八章から十二章までの登場人物①


注 年齢や考えは、猫歴二年、七月末現在を表記しています。

  書き方をこだわったのでPCでは読み易いのですが、スマホの縦読みだと読み難いです。横画面でページを見れるように変更したら、機種によっては奇麗に読めると思います。



               ~猫の国~



☆猫の街☆   猫の国の首都。主だった産業は農業で、米と大豆の販売と各街の

        税が収入源。人口の三分の一が子供。種族は猫耳族と人族。人族

        は欧州系、アジア系、ハーフがいる。

        


ワンヂェン   立って歩く黒猫。魔法が得意で猫耳の里で巫女をしていた。スレ

        ンダーな体なので、主人公に羨ましく見られている。現在は、猫

        の街に居付いて、治療院院長として働いている。


シェンメイ   大きく筋肉キレキレの猫耳族の女性。大斧で戦う二つ名は「戦乙

        女」。人族から「筋肉猫」と怖がられているが、その二つ名は、

        キレて怖くなるから言わない方が懸命。セイボクから派遣されて

        猫の街に来たが、ウンチョウから正式に主人公の護衛として派遣

        される。


ケンフ     猫の犬になった人族の男。トウロウ拳の使い手で、二つ名は「武

        術バカ」。主人公に敗れて仲間になるが、その時に少し頭をやっ

        てしまって犬の様に振る舞う。現在は、猫の街の警備隊長に任命

        されているが、上に立つには向かないようだ。ズーウェイと結婚

        したが、夜の営みについて悩みがあるもよう。


ジンリー    シェンメイの妹の猫耳族。姉よりデカイので威圧感はあるが、優

        しい女性で子供達にも人気があるようだ。猫耳の里だと息が詰ま

        るらしく、猫の街に移住した。現在は、ケンフと同じく警備隊長

        となっている。主人公はケンフより頼りにしているようだ。


ズーウェイ   元奴隷の猫耳族の女性。奴隷だった者の新しい生活の見本となれ

        るように主人公について来た。性格はドMで面倒だが、家事のス

        キルはピカイチ。猫の街に住む子供達からはお母さんのように慕

        われている。現在は、ケンフと結婚したが、夜の営みについて悩

        みがあるもよう。


ヤーイー    元奴隷の猫耳族の女性。ワンチェンの付き人なので、猫の街に定

        住している。人族に対してはその昔、男に暴力を受けたので嫌悪

        感があるようだ。主人公も気付いているので、男の子とケンフを

        使ってリハビリを行っている。


ダーシー    建設担当トップの男。主人公が無理矢理押し付けたが、大工病に

        掛かっているのであまり顔を見る事がない。ただ、報告は聞いて

        いるので、心配するような事態は起こっていないようだ。現在は

        何度もファリンに求婚して玉砕中。


ファリン    元奴隷の猫耳族の女性。主人公に頼まれてダーシーの秘書をして

        いる。なかなかのやり手で、皆の仕事の調整までしてくれている

        ようだ。ただ、ダーシーに対しては当たりが強い。身だしなみが

        汚い時は、主人公の命令なのでめちゃくちゃキレているようだ。

        ダーシーは泣きながら仕事をしているらしいが、主人公に報告は

        上げていない。現在は、ダーシーの求婚を受けてもいいかもと考

        えているようだ。


トウキン    帝国で教師として働いていた。現在は、猫の街の学校で校長とし

        て働いている。美人な奥さんと、養子にした猫耳族の女の子二人

        と、四人家族になって、仲睦まじく暮らしている。


ソウハ     元便利屋の男。東の国でいうところのハンターに属され、狩りに

        関してはピカイチ。単独でも集団でも、必ず獲物と皆を無事に連

        れて帰ってくれる。現在は、森は少し遠くなったので主人公から

        バスをプレゼントされて喜び、ブイブイ言わしている。


ヨキ      廃街に捨てられた男の子。20人もの子供と共に貧しい暮らしを

        していたが、主人公と出会って生活が一変した。食べ物に困らず

        清潔な暮らしになって感謝している。ジャガイモ担当に任命され

        ていたが、現在は他の村から来た男が農業を取り仕切ってくれて

        いるので、ホッと胸を撫でおろしている。


シン      廃街に捨てられた女の子。ヨキを支え、子供達の面倒もよく見て

        くれている。現在は、猫の街に少なからず居る大人の下で、旅館

        の見習いをしている。


コウム     廃街に捨てられた男の子。ヨキの手伝いをしつつ、将来は警備隊

        に入ろうと考えて、暇な時間は剣の訓練をしているようだ。


メイバイ家族  父、母、メイバイを入れて三人家族。ラサの街で奴隷として働い

        ていたが、戦争が終わった直後、猫の街に移住した。王妃の両親

        という事もあり、住人から敬われて本人達は困っている模様。現

        在は、お隣のリータ家族と仲良くしている。玉の輿踊りも慣れた

        もので、主人公はあまり両家族に近付かない。


シユウ     体長15メートル、角が四本に尻尾三本の白い牛。三匹の大きな

        黒牛を含む牛の群れのボス。主人公に餌付けされて、群れごと農

        業従事者として働いている。主食は木。黒い木のほうが好みみた

        いだ。それよりもドーナツが好物。たまに主人公と力比べする事

        も好きみたいだ。



  *   *   *   *   *   *   *   *   *



☆ソウの街☆  元帝国首都である帝都。猫の街きっての商業都市。元首都とあっ

        て、猫の国で一番立派な街並みをしている。人種は、欧州系、ア

        ジア系、ハーフ。猫耳族は居ない。



ホウジツ    元商人の若い男。主人公にソウの代表に抜擢されて働いている。

        最初は主人公を怖がっていたが、次々と新しい技術を見せられて

        金になると興奮し、そんな事はどうでもよくなったようだ。いま

        では、一生ついて行くと心に誓ったようだ。


リームォ    ホウジツの商売敵だった女性。ホウジツが代表になって差を付け

        られたと嘆いていたところ、代表になってくれと頼まれて、渋々

        ソウの代表となった。どちらかというと、ホウジツの事が好きで

        競い合っていたのだが、その事にホウジツは気付いていない。な

        ので、いつも一緒に楽しそうにしている主人公に嫉妬している。


チィアンファ  メイバイの元主人の娘。ホウジツの秘書として真面目に働いてい

        るが、口が悪いので周りに嫌われている。本当は、自分を悪く見

        せて、ホウジツが円滑に仕事が出来るようにしている策士。その

        事に気付いた主人公はからかって来るので苦手にしている。


シュェラン   ソウにある高級クラブで働く女性。東の国アンブロワーズ王のお

        気に入り。美人で胸は小さめだが、そこが気に入ったらしい。あ

        と、お金を払っているから優しいところも……



  *   *   *   *   *   *   *   *   *



☆ラサの街☆  農業を主体とし、国民の腹を満たしてくれる街。人口の半数は猫

        耳族。人族は、欧州系、アジア系、ハーフが居る。



センジ     元ラサの街首長の娘。それと同時に奴隷解放組織の№1でもあっ

        た。その事もあって、主人公がラサを落とした際に街の運営する

        代表として雇った。ちなみにセンジ以外の家族全員処刑が決まっ

        ているが、主人公を恨んだりしていない。


チョウシュン  猫耳族の若い男。ウンチョウの息子でもある。センジと肩を並べ

        る代表の位置にいるが、現在はまだまだ勉強中。歳も近い事もあ

        り、なかなかいい雰囲気の時もあるようだが、父親の顔がよぎっ

        て踏み出せないでいるようだ。


トクユウ    元奴隷解放組織の男性。現在は、ラサの街の農業責任者としてセ

        ンジを支えている。


イン      元奴隷解放組織の女性。現在は、ラサの街の人員管理の責任者と

        してセンジを支えている。


ツウゴ     奴隷解放組織の№2の男性で、メイバイの元主人。貴族だったの

        だが誰にでも分け隔てなく優しく接するので、周りの貴族からは

        変人と呼ばれていた。奴隷の猫耳族からは愛されていたが、親戚

        からはその趣味のせいで変態扱いされていた。残念ながら、死去

        している。



  *   *   *   *   *   *   *   *   *



☆猫耳の里☆  米や大豆から作られる製造業を主体とした里。人種は、猫耳族が

        100%。たまに猫耳カチューシャと尻尾を付けた商人が訪れる



セイボク    猫耳族の長だった老人。奴隷解放、穏健派だった。人族は嫌いだ

        が巨乳は好きなので、最近ではそこまで嫌いではないらしい。む

        しろ双子王女に会える猫会議を楽しみにしているらしい。現在は

        猫耳の里の代表として慣れない事務やらなんやらで、かなりお疲

        れのもよう。息子に譲るかどうか悩んでいるようだ。


モンファ    猫耳族の魔法使いの老婆。どんなにうるさい環境でも眠れる特技

        を持っている。新しい魔法は興味はあるようだが里から出ないの

        で、猫の街から戻った留学生に教えてもらっているようだ。



  *   *   *   *   *   *   *   *   *



☆猫穴温泉☆  猫の国の玄関であり観光地。人種は、人族と猫耳族が半々。猫耳

        族が居ないと外国と思われにくいので、ラサから移住している。



リェンジェ   元帝国軍から派遣された砦の責任者。主人公にあっと言う間にボ

        コられて倒された。部下思いの姿が気に入られたリェンジェは、

        猫軍に所属してキャットトンネル防衛の任に就き、さらに大出世

        で代表に抜擢。本人はやりたくなかったようだが、妻の猛プッシ

        ュで折れる。街運営は大変だが部下に支えられ、今はやりがいを

        感じているようだ。



  *   *   *   *   *   *   *   *   *



☆猫軍☆    ラサの街が本拠地。猫耳族がトップだが、大多数を人族が占めて

        いるので、元帝国三将軍を使って統率を取っている。ちなみに名

        称は主人公が決めたわけではない。



ウンチョウ   元奴隷解放、強硬派、猫耳族の中年男性。自分から軍のトップに

        立候補したのだが、計算が苦手で軍の会計に頭を悩ませていた。

        主人公から元商人の奴隷を派遣してもらって解決したが、猫耳族

        に偏見を持つ隊員もいるので、その事にも頭を悩ませているよう

        だ。


コウウン    元奴隷解放軍リーダー、猫耳族の中年男性。剣技、武術、共に優

        れており、猫軍にいる四人の将軍の一人。主に猫耳の里近辺が持

        ち場で、部下は全てが猫耳族で構成されている。


ガクヒ     元帝国軍将軍の中年男性。コウウンと戦闘方法は同じで、帝国で

        は二番目に強かったのだがドーピングしたシェンメイに敗れる。

        現在は、猫軍四将軍の一人として、ソウの街近辺の防衛を担当し

        ている。


セイチュウ   元帝国軍将軍の中年男性。全身武器の武術家で、同じく武術家の

        ケンフと戦って僅差で敗れる。現在は、猫軍四将軍の一人として

        ラサの街近辺の防衛を担当している。


エンアク    元帝国軍将軍の中年男性。刃の薄い剣と武術で闘い、調子に乗っ

        た主人公にブッ飛ばされた。猫耳族に厳しい態度を取っていたが

        調べてみると上からの指示で行っているケースばかりだったので

        死刑を回避した。現在は、猫軍四将軍の一人として猫穴温泉近辺

        の防衛を担当している。


シトク     元帝国軍副将軍の男性。現在も将軍の下で副将軍として働いてい

        る。その他にも元副将軍が三人いて、猫軍の副将軍の任に就いて

        いる。


イチュウ    元帝国軍の槍使いの男。ローザの街に攻め入ったが、主人公に埋

        められる。東の国で捕虜となっていたが、現在は猫軍で働いてい

        る。

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