なにを知っているのだろう
雨のしずくが
ひたひたと
ものをいうとは
知らないで
山のじなりが
たらたらと
ほろびをいうとは
知らないで
海のさけびが
どんどんと
かなしみいうとも
しらないで
都会の
ビルディングのなかで
それでも
ここの自然をいだいていきるのだろう
自然のことなどなにも知らないふりをしながら
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