ、眺めるだけしか
許されないなんて
🍜🍥
秋は
🍁
🥩 くらい
秋は 🍁
🍜🍥 つらい 🥩
つらい
秋は 🦐
🍁 ねむたい
🍜
秋なんか
きらいだ
🍜🍥
🍠
やましんは
散って やる
🍁
🍁
🍜🍥
あきに 散って
しまい 🍁 ま
す 🥩 🍜🍥🍁 🍁 よ
🍁
🍁
🍂 🍃
メメント もり
もり
🥩 🍜 🍜
🍜🍥
💀?
🍂
『秋味』 やましん(テンパー) @yamashin-2
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます