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第8話 私の部屋への応援コメント
咲の彩りの中にさり気なく出て来る主人公の「地味」「グレー」等の伏線が回収されていますね!
主人公が友人の部屋の色に、色以上のイメージを体感している感じは全体を通して伝わって来ました。あの簡潔な言葉に、表現し切れないものを押し込めていた印象にグッと来ます。
作者からの返信
本作のコンセプトは「文章でいかに色を表現するか」です。
色彩表現は昔は作家の感性に全面的に頼っていましたが、マンセルの表色系により、色には暖色や寒色などの特色の違いや、気持ちの良い配色は似た色を組み合わせることで、逆に補色を使うと強調表現ができることが法則化され、色に関する理解が一気に進みました。
同じようなことが文章でもできないかと、温かい文章や、クールな表現、爽やかな筆、等々、文体を表現する言葉はいろいろとありますが、文章によってどうやってこれらの違いが実現できるのだろうという目標をもとに試行錯誤しました。それと年齢による文体の違いを掛け合わせています。
正直、残念ながら十分に表現の違いを追求できておらず、消化不良気味になってしまっているかと思います。
第7話 金色の部屋への応援コメント
「転」の話ですね!
……次、読むのが楽しみで少し怖いです。ヒロさんなので(笑)
『バブル時代に遺物』は「の」でしょうか。失礼を。
作者からの返信
誤字の指摘ありがとうございます!
第6話 真っ赤な部屋への応援コメント
第一話を拝読した時、小野不由美さんの悪霊シリーズ『悪霊だってヘイキ!』で震えた幼い言葉故の恐怖に似たものを感じました。
その予感を一話一話、簡潔に刺激される話運び。凄い!と思いました。
まだ先があるのですね。楽しみです。
第8話 私の部屋への応援コメント
わたしも小さな頃から好きな色が次々と変わりました。
今思うとその時の深層心理がよく反映されていた気がします。
咲さんのようにたくさんの色に囲まれて自分の人生を生きていきたいですね。
作者からの返信
私の部屋は白と黒と茶が多いです。もっと、パステルカラーな暮らしがしたいです。
第8話 私の部屋への応援コメント
色が無い人生に色づけてくれた友達、いいですね!
名アイディアでした!
作者からの返信
ありがとうございます。
まさしくそれがメインテーマなのですが、文章が膨らませられず、今一つうまく書けていないかなというのが率直なところです。
エッセイだといくらでも文章を書けるのに、小説だと途端に筆が止まってしまいます。
第8話 私の部屋への応援コメント
華々しく成長していく親友の人生から少しずつ色をもらって、自分をコーディネートしていく主人公の物語が、ここから始まるのですね(^^)
鏡を使わなければ普段は自分の顔が見えないのと同様に、自分の人生って評価が難しいと思います。
一番近くにいる親友の生き様をどんなふうに吸収したかというところに、主人公の個性が見えてくるという締め括り方には、とても納得させられました。
作者からの返信
身近に自分ではできないことをする人間がいると、その差に劣等感を感じることもあれば、目標ともなり、良い意味でも悪い意味でも強い影響を受けるかと思います。そんな関係を色で表現してみました。
読んでいただき、ありがとうございます。