佐々木学院
佐々木悠
第1話
佐々木「初めまして。筆者佐々木優と申します。
最初は私の作品における魔術や魔導を解説していきたいと思います。」
佐々木「ゲストとして魔術の登場する作品の主人公2人を読んできました。」
ヴァン「ヴァン・ヨハネス・フォン・クロードだ。」
ヨハン「ヨハン・フォン・クロイスだ。」
佐々木「早速初めて行きましょうか。」
†
佐々木「まず2作品には大きな違いがあります。」
ヴァン「時代だな。」
ヨハン「俺の時代は1940年代。第二次大戦位の時代設定。」
ヴァン「俺のはそれより昔。中近世ヨーロッパといった所だな」
佐々木「分かりやすく言えば前装式で重い鉄球を飛ばす程度の火砲を作る技術はあるくらいだけどマスケット銃までは無い程度の技術力がヴァンの世界だね。」
ヨハン「んで、何が大きく違う?」
佐々木「君の世界のは王笏と宝珠による神の御業を解析し機械化して再現したもの。ヴァン達が使う、エルフの魔術は世界を統括・運営するシステムへの自らの内包する力を持って干渉する術。」
ヴァン「全然違うのは分かるが意味が分からんな。」
佐々木「だろうね。まずはヨハンのから行こうか。古代から神話や伝承には数多の神の奇跡や御業、災いが存在する。それを象徴するものとして王笏と宝珠が存在する。それを科学的に解析し王笏と宝珠を再現したのが彼らの使用する宝珠なわけだ。宝珠を扱う物を神に等しいっていう解釈の元彼らは奇跡を再現する術を魔導とよんでいる。」
ヴァン「成程な。それは奇跡に近い超常現象なわけだ。」
佐々木「その通り。君達は知ってるだろうがコンピュータはシステムで動く。ヴァンの世界のエルフの魔術はそのシステムに近い。魔力でログインし自らの扱える権限の範囲内で現象を発生させる。コマンドの様な物だ。」
ヴァン「エルフのと言うのなら他にもある訳だな?」
佐々木「その通り。まずは人間、ヒトの魔術だ。ヒトは世界のシステムにコマンドを入力できる程レベルが高くない。そこで精霊やら悪魔や神々やその眷属から代償を支払い、代わりに行使して貰う。」
ヨハン「人間では支払える代償に限度がある。だから人間の魔術ではエルフには叶わないわけか。」
佐々木「その通り。一応はそういう設定だからね。他には魔族の魔術だ。彼らは彼らの信仰する神の権能をそれぞれのレベルに応じて代行する権限がある。更には竜魔術に代表される魔獣の魔法だ。」
ヴァン「魔術と魔導、更に魔法には何の違いがある?」
佐々木「魔術は技術。魔導は才能が無いと全く扱えない、魔法はその生物の持つ基本的仕様かな。話を戻すよ。説明した通り魔法だから魔獣は生物として魔獣自身が持つ特徴だ。」
ヨハン「設定は色々あるんだな。」
佐々木「設定はね。残念ながら今のところは登場させる場面が無くてね。今回はここまで。次回はヴァンの世界の情勢を解説しようかな。」
†
筆者佐々木優です。
質問や説明が欲しい内容がありましたらコメントまでよろしくお願いします。
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