~~邪神変身~~ 異世界行ったらスキルが俺だけ特殊でした
@principle
第1話 朝の始まり
ピピピピ、ピピピピと目覚ましが鳴り響く。
「うーん、うるさいなー」
と俺はたたいて止めた。
すると下から階段を駆け上がってくる音が聞こえた。
「兄さん、朝ですよ。起きてください」
そう言って俺を起こそうとするこの少女は
一水白亜、俺の妹である。成績優秀、容姿端麗、髪の色が突然変異によってアルビノにっている点で少し他人とは違うがよい妹である。ある一点を除けば!
それは・・・
「まだ眠いんだよ、もう少し寝かせてくれ」
「だめですよ、もう朝なんですから起きないと」
「いやだー」
「仕方ないですね、これ以上起きないとキスしますよ」
その瞬間ガバッと勢いよく俺は起きた。
「朝ご飯食べる」
「むーっ、そんなに私からのキスは嫌ですか」
「いやだね」
「ひどい兄さんです。けどそんなところも好きです//」
とこのように自分で言うのもなんだが極度のブラコンなのである。
さっきのキスもよくあるほっぺとかではなくガチで唇に何の迷いもなく
してくるから怖いんだ。
昔から好きとは言われていたがそれは家族的なものだと俺は思っていた。
しかし少しずつ何かおかしくないかと思い、聞いて見たところ、
「俺のことが好きって家族的な意味でだよな?」
「いえ、違いますよ。異性としてです」
こういわれた時は旋律が走ったが何とか今はうまくあしらってやっている。
ん?なんで唇にするってわかったって?
中学生の頃に同じことをされたって言えば分るよな?
そして今に至る。
「今日の朝飯はなんだ?」
「今日はご飯とみそ汁と焼き魚です」
そう聞きつつ階段を下りて、食卓を見ると言われた通りのものが並んでいる。
両親は二人とも海外で仕事をしているため、家事は手伝えるときは俺もやっているが大抵白亜がやってくれている。ここに関してはありがたい限りだ。
テーブルにつき、
「「いただきます」」
俺は食べ終わり、
「うん、今日もうまかった。ご馳走様。
俺は学校行く準備してくるから食器洗い頼めるか?」
「わかりました」
んで、二階に上がってまず着替えるわけだが絶対に鍵を閉めなければならない。
理由は聞かないでくれ。
着替え終わって、下に降りると白亜が待っていた。
「行きましょうか」
「歯磨くからもうちょいまて」
それから数分後
「よし行くか」
「はい」
二人でいつも通り学校まで歩いて行った。
これから先あんなことが起きるともしらないで・・・
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