いざ、アースドラゴンと勝負
翌日、彼女のうちに向かう途中。外の蒸し暑い空気が僕の気を一層沈める。
彼女のうちのドアを開けると、初老の女性が彼女と談笑していた。
間違いない、お母さんだ。
彼女のうちでモグラを食べることになった僕。彼女のお母さんとの初対面も加わり、非常に困難になったミッションをクリアできるのか?
彼女のうちに到着すると、彼女はお母さんと談笑していた。
「いらっしゃい。上がって」
「はい」
僕は彼女のうちに上がった。
「食事の準備するから、ちょっと待ってね」
僕がリビングのソファに座ると、あいさつをする間もなく、彼女とお母さんは台所へ向かった。
しまった、お母さんにあいさつができなかった!痛恨のミスをおかした僕。
一方、彼女とお母さんは台所で楽しそうにおしゃべりしてる。
僕は耳をすまして会話を聞く。しかし、何を言ってるか全くわからない。彼女たちは田舎の方言で話している模様だ。この方言はかなり独特で地元じゃない人は全くわからないらしい。
しかも、タイ語だし。すみません、言い忘れてたけど、僕の彼女はタイ人で、この頃僕も仕事でタイのバンコクに住んでた。
しばらくすると、彼女が大きな器を運んできた。
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