空に誰かが絵を描いた
空に誰かが絵を描いた
点々々と 点だけで
なぞなぞみたいな絵を描いた
空があまりに広いので
絵の具を節約したのかな
点から点へ辿って行って
想像力を膨らませて
やっとわかる 不思議な絵
なぜか 大きな川だけは
気合いを入れて描いてある
脈絡なんてありゃしない
何でもありの落書きみたい
晴れた夜しか見えないなんて
なんだか もったいぶってるし
だけど 輝くものに 人は弱いから
今日も夜空を見上げてしまう
空気の澄んだ冬の夜は
キンキラキンと音までしそう
季節とともに移ろっていく
入場無料の美術館
さあ電気を消して ごいっしょに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます