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目次
なぜか忘れられなかった
あの日の哀しそうな顔
初めて言った ひどい言葉に
一瞬 時が止まってしまった
僕の言葉は自分にも刺さって
キリキリと胸をえぐってきた
だけど あとに引けなくて
僕はもっとひどいことを言った
すると あなたはため息ついて
さびしそうに小さく笑ったっけ
それから 僕らの関係は
少し変わってしまったね
けれど あなたの思いはずっと同じだと
心のどこかでわかっていたよ
変わってしまったのは僕の方
わかっているから よけい荒れた
ごめん ずいぶん時間がかかったね
素直に向き合えるようになるまで
ごめん 僕は子供だったんだ
きっと あなたはわかってたと思うけど
今もう一度 大切な人として
あなたが心の中にいる
あの日の哀しそうな顔が
僕の一線を護ってくれたのかもしれない
ありがとう 今までのこと全部
一言では 言い尽くせないね
今日 僕はここを出て行くけれど
どうか 元気でいてください
そして これからも僕をよろしく
幸せになって お返しするから
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