第26話 俺の魔法を見せてやる!(後編)


 現れたのは見目麗しく着飾れた戦乙女たちの大軍勢だった。


 それぞれが、武器や魔導器の類いを手にしてはいるのだが、大半が水着、或いは下着とも呼べないような肌も露わな姿をしており、一見して何がしたいのかわからない姿だ。……それはそれとして眼福な光景ではあるが。


「――いやなんだその無敵のソシャゲみてぇな能力は」


 とりあえずはツッコんでおく。まぁ、そういうことなのだろう。

 

 コイツは要するに、美女をコレクションする非生産的なゲームのごとき能力を持ったまま異世界に転生して、その力で次々に居世界を渡り歩き、コレクションを増やしてきたってことなのだろう。


 いや、分かるよ。やりたいことは。


 でも普通は考えてもやらないと思うんだけどなぁ。


「ちなみに、この全員が僕と同様に神としての属性を持っている。どうだ? まるで『将棋』みたいだろ? もうチェックメイトだけど」


 まるで決めセリフの様に言うが、コマ並べる前に相手の王様包囲するって卑怯じゃね?


 ああ、卑怯ってか、チートなのか。


 チートやりすぎて何がチートなのかわかんなくなってんのかなぁ。


 いやぁ、客観的に見てみると「チート」って普通に下劣な行為だよな。

 

 さんざん自分でもやっといてなんだけど、改めて引くわぁ……。


「さぁ――覚悟は良いかい?」


 降参とかさせてくんないの? 一応聞けよ一応。


「まぁ、いいか。いいもの(意味深)見せてもらったお礼に。――オレもいいもの見せてやろう」


「ちょっとまって、ケンカしないでぇ……あうぅ……」


 見れば、カサ子は幾人かの美女に押し退けられている。いやオレとして助かるんだけど、ほんとに神なのかお前は。


「なにを見せるって?」


 前髪が半笑いで訊いてくる。

 

「おうよ。――オレの『魔法』を見せてやる!」


「プッ――だぁからさ、そんなもの通用しないんだよぼくにはさ」


「そうそう。だから考えてんだよ。どうやって人間のまま神に勝つのか。そんで、思いついたのが、これだ」


 普通に人間が使うスキルや魔法はそもそも「規格」のちがう神相手では自動でキャンセルされる。


 それは新神しんじんだとかいうコイツ相手でも同じだろう。「即死系」や「原子分解」、何なら「スリープ」みたいな、神そのものを対象に取ろうとするような魔法は「神」って属性を持っている時点で無意味になっちまう。


 ならば神を直接対象にしない「通常の」物理攻撃や属性魔法をぶつけるって話になるが、これもこれでお話にならない。


 人間が扱えるレベルの魔力では神のそれに遠く及ば無いからだ。


 そりゃあ異世界では「チート」だ「無限だ」「規格外だ」とおだてられたもんだが、そりゃあそもそも人間やモンスターなんかが相手の話だからだ。


 本物の神様相手にはノーチャンスだと考えた方が良い。


「――よって、オレは自らの「魔法」を再定義することとした」


 たった今さっきの話だけどな。で、早々に完成したわけだ。


「複数の世界を渡って体得した数々の魔法・魔術・スキルの類いを、論理的に再定義して分類、一つの『法体系』として再構築するに至った」


 で、完成したからには試してみないとだよな? 常識的に考えて、さ。


 実を言うとちょうどよかったぜ、お前みたいなのが現れてくれて。


「――本題はここからだ。オレは今まで自分が身に着けてきた人間レベル――ま、転生者レベルっていうべきかな? ――の魔法の類いを全て『魔術』として規格化した。そしてこの再定義された極大的な『魔術』を先の法体系に照らし合わせ、複数の『魔術』を連鎖・併用し、まったく別の効果を生み出す術を見いだした!」


「なにをいって……」


「まぁ聞けよ。――言わば、『魔術』の複数併用による、連鎖反応! それ即ち『』に他ならない!! ――略して『魔法』! 俺はそう、再定義したのさ!!」


「だから、そんなの無駄――――」


「見るがいい。――我が『魔法』の粋を!」


 言うよりも早く、オレの周囲には無数の『魔術』が展開した。


「『狂輪ぐるわ』! 『角津かどつ』! ――『鳴塊撃めいかいげき』!!」


 詠唱と同時に打撃技を繰り出した。距離が詰まりすぎていいたせいか、裸体の女子たちは動くに動けず、まともオレの極大魔術を受けて吹っ飛ぶ。


 よし、上手くいった。


 今のは一つの『魔術』を「ワンワード」つまり、一言に圧縮したわけだ。


 本来長い準備や詠唱を必要とする極大的な『魔術』を、簡易的に扱えるように整えたものだ。


 これだけなら無詠唱でも行けそうだったが、それでは『魔法』につなげられないし、なによりもダサい。


 やっぱ魔法はガッツリ呪文詠唱してナンボだよな?


 で、ここからが本番。


 これだけだと、ただ極大的な『魔術』を連発できるようになっただけだ。これはまだ魔法じゃない。


 オレの言う、魔法っていうのはさ――


「『地導励起ちどうれいき』! 『窪地くぼちなずむ黒き風』よ、『時の無常さえをも忘れ果て』、『終わらぬ憤怒をたぎらせよ』――」


 連鎖だ。連鎖反応だ。この一言一言が、一つの究極的な『魔術』として完成している。


 それを、さらに寸分の狂いもないタイミングで連鎖させ、ひとつの『魔法』として顕現させる! ――出来るはずだ! 


 さぁ、吹き飛べ!


「――『檄瞋紅帝ヘルカイト』!!」


 炎が、風が、大地と空間とが同時にうねった。


 発動した四つの極大的『魔術』が、互いが互いを補完し合いながら、元来とは全く別の効果を生み出し始める。


「こんな――なんだ!? なんとかしろ!」


 ロングコートをなびかせる前髪は、美女たちにそんな意味のないセリフを叫ぶ。


 ――おいおい、指示ぐらいちゃんと出してやれよ。


 ま、出しても意味なんてないけどな。


 幾何学模様めいた編隊を組んで到来しようとしていた半裸の美女軍団は、彼我の間の空間に、突如として出現した深紅の球体を見た。


 そして、その球体が、


 開く。眼だ。開眼するのだ。爬虫類じみた深紅の凝視が、狂ったように、そしてまるで夕焼けのように、虚空を断じた。


 そのまばたきの一閃は、その場に居た幾千もの戦乙女たちを、忽然と消失させてしまった。


 まるで夕焼けの光に、残らず攫われてしまったかのように。


「うわーお、思ったよりもヤバいことになってんなぁ」


 吹き飛ぶどころか、丸ごと消えちまった。


 これが新たな『魔法』か。


 自分でやっといてなんだが、『超魔法体系の顕現』ってのは予想以上に扱いの難しそうな代物だな。


 ――だが、扱える!


「うーっし。肩慣らしも終わったし。本番行こか」

 

「な――ふ、ふざけるな! お前、卑怯なことを――」


「おいおい、オレァ、転生者だぜ? 「卑怯チート」上等だっての。お前もそうなんじゃねーの!?」


「ふざけるな! 使「チート」じゃない!!!」


 前髪は激昂し、さらに大量の女子を呼び出す。あらら、思っても言わない方が良いぜそう言うのって。


 ま、こうなると処置なしだわな。


 ――よって、処罰を下させてもらう。一回頭を冷やそうぜ。


「『飄然相食ひょうぜんあいはむつむじ風』! 『鎭守ちんじゅ』に、『雨声うせい露わなり』。『北方より来るおうな』、『峩々ががたる峰にその身を投げよ』。『崩御せし万象の亡骸なきがら』。『め、人畜神妖、草木でさえも』――」


「な、なにしてる――動けよ! ボクが言うよりも先に、あいつを」


「――『極性黒点ヴォイド』」


 それまでオレが展開していた魔法陣の類いが、一気に消失した。


 何の残滓も、残響さえも残さない。


 ただ、その場に居た、どこか作り物めいた表情の美女たちのそれぞれに、新たなる影が伸びていた。


 黒い影だ。真っ黒な影だ。まるで真夏の昼下がりの様な。


 誰もが忽然と現れたそれを見た。だがその影は何もしなかった。


 光源はその反対側に合った。


 それは光源などでではなかった。指の先ほどの漆黒の球体――といよりもあなだった。


 虚空に空いた穴だ。黒い穴だ。信じられないほどの黒だった。光とは対極の黒だ。


 それはその場にいた全ての戦乙女たちにいた。まるで寄り添うように。


 彼女たちに恐怖を感じる余地はあったのだろうか?


 その黒い点は途端にぶるぶると蠕動ぜんどうし始め、彼女たちを吸いこんだ。


 まるで紙みたいに。紙で出来たイラストみたいに、くしゃくしゃに丸めるようにして、吸着した。


 そして瞬く間に、彼女らはその小さな黒い点の中に沈みこんでしまった。


 そしてその黒点もすぐに姿を消した。まるで最初から存在などしていなかったかのように。


「神ならぬ紙とはこれいかに、――だな」


 うーむ、我ながら殺し方がエグイな。この子らがデータで複製されたようなもんで助かったぜ。


「――クソ。クソクソクソクソクソ!!!!」


 新神くんは下唇をあらん限りに噛みしめている。


 おいおい、ネズミみてーだぞお前。整ったお顔が台無しだぜ?

 

「――まだだ! まだはいる!!」


「きゃあああッ!? なにコレェ!?」


 負けを認められないのか、前髪は一人ぽつんと取り残されていたカサ子へ向けて本を掲げた。


 すると、カサ子の衣装が一瞬で切り替わり、先ほどの戦乙女たちと同様の肌も露わなモノと変化してしまった。


 ――ほう。ビキニアーマーとはなかなか良い趣味をしてらっしますなぁ。ハイレグ具合がいろいろたまらん!


 ……ていうかその娘には前衛とか無理だと思うよ?


「はぅぅ。み、見えちゃうよぉ……」


 ほらもう、おまた隠すので精いっぱいだよ。でも意外にふくよかな上の方が隠せてませんよぉ? 気を付けて! おっぱいこぼれちゃうよ!?


「良いから僕の前に来い。――戦うんだよ! なんでわかんないんだ! 言われなくても分れよ!」


「もう、なに言ってるの!? いやだよぅ!! 私のハナシも聞いてよ!」


 ついに、カサ子も声を上げた。つか、怒んの遅くない? 泣き始めてからじゃないと人に意見できないんじゃ、やっていけんぞキミぃ。


「――から、――なんだ」


 カサ子に言い返された前髪は、前髪の奥でそんな事を言った。


「……?」


「だから、バカな女はきらいなんだ!!」


 首をかしげるカサ子に、前髪は叫んだ。 


「なんでだ!? なんで思うように動かない? 僕が命じてるんだぞ!? バグってんじゃねぇ!」


 なんか知らんがめちゃくちゃにキレはじめたぞ?


 いや、その娘ゲームじゃないからね?


「そらそーだろ、相手だって神なんだし」


 いいかげんアレなので、オレは間合いを詰める。


 とりあえず、ありがとう。いい実験になったよ。


 すると、前髪は追いつめられた小動物みたいに身体をぶるぶると振るわせ、叫ぶ。


「だからなんだ!? 神だろうとなんだろうと! 僕の思い通りにならない訳がない! 今までだってそうだった!! 神だってなんだって、僕の思い通りになったんだ!!」


 あーあ。ま、そうなんだろうなとは思ってたけど、いわゆる『異世界酔い』しちゃってたわけね。


 まー分るよ。オレも経験者だしね。


 でもさ、いわゆる「異世界」に専属で付いてる神ってさ、実はよくできたNPCだったりすんだよな。


 それが「全能の神」とか名乗るもんだから信じちゃうんだよなぁ。


 でも実体は、異世界から呼んだやつを、最低限補佐するだけのナビゲートシステム。


 つまりは、『カーナビ』みたいなもんだったりするんだよなぁ。


「いや、悪いんだけどさ。お前が言ってる神っていうのは、異世界含めての、アトラクションみたいなもんだったんだよ。全部まとめて。だからいうことも聞いてくれたんだろうけど、その娘はちゃんとした神だからさ、んだよ」


 気持ちは分かるよ。オレも最初は…………アレ? いやでもガー様は最初からすごい厳しかった覚えがあんだけど!?


 そうだよな。だってオレ女の子何十人もコレクションした覚えがないし。


 あれ? オレってもしかして損してない? もうちょっと甘やかしてくれてもよくない?


「ふざけるなぁ! そんなわけがあるか! なんでも思いどおりになる! 僕のための、安心できる世界! それが異世界で、それで神だろうが! お前らだってそうなんだろうが! こんなもの許せるかぁ!!!」 


 前髪は、泡を吹く勢いで激昂し、カサ子へ襲い掛かった。

 

 ここに来て自分でオレに向かってこないあたり、筋金入りだねコイツ。


 当然。そんなことさせるわけにもいかん。


 カサ子に何かするよりも先に、オレの拳が、まともに殴られたこともなさそうななまっちろい顎を捉えた。


 新神くんは拳をまともに喰らってしまい、そのまま大の字に倒れ、気絶してしまった。


 よっわ。あー、殴ったことはあっても、殴られたことなんてなかったんだろうなぁ。


 まぁ、気持ちは分かるよ。洗礼ってやつね。


 オレもやられたよ。この前ニンジャにだけどな!


 だからじゃねぇが、リベンジマッチは歓迎だ。その内遊ぼうぜ。


「さてと、なんかゴタゴタしたけど、コイツ運んじゃおうか。研修室とやら……に……?」


 しかし、カサ子の姿が無い。


 視線をめぐらすと道の曲がり角に身を隠している。なにしてんの?


「こ、こっち来ないで! ふぇぇ……服が、消えちゃってぇ……」


 えー? こいつノックアウトしちゃったから、さっきのセクシー衣装が消えちまったってこと?


 グヘへ。それじゃあ今はすっぽんぽんかよ。コイツはたまらん!


 ――なーんてやってると終わらんから、今回はセクハラはなしだ! いいね?


 アッハイ。というわけでオレはとりあえず新神くんの似合ってないロングコートをカサ子に着せる。……すそ長ぇから転びそうだな。(実際、このあと何度か転んだ)


「てか、神様なんだから、なんとでもできんじゃねーの?」


「だって、カサもどっかいっちゃって……」


 OH……。オレは天を仰いだ。なんだって君はそんなことになっちゃうんだい?


「な、なにか……もっと着るもの無い? これじゃ変態さんだよぉ」


 カサ子はメソメソしながら言う。まー全裸コートだしねぇ。しかしそうは言ってもなぁ。


「パンツしかねぇ……」 


「あぅぅ……」


 パンツコート……全裸コートよりはマシなはず……多分。






「――と、いうわけで、泣きじゃくるのをなだめつつ、どこ行ったかわかんねぇ神器のカサを探して、そんでそのアホを研修室だかってとこへ送り届けていたので……遅れました!」


 大変でした。ぶっちゃけ泣いてるカサの子を引率すんのが一番大変でした!


「……なんで毎回そんな大騒ぎになるんですか?」

 

 いつもの神域である。ガー様はいつにもまして疲れたような視線を向けてくる。


 逆に安心するって言ったら怒ります?


「いや、でも今回に限りオレ悪くないし」


「……」


 なんで『そりゃそうだけど素直に同意し難い』みたいな顔すんのさ!? 抱きしめんぞコノヤロー。


「にしても、あんなヤツ神にしちゃっていいの? なんかまだまだ問題起こしそうな雰囲気だったけど」


「良いんですよ。そのあとの『シャイン研修』※で、ちゃんと神らしくなりますから」


「ひぇ!?」


 はぁ!? なんなのそれぇ!? 変な声出たんですけど!?


「要するに、神となるための洗礼ですね。まぁと言いますか。実際神への招来を受ける人物と言うのは、力はあっても精神的に未熟な人間も少なくないのです」


「へぇ? やっぱ神様になってウハウハってわけじゃねーんだ?」


「そんなふうに見えますか? 神になるというのは生半可なことではないのですよ」


 そ―いやそうだね。悪魔は終始遊んでる感じだけど、神様はみんな仕事してるわ。あとよく泣いてるな。モチ子とかカサ子とか。


「転生者のうちは遊んでいても構いませんが、神に成れば責任が伴います」


「いい歳してモラトリアム気取ってたやつをエサで吊り上げて無理矢理社会人にするみたいな? ――罠じゃん」


「どう感じるかは個人の自由ですが……名誉なことであるのは確かなのです。私もそうでしたし。ただ、素行の悪い転生者を管理する目的で神に召し上げるというのも、よくある措置なのです」


 なまじ力があるから、問題起こす前に名目だけ与えて歯車にしちゃおうってことか。 


「うわぁ、こわぁ」


「あなたも、バカなことばかりしていると神に召し上げられますからね?」


「いやぁ。御免こうむりたいです」


「……あなたもずっと遊んでいたいというわけには」


「いやそうじゃなくてさ、神様になったらガー様と会う機会が減るカモじゃないですか。それはいやですし」


 おすし。


「……別に喜びませんからね? そんなこと言っても」


 オレも喜んでほしいとは言ってないんですがねぇ? ま、いいや。オレはしばらく神様にはならなくて良し。


「んなことより、次回の転生先は、こう……草むらとかに居る女の子をゲットして、そんでそれ育てて戦わせる的な世界観の……なんかゲーム的なのないですか」


「マンハント!? なんですかいきなり!? いいわけがないでしょう! モンスターじゃないんですよ!?」


 やっぱ厳しいねぇ、ウチの女神さまは♡

 


  

 







※ 補足。



 カサ子のパンツ。お尻の部分があやとり、もとい網目状になっていてほとんど隠れていないデザイン。


 セクシーさが上がると聞いて、帰ってから一応履いてみたようだが、「やっぱり無理だよぉ!」


 といって断念。


 それからしまいこんでしまった模様。


 つまり、捨ててはいない。


 今後出番があるかは未知数。備えよう。



※ シャイン研修


 神様に召し上げられた人物が神にふさわしい人格と立ち振る舞いが出来るように矯正する研修制度……らしい。


 社会経験のないニート崩れにとっては地獄だとも称されるが、別に普通だったという意見も有り人によるらしい。


 ただ、異世界転生で調子乗ってたようなヤツにとっては、お察しとのこと。ヤンナルネー。

 

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