自責2

「私が弱いから私が悪いから人に嫌な思いをさせてしまうのね。

 私のせいでみんなつまらなそうにするのね。

 私のせいでみんな困るのね。

 ああ私のせい、私のせいでしょそうでしょ違う?」

彼女は声高に友達に主張する

まわりはみんな慰めた

「違うよ、ねえ、あなたのせいじゃないよ」

彼女は内心ほくそ笑む

「ああ 私が悪いんだ」と


一方彼女は何も言わない

「私のせいだ しかし 謝ればまわりは更に困るだろう

 そうだ 謝る資格さえ私には無い」

そして黙って微笑んで

まわりの人を癒したとさ

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