八章から十二章までの登場人物②プラス捕捉


注 年齢や考えは、猫歴二年、七月末現在を表記しています。

  書き方をこだわったのでPCでは読み易いのですが、スマホの縦読みだと読み難いです。横画面でページを見れるように変更したら、機種によっては奇麗に読めると思います。



               ~その他~



☆帝国☆    黒い森に押し潰される閉塞感と、身分差、奴隷制度があり、人々

        は暗い生活を送っていた。



 ソ ウ    帝国皇帝。耳が横に長く、筋骨隆々の中年男性。人間としては恐

キョウイン   ろしく強かった。東の国に向けて侵略戦争を仕掛けたが、その全

        てを主人公に阻まれ、公開処刑されてしまう。現在は、ソウの街

        にある歴代皇帝の墓に埋葬され、戦没者の慰霊碑が周りに建ち並

        び、安らかに眠っている。



☆神様☆


スサノオ    神のような存在。見る人が雄大としか感じない男だが、一目見て

        倒れるのであまり意味がない。主人公の転生先を管理している。

        天孫降臨以降、主人公の夢の世界でアマテラスと姉弟喧嘩をして

        めちゃくちゃにするから、迷惑がられている。


オオゲツヒメ  神のような存在。見る人に花を連想させるほどの雰囲気を纏って

        いる女性。スサノオと共に世界を管理している。たまに主人公の

        夢の世界に入って撫で回しているが、証拠隠滅して帰って行くの

        で主人公は気付いていない。



☆王様☆


西のじい様   元西の国の王。様々な策略でキャットトレインを奪おうとしたが

        主人公にこてんぱんにされて王位を息子に譲る。現在は、ゴルフ

        協会会長として普及活動に努めつつ、自分もゴルフ三昧で楽しい

        隠居生活を送っている。


南の王     現南の国の王。西のじい様にそそのかされてキャットトレインを

        奪う協力をしたが失敗。その事で相談相手が居なくなり、主人公

        を頼る事が多くなって迷惑している。現在は、西のじい様に相談

        料を取られながらも、割り切って付き合っている。


小国の王    大国の王とは違い、自身を守る為に武器の扱いに慣れている。訓

        練も積極的に行っているので、一般的な騎士よりかは強い。



☆生物☆


ゴリラ     体長10メートルの黒いゴリラ兄弟。どこで習ったのかわからな

ブラザーズ   いラップで主人公を楽しませた。現在は、たまに会いに来る主人

        公を兄貴と呼び、一緒に歌ったり踊ったりしている。


白ヘビ     家ぐらい大きな顔を持つ巨大なヘビ。主人公は確認取れていない

        が尻尾は六本あり、全てを足すと1キロを超える全長となる。性

        別は雌。シャーベットが大好物で、主人公が来るのをいつも楽し

        みに待っている。ただし、主人公の住み処を探って来るので、あ

        まり行きたくないようだ。


白サギ     翼を広げたら20メートルを超す白い鳥。優雅に空中散歩してい

        る時に餌が飛んで来て食べようとしたら主人公だった為、殴られ

        て乗せる事になった。一度白ヘビに食べられ掛けて、縄張りに近

        付きたくなかったようだ。


白タコ     全長30メートルの白いタコ。生命力が強く、腕を切っても切っ

        ても生えて来た。それが仇となって主人公に切られまくる。現在

        時々売りさばいているが、なかなか減らないので次元倉庫の肥や

        しとなっている。


白マンボウ   全長10メートルの白いマンボウ。背びれ、尾びれが四つあり、

        強さは白タコより強い。主人公をからかうだけからかって、空を

        泳いで逃げて行った。



  *   *   *   *   *   *   *   *   *



           ~アイムキャット設定捕捉~



 いつもお読みいただき有り難う御座います。


 さて、十三章ラストでアイムキャット最大のネタばらしをしましたので、本編に出て来ない設定を少しばかり捕捉させていただきます。



☆生態系☆


 アイムキャットの世界は、現実世界の地図とほぼ一緒で、生態系も酷似しています。ですので、現実世界の生物が登場し、上位種は、黒や白、尻尾や角や頭の数、大きさが違っています。

 ちなみに五章で出て来た「丸鼠」は「バルチスタンコミミトビネズミ」って、五百円硬貨ぐらいの小さくてかわいいらしいネズミの事です。

 ゴリラはあんな所に居ないかもしれませんが、まぁそこはご愛敬で……黒い森だらけなので広く分布したとかそんな感じで……ていうか、住んでいそうな目立つ動物を探しても、似たような動物しかヒットしないし……



☆名前☆


 人種についてもほぼ一緒で、五章のオアシスの村で「ナンダ」と「スマン」という登場人物が出て来ましたが、インド人の名前から取っています。けっして、ふざけた名前の付け方をしたわけではありません。なんかいい感じの意味がありましたし……忘れたけど……

 東の国の登場人物は、フランス、イタリア、ドイツ、スウェーデンからいただきました。もう誰がどの国か忘れましたけど……さっちゃんはフランスと記憶しておりますが……


 山を越えた先、猫の国は、完全に中国系です。千年前に山を越えた皇帝の先祖が英語を普及させたので、言語は英語、名前は中国系になった設定となっています。

 その流れで奴隷だった猫耳族が英語しか話せなかったので、猫耳族の祖先は差別する者が居なくなるように、英語に統一した事になっています。


 エルフの里は、言語や名前は中国系です。次章で新婚旅行の旅路を巡りながら説明するかもしれませんので、深くは触れないようにしておきます。



☆地図☆


 主人公の生まれはエベレストの近くの森で、「東の国」はネパールの北西部からインド北部、「西の国」「南の国」はインド北部に位置しています。その周辺に小国があり、そこから先は真っ黒な森が広がっていて、人の住める土地は狭くなっています。


 「猫の国」はチベットに位置しており、十三章ではそこから出発して中国を横断し、上海辺りから日ノ本を目指しました。少し書きましたが、南に行けば台湾があったので、シラタマ達が行かなくてよかったです。間違って行っていたら、日ノ本上陸が一章は遅れていたでしょう。

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