729 次の目的地にゃ~


 また帝国は、なんちゅうモノを作っておるんじゃ……


 わしの眼前には、体高が10メートル以上あるケンタウロス。馬の胴体は真っ白で尻尾は六本。人間の胴体には二本の太くて長い腕が生え、白髪の頭にはオーガの特徴である王冠のような角が生えていた。


 これはまたいびつな形をしておるな。あの腕なんて、後付けされたような形じゃわい。それを支える胸筋も分厚いけど、改造されたのか?

 そして王冠風の角。なんだか一本折れているような……アレが原因か。長い時を過ごしている内に角が折れて、正気を無くして縄張りから出たのかも??


 大人しくしておればわしは気付かなかったのに、見てしまった物は仕方がない。その呪い、いま解き放ってやるからな。


 人間相手なら殺す事を躊躇ちゅうちょするわしでも、こんな人体改造された被害者は別だ。殺す事で救われる事だってあるはず。

 望んで手術を受けた可能性もあるが、息子が、父が、こんな姿になっていたら家族が悲しむに決まっている。


 わしは覚悟を持って【猫撫での剣】を抜いた。


「グアアァァ!!」


 その殺気に当てられたケンタウロスは、雄叫びをあげながら高速の突撃。わしも同時に突撃し、大きな衝突音と衝撃波が発生した。


 その後、片方が吹き飛んで次々と黒い木を薙ぎ倒し、片方はその場に着地した。


 もちろんその場に残っているのは、わしじゃ!


 普通は体重が重いほうが残るのだが、わしは最強の猫王。それに【参鬼猫みきねこ】発動中なら身体能力は3倍どころか3乗もアップ中。純粋な力で凌駕しているのだから負けるわけがない。

 衝突の瞬間にケンタウロスはわしを殴ろうとしたのだがその手を掻い潜り、力いっぱい斬り付けたので、この結果になったのだ。


 やはり、こいつも回復手段を持っておったか……


 残念ながら、【猫撫での剣】を持ってしても一刀両断とは行かず。肩から斜めに斬ったのに、姿を確認した頃にはもう傷が塞がり掛けていた。


 こいつも【吸収魔法・球】を使っているから攻撃を弱められてしまったな。レアケースじゃからすっかり忘れておったわい。

 わしも範囲を広げよっ…と……てか、コリスがこっち見ておる!? 待ってるって言ってたのに~~~!! どわっ!?


 何か視線を感じたので振り向いたら、かなり遠くの黒い木の陰から白い物がはみ出していたので、間違いなくコリス。必然的にリータ達も居るだろうからわしが驚いていたら、ケンタウロスが突っ込んで来たのであった。



  *   *   *   *   *   *   *   *   *



 その少し前、リータ達は双眼鏡片手にシラタマの戦闘を覗き見ていた。


「うっわ。何アレ……大きな馬に人が乗ってる? 違う! ケンタウロスだ……」


 べティはケンタウロスを見て恐怖に震えているが、リータ達にはケンタウロスは初めて聞く単語だったようだ。


「ケンタウロスですか?」

「阿修羅みたいに物語上の生き物よ。もうチビりそうだから帰りたいんだけど~?」

「あはは。べティちゃんにはちょっと早かったですね」

「私達なんて、アシュラを間近に見て失神しちゃったニャー。あははは」

「そんなんでよく笑えるわね。頭のネジ、飛んでるんじゃない?」


 ハンターとしては危険を避けてお金を稼ぐのだから、べティの酷い言葉は先輩ハンターとしては最高の金言なのだろうが、リータとメイバイは笑って誤魔化す。

 そんな会話をしていると、シラタマが後ろを振り向いた。


「あ、バレた」

「お姉ちゃんがはみ出してるから~」

「ゴメン……」


 オニヒメに言われてコリスが謝るが、その瞬間、衝撃波が皆を襲う。


「飛ばされるんだよ~!」

「いたっ! いたたた。毛が抜ける~~~!!」


 その衝撃波で吹き飛ばされそうになったノルンはべティのカーリーヘアを掴んで必死に耐えるので、べティはたまったもんじゃない。


「シラタマさんも戦いづらそうですね。下がりましょう」

「だニャ。いつ大きく動くかわからないし、巻き込まれたら大変ニャー」

「一目見れただけで十分」


 シラタマが足を止めての打ち合いを繰り広げているから、邪魔になっていると気付いたリータの指示で、メイバイもイサベレも頷く。


 こうして戦闘区域から大きく離れたリータ達は、シラタマの戦闘の終わりを待つのであった。



  *   *   *   *   *   *   *   *   *



 時は少し戻り、ケンタウロスが突っ込んで来た直後……


 くっ……くそっ!


 ケンタウロスが両手合わせ、槍のようにして突っ込んで来たが、コリス達が後ろに居るからにはわしは正面から迎え撃つしかない。

 刀を横に振るい、ケンタウロスの衝突よりも強い力で弾き返そうとしたが、コリス達が後ろに居た事に驚いていたから少しばかり出遅れてしまったので、互角に持ち込むのがやっとだった。


「どにゃ~~~!!」


 ケンタウロスは腕を弾かれたら、前足の連続蹴り。これも刀を振るって止めるが、一発目で地面に埋まりそうになったので、すぐさま空気を踏んで耐える。

 数発耐えれば、ケンタウロスのひづめは【猫撫での剣】の刃に当たったせいでボロボロ。これで楽が出来ると思ったが、その頃にはさっき斬った手が回復しており、抜き手が連続で降って来た。

 これも刀を振って耐え、ダメージを与えたらまた前脚の蹴りに変わり、そして抜き手に変わる。


 リータ達が居なければ避けるんじゃけど……


 千日手のようにケンタウロスが連続攻撃を繰り出す中、わしはチラッと振り向いたら、そこにはリータ達の姿は無かった。


 おっ! ちょっと見に来ただけか。それなら一緒に来ておれば、驚かされる必要は無かったのに……言ってくれたら、ちょっとぐらい見学させてあげたんじゃぞ? たぶん……させるか!!


 心の中で愚痴っていたらケンタウロスの動きが変わったので、抜き手を掻い潜ってからのジャンプ。


「グアアァァッ!! ギャアアァァ~~~!?」


 ケンタウロスは口からエネルギー波を発射しようとしたが、わしは侍の勘でビビビッと感じ取り、先手でアゴを斬り付けてやったので不発。ケンタウロスは口の中が爆発し、大ダメージとなった。


 チャンス!!


 そんな大チャンスを見逃すわしではない。素早く動いてケンタウロスの四つ脚を何十と斬り付けて切断し、転がったところに何百もの斬撃を繰り出した。


 おおう……脚が生えよった……


 まさかそこまでの回復力があるとは思っていなかったわしは少しビビったが、攻撃の手は緩めない。

 脚を斬り飛ばし、腕を斬り飛ばし、体を斬り裂き、顔を斬り裂き、ケンタウロスを立たせない。


 その斬撃は万を超え、三万を超えた頃に、ついにケンタウロスの再生は止まるのであった。



「ふぅ~……わしの言葉、届いてるかにゃ?」

「グ…ギャ…アァァ……」


 ケンタウロスは吸収魔法の膜も維持できないぐらい弱ったので、わしは念話を繋いだが、ケンタウロスは言葉らしい言葉すら思い浮かべない。


「今まで、よく帝国を守ってくれたにゃ。感謝するにゃ」

「………」


 わしが感謝の言葉を送ると、ケンタウロスの目から涙が落ちた。


「お疲れ様にゃ~」

「あ、あ、あ……」


 わしは何か言い掛けたケンタウロスの首を斬り落とし、命を狩り取った。


 そして刀を鞘に戻し、手を合わせる。


 ケンタウロスは「ありがとう」と言おうとしたと期待を込めて、祈りを捧げるわしであった……






「戻ったにゃ」

「あ……」


 わしが横たわるケンタウロスに祈りを捧げていたら、リータ達がそうっと近付いて来たので、振り向きもせずに声を掛けた。


「シラタマさん……怒ってます?」

「いんにゃ。それよりこいつに手を合わせて褒めてやってにゃ~」

「褒め? ……はい」


 リータは「褒める」という言葉に少し引っ掛かっていたが、わしの言う通り優しく褒めて感謝の言葉を送った。それに続き、一人、また一人と感謝の言葉を送って手を合わせ、静かな時が流れる。


「さてと、ちょっと寄り道して帰ろうにゃ~」


 ロシア東部にある猫帝国に転移したら、阿修羅とケンタウロスを荼毘だびに付す。二人の灰は個別に固めて埋めてしまい、その上には洋風のお墓を建てた。

 名前はわからないので、見た目をそのまま名前とし、空白を残す。もしも仲間が見付かった際には、新しい名前を刻む予定だ。


 ここで再び感謝の言葉を送り、安らかに眠れるように祈りを捧げるわし達であった……


 それからべティに猫又石像の数の多さを一通り笑われ、いつもの騒がしいわし達に戻る。だが、腹が立ったのでべティに白マンモスを紹介。


「マンモス見たかったにゃろ~? にゃははは」

「デカすぎるわ!」


 べティを怖がらせて仕返ししたら、ニューキャットシティへ転移。そこでウンチョウに事の顛末を説明してから、猫の街にあるキャットタワーに帰った。

 キャットタワーでは、遊びに来ていたさっちゃんと兄弟達に死ぬほどからまれたので、獣の群れとケンタウロスの戦いを聞かせたらさっちゃんは落ち着いたけど、ルシウスとエリザベスにネコパンチされた。連れて行って欲しかったようだ。


 だから寝ている内に出発したんじゃ! 今度どっか連れて行ってやるから噛むな!!



 兄弟をなんとか宥め、さっちゃんにモフられ続けていたら夕方になり、わしは隙を見て一人になると、屋上から猫の街をボーッと見ていた。


「ちょっと~? 明日帰るんだから逃げないでよ~」


 そんなわしに苦情を言いに来たさっちゃんは、隣に来て下を覗き込む。


「下に何があるの?」

「ん~? ちょっとにゃ~……」


 わしは今日の出来事のせいか、弱音が出てしまう。


「わしって、上手く王様できてるのかにゃ?」

「う~ん……どうだろ? 難しい質問ね。お母様だって同じことを呟いていたの聞いたことがあるから、君主はみんな同じ悩みを持ってるんじゃない??」

「あの女王がそんにゃことをにゃ~……ちにゃみにさっちゃんは、女王になんて声を掛けたにゃ?」

「それがさあ~。褒めたら叱られたの。あの時はなんで叱るのかわからなかったけど、シラタマちゃんに考えろって言われて、いまはちょっとはわかるかな~?」

「あ~……答えにゃんか、わし達が決めることじゃないって感じにゃ~」

「そうそう。お母様も、民が決めることって言ってたよ」

「それならシラタマさんは、最高の王様ですね」

「「にゃ~~~??」」


 わしとさっちゃんが喋っていると、誰かの声が聞こえたので振り返ったら、リータ、メイバイ、コリス、オニヒメ、イサベレ、あとノルンを頭に乗せたべティ、兄弟達まで集まっていた。


「ほら? 下ではみんな笑っていますよ」

「猫耳族だけじゃなく、みんな幸せに暮らしているニャー!」


 わし達の話を聞いていたのかリータとメイバイは、わしを手放しに褒めてくれる。


「おなかいっぱい食べれるってみんないってたよ~?」

「ミンヤン君も毎日楽しいって言ってた」


 コリスは相変わらず食べ物寄り。オニヒメは……ミンヤンって誰? 彼氏じゃないじゃろうな!?


「女王様のほうが凄い」


 オニヒメには驚かされたけど猫ファミリーは総じて褒めてくれているが、イサベレは女王と比べてわしを褒めてくれない。


「猫が王様って、何度聞いても笑えるんだよ。キャハハハ」

「プププ。猫が王様やってるってウケるよね~? キャハハハ」


 ノルンとべティに至っては、笑ってやがる。


「まぁ見た目はアレだけど、自信を持って!!」


 それを見てさっちゃんが慰めてくれるけど、わしは納得できない。


「アレってなんにゃ~」

「「「「「猫……」」」」」

「全員で言わなくてもわかってるにゃ~~~!!」


 結局はなんだかバカにされた感じになり、わしがねたら、皆に撫でられながら慰められるのであった。



 それからわいわい喋っていたら、さっちゃんがあの事を聞いて来た。


「あ、そうだ。今度の旅はいつ行くの? お母様からも、早く出発するように発破掛けて来いと言われているのよ」


 さっちゃんとイサベレと兄弟が猫の国に遊びに来ていた理由は、ほとんど「さっさと旅に行け」との圧力。ニューキャットシティで問題が起きたので逃げる口実には持って来いだったのに、思い出しやがった。


「いつと言われてもにゃ~……目的地が決まってないんだよにゃ~」


 時の賢者の足跡は最終地点まで辿り着いてしまったので、いまのところわしのやる気が起きない。しかしこのままではさっちゃんが納得しないので、皆から行きたい場所を募ってみる。


「リータはどこに行きたいにゃ?」

「そうですね。獣……」

「戦闘以外でにゃ~」


 バトルジャンキーの答えはわかってしまったので、先にわしが答えを言うと、リータは考え込んだ。


「う~~~ん……綺麗な場所が見たいですね」

「それにゃら、パラオにゃんてどうにゃろ? エメラルドグリーンの海は絶景にゃ~」

「見てみたいです!」


 リータの目的地が決まると、次はメイバイに質問。


「私は写真映えする所がいいニャー!」

「綺麗にゃ所はリータの目的地で撮るとして……エジプトの遺跡はどうかにゃ? 本物のピラミッドにゃ~」

「他にも遺跡があるなら撮りたいニャー!」


 カメラが趣味のメイバイの目的地も決まったので、次はコリス。


「おいしいの! もっといろんなのが食べたい!!」

「にゃはは。コリスらしいにゃ~。離島でも回ってみようかにゃ? いろんにゃ食材が手に入るはずにゃ~」

「それでエミリとべティに作ってもらうのもアリだね~」


 コリスの旅の醍醐味にも付き合う案を出したら、次はオニヒメ。


「みんなと一緒なら、どこでも楽しい」

「それじゃあ決まらないにゃ~……じゃあ、オニヒメの旅の目的は、目的地探しにしよっかにゃ?」

「うん。いろんな物を見て考える」


 オニヒメは保留となってしまったが、旅をしている内に好きな物が見付かるはずだ。


 猫ファミリーから聞き取りを終えると、猫パーティの一員であるイサベレも忘れずに聞いてあげる。


「私はイタリアってところに行きたい」

「あ~……手記に出て来たもんにゃ。イサベレの一族が見付かるといいにゃ~」

「ん。エルフみたいに生き残ってるかも」


 イサベレの目的地が一番近そうだから一番目に行こうと話をしていると、兄弟達がスリ寄って来た。


「「にゃ~ん」」

「あ、エリザベスとルシウスもつて来たいんにゃ。ま、たまには兄弟水入らずで旅行でもしようにゃ~」

「「にゃ~ん!」」

「う、うんにゃ。狩りもしたいんだにゃ……」


 わしとしては秘湯巡りをしたかったのだが、兄弟もわりと脳筋なので、狩り込みで考える。これで旅行プランは終わりだとわしが思っていたら、べティとノルンも聞けとか怒っていたから聞いてあげる。


「あたしは七つの海を制覇して、海賊女王になるわ!」

「ノルンちゃんも世界中旅するんだよ~!」

「目標じゃなくて、目的地を聞いてるんにゃ~。てか、べティは連れて行かないにゃよ? うるさくにゃるし」

「静かにするから連れて行ってよ~!」


 静かにすると言ってうるさいべティを押し返していたら、あの人も聞いて欲しそうにうずうずしている。


「ねえねえ~? ねえねえ~?」


 さっちゃんだ。「ねえねえねえねえ」うるさいから仕方なく聞いてあげる。


「シラタマちゃんが行った全ての場所に連れて行って欲しいな~? あと、たまには冒険にも連れて行って欲しいな~?」

「それ、多すぎにゃい? 仕事してる暇もなくならにゃい??」

「シラタマちゃんも王様の仕事してないじゃな~い」

「王様の仕事に冒険も含まれているんにゃ~」


 わしだって、家でゴロゴロして年に一度ぐらいで旅をしたいのだが、それを家臣が許してくれないから定期的に旅に出ているのだ。猫会議でも、多数決で決まってしまったから王様の仕事と言って過言ではない。


 オオトリはわし。リータがわしの行きたい場所を聞いてくれた。


「UFOも十年使えないし、わしはみんにゃが行きたい所を見てからでいいにゃ」

「そのあと、行きたい場所があるのですか?」

「うんにゃ! まずは元の世界をみんにゃに紹介したいにゃ~。それから燃料の魔力にもよるけど、月に行ったり火星に行ったり生命体を見付けたり……宇宙旅行をしたいにゃ~」

「また宇宙ニャー? シラタマ殿は好きだニャー」

「あ、その前にイースター島やオーストラリアにも行かないとだにゃ。そこにも宇宙人伝説があるんにゃ~」

「その宇宙人って、神様のことじゃないですか? UFOだって神様の乗り物でしたし」

「男のロマンを打ち砕かないでくんにゃい?」


 わしのロマンをメイバイが笑い飛ばし、リータが答えらしき事を言うので「にゃ~にゃ~」反論していたら、さっちゃんが大声をあげる。


「何それ! 聞いてないんだけど!! シラタマちゃんの世界に行けるの!?」

「にゃ……しまったにゃ……」


 さっちゃんには知らせていない情報をペラペラ喋ったが為に、わしはめっちゃモフられて脅されて連れて行く約束をさせられてしまった。



「さてと……目的地も決まったし、新たにゃ旅に向けて、腹ごしらえにゃ~~~!!」

「それ、声張り上げて言うこと?? それに食事の話してるし……」

「ここはお約束にゃ~」


 せっかくわしが決めたのに、さっちゃんがちゃちゃ入れやがったので仕切り直し。


「新たにゃ旅に、出発にゃ~~~!!」

「「「「「にゃ~~~!!」」」」」


 こうしてわし達は、世界中を旅したり、元の世界にお邪魔して驚かせたり、事故で異世界に行ったら勇者と間違えられたり、ひょんな事から宇宙戦争に巻き込まれたり、ゴロゴロお昼寝したりして、時に悲しい出来事が起きても笑い飛ばし、幸せに生きて行くのであった……


*************************************

 最後のほうは時の賢者の足跡を辿る旅行モノでしたし「このまま終わってもいいかな~?」と思っていたのですが、こんだけ長いのにオチ無しってのも怒られそうなので、もう一話やります。

 はてさて……ラストはどうなることやら……

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