正義のミカタ【番外編】~リトライ~
僕は気付けば往来の真ん中でぼんやりと突っ立っていた。
いつからそうしていたのかは分からない。ゆっくりと夢から覚めていくかのように、僕は今の状況をじわじわ飲み込んでいく。
暑い。踏みしめている道路からは陽炎が立ち上っている。頭上の天高く昇っている太陽の光と熱が容赦なく肌を刺す。立っているだけでじっとりと汗ばむ不快な湿度だった。
――僕はどうして炎天下の外で、しかも道路の真ん中でぼさっと立ち止まっているんだろう……?
――今まで何をしていたんだっけ?
何故かそれまでの行動が思い出せない。記憶の奥底に白い霧がかかっているような感覚だった。
――プッ、プッ。
背後から軽くクラクションを鳴らされ、僕は慌てて歩道に避けた。運転手が怪訝な顔をして僕をチラチラと見ながら走り去っていった。
――本当に、車道に立って何をしていたんだ、僕は?
我に返った時に自分が見つめていた方向を見やるが、何もない。虚空を眺めていただけだと言うのだろうか。自分の行動が理解できず、首を振ってため息をつく。駄目だ、どうしても思い出せない。今まで僕は何をしていたんだ?
この歳で認知症になったわけでもあるまいに。……もしそうだったらどうしよう。笑えない。
不安になってきたので、自分に関する記憶を一応たどってみる。
――僕の名前は月下氷人(つきした ひょうと)。小学校時代、宿題で自分の名前の由来を母に尋ねたとき、「せっかく月下姓になったから四字熟語にしてみた」と言われてマジ泣きした過去を持っている。子供の名前はもっと子供の将来に対する願いをこめて真剣に決めるべきだ、いや本当に。なに月下氷人って、僕に生涯仲人をして生きていけというのか。
話がそれた。再び記憶をたどる作業に戻ろう。
歳は二十五歳。うん、やはり認知症に陥るにしては若すぎると思うのだが、若年性アルツハイマーというものもあるしな。少し不安だ。
職業は刑事。警視庁に籍を置き、我ながら真面目に働いているほうだと思う。
――待てよ、もしかして僕は今、仕事中なんじゃないか?
ハッとして時計を見た。正午を十五分ほど過ぎている。昼休みには少し早い。
スーツを着ているので非番でないのは間違いない。しかし捜査中にしては自分と組んでいるであろう仲間の姿も見えない。
――手帳。手帳に何か予定が書いてあるはずだ。
胸ポケットから愛用の手帳を取り出す。割合、頻繁に予定は書き込む性格だ。
意図せず慌ただしい手つきで手帳を開く。実際、かなり焦っていた。下手すると仕事を知らず知らずのうちにサボっているのかもしれないのだ。
「……あれ……?」
思わず呟いてしまった。
手帳は、白紙だった。
一ページ目から最後のページに至るまで、何も書かれていない。新品に買い換えた覚えはないのだが……。
ほかのポケットをひっくり返しても書き込みだらけのはずの手帳は見つからなかった。
「……僕、とうとうボケちゃったのかな……」
本気でへこんでしまう。自分に自信が持てなくなってきていた。自分の記憶がこんなに頼りないものだとは思わなかった。
「……いや、へこんでいる場合じゃないな。とにかく連絡しないと」
ズボンの右ポケットに入っていた携帯電話に上司――日暮という名の警部――の携帯番号を打ち込んでいく。これはちゃんと覚えていた。
三回ほどの呼び出し音のあと、「はい、日暮」と声が聞こえた。
「日暮さんですか? 月下です! ……え、えっと、僕、今、どこの捜査担当でしたっけ? ど忘れしちゃって、あはは……」
日暮警部に連絡が取れたのはいいものの、なんと言ったものか分からなくて、とりあえずとぼけたふりでごまかした。
『……あ? 悪い、誰だって?』
「月下です。月下氷人」
『……警視庁の誰かのご家族か何か?』
「え……?」
僕は言葉に詰まった。日暮警部は少なくとも、そんな冗談を言うような人ではない。
『名前言ってくれりゃあ、そいつに替わるか、いなければ伝言しとくが』
「な、何言ってるんですか、あなたの部下ですよ。冗談きついなあ」
『? 崇皇(すのう)、俺の部下に月下氷人って名前のやつはいたか?』
日暮警部は受話器を押さえずに別の部下に尋ねる。
『つきした……ひょうと? そんな変な名前の刑事、知りませんけど……』
「ええ!?」
今、耳に入った女性の声は僕の先輩の崇皇さんだ。彼女もこんな、人を傷つけるような悪質なジョークを言う人ではない。
『もしもし、お電話替わりました、崇皇と申しますが、月下さん? とおっしゃいましたか? どこか掛け違いじゃございません?』
「ちょっと崇皇さんまで何言ってるんですか! 僕ですよ、後輩の月下ですよ! 同じ課じゃないですか! 二人してなんでそんな冗談言うんですか? それより何か変なんですよ、僕――」
『え、えーっと……私たちはあなたを知りません。イタズラでしたら切りますよ』
すぐに切られた。電話を置く直前だろうか、「やだ、何かしら怖い……気持ち悪いですね警部」と小さく聞こえた。
僕は携帯を耳に当てたまま、しばらく呆然としていた。悪夢を見ているようだった。
――何が、起こっているんだ?
道路で我に返るまでの失われた記憶。書き込みの消えた手帳。僕を知らないという同僚。
宇宙人にでもさらわれたのか、もしくは誰かの陰謀ではないかと思った。
ふと、耳から下ろした携帯を見る。ディスプレイは――
「――え?」
ディスプレイの日付は、この携帯を買うよりも前、三年前の八月を表示していた。
突然、ある少女の姿が脳裏をよぎる。
――そうだ、三年前の、ちょうどこの時期だ――。
僕は、記憶の中のその少女を救えなかった、苦い苦い過去に戻ってしまったのだった。
ひとまずタイムスリップというものをしてしまったらしいことは受け入れたが、念のため、僕はとある場所へ足を運んだ。
廃墟となった古い建物。レンガでできた洋風の屋敷で、枯れたツタが壁に群がるように絡みつき、まるで遊園地のお化け屋敷のような外見である。
昔この街で最も栄えていた富豪一族の住んでいた屋敷だったらしいが、僕がいた三年後の世界では、ある事件をきっかけに取り壊され、今は空き地しか残っていないはずだった。
そんないわくつきの建物が、壊される前の不気味な雰囲気を醸し出して綺麗に(?)復活しているのだ。僕は改めて、自分がいるこの世界は過去の世界なのだ、と納得した。
「……ということは、この世界の僕は、まだ交番に勤務しているのか」
もともと、僕は小さな交番のしがない警官だった。
服もスーツではなく、警官の制服。
特にエリートというわけでもなく、あのまま普通に過ごしていれば、警視庁に栄転するのはもっと遅い時期だったはずだ。それも年単位の。
――そう、『普通に』過ごしていれば……。
「――そこにいるのは、月下君じゃないのかい?」
後ろから声をかけられ、僕はハッとした。
聞き覚えのある言い回しと、その声――。
「――お嬢」
振り向けば、やはり思った通りの人物だった。
セーラー服を着て、腰まで届く長い三つ編み。丸く大きな眼鏡までして、まるで一昔前の優等生スタイル。やや鋭い目つきをした、顔の整った美少女である。
「お嬢だって? 随分と面白い呼び方するじゃないか。うん、いいねその呼び名」
女子中学生とは思えない独特な言い回しは、只者とは思えない雰囲気を纏わせている。
――この子の名前は角柱寺六花(かくちゅうじ りか)と言う。何を隠そう、警視庁のトップ、警視総監の愛娘である。
どうやら彼女の話しぶりから推測するに、過去の僕は既にお嬢と面識があるらしい。
「んん? 君、本当に月下君かい? いかんせん雰囲気が違う気がするし、なんだか挙動不審だなあ」
「え、あ、えっと……」
どうしよう。お嬢と会ってしまったために、過去の僕と今の僕でなにか齟齬が生じてしまう気がする。
別にタイムスリップしてしまったことを、どうしても隠さなければいけないわけでもない(お嬢の場合、真実を打ち明けても、すんなりあっさりと受け入れてしまいそうな気がする)のだが、こういったタイムスリップを題材にした漫画やら小説やら見ると隠しておいたほうが無難な気がする。タイムパラドックスだかなんだか、よくわからないが下手に過去をいじると現在に戻った時に僕が生きていない、という事態にもなりかねない。
「……ヒョウトのこと知ってるのかい? えーっと、僕は双子の兄のヒョウジンって言うんだ」
「ヒョウジンだって? 月下君並みに変な名前だね!」
「よ、よく言われる」
流石に下手な嘘をついてしまった、と少し後悔した。これではいずれボロが出そうだ。
「うん、でも流石は兄弟だ。雰囲気以外は殆どそっくりじゃないか。月下君より大人に見えるよ」
「三歳年上だからね」
「……さっき双子って言ってなかったかい?」
「えっ! あ、あー、双子並みに似てるって意味だよ」
「それは概ね同意だね!」
まずい。お嬢が鋭いだけじゃなく、下手な嘘のせいで既に化けの皮が剥がれかけている。
「えっと、ヒョウトとは仲良くやってるかい?」
「もちろんだとも! 毎日交番に遊びに行っているよ!」
「そ、そっか……」
――ああ、僕とお嬢が平和に暮らしてた頃の世界なんだ。
僕は安堵するとともに、その先で待ち受けている悲劇を思った。
……待てよ。もしかしたら、今の僕なら、その悲劇を止めることができるかもしれない!
過去をやり直すことができるかもしれない!
「お嬢、お願いがあるんだ」
「初対面の女の子にお願いってなんだい?」
「この建物には近寄らないでほしいんだ。できれば家から出ないでほしい」
「ボクには学校があるから、引きこもりは出来ない相談だね。でも、ここに近寄らないくらいならいいよ」
「ありがとう」
お嬢は何故か疑いもせず承諾してくれた。
「この建物に、なにかあるのかい?」
「……うん。君の命に関わるんだ」
お嬢は何も聞かなかった。
僕は重ね重ね忠告して、お嬢と別れた。
「……確か、事件が起こるのは三日後から……」
帰る家のない僕は、街のホテルに泊まって、部屋の中でこの夏に起こる事件の記憶を必死で思い出していた。
三年前の八月。
学生は夏休みに入っている時期、とある誘拐・殺人未遂事件が起こった。
快楽殺人鬼に警視総監のご令嬢が誘拐され、廃墟となった屋敷に立てこもる。
警察は威信をかけて警官を大量に投入、死力を尽くして捜索したが、結局犯人のもとにたどり着いたのは、たった一人の警官だった。そして――手遅れだった。
娘は四肢を切断され、虫の息で発見された。かろうじて一命はとりとめたが……まさに惨劇の一言に尽きる。嫌な事件であり、忌まわしい過去だった。
――僕は、今度こそ彼女を救わなければならない。
彼女を助けることができるなら、僕自身は三年後の未来に存在しなくても構わない。
僕は、まず警察に電話をかけた。
「――だから、あの建物の中に、連続殺人鬼が――霧崎が潜んでいるんです! 早く警官を送ってください!」
『こんな小さな街に、霧崎がねえ……あなた、建物に入って見たの? 殺人鬼』
「まだ廃墟に来ているかどうかわかりませんが、嘘とかイタズラじゃないんです! 本当にいるんです! 三日後に女の子が誘拐されてバラバラにされてしまう! 早く捕まえないと――」
『あのさあ。なんでそんなこと分かるわけ? 予言者? 予言者なの? 君』
「僕は警視庁の刑事なんです。とにかく僕の言うとおりにしてください」
『本当に警視庁の人間かどうかも怪しいもんだよねえ。刑事さんならご自分でなんとかすれば?』
半笑いで応対する相手に、僕は警察はあてにならないと悟った。怒りに任せて力いっぱい電話を切った。
「くそっ……!」
自分でなんとかするしかない、と思った。僕だって曲がりなりにも刑事の端くれだ。こうなったら僕の手で霧崎を逮捕するしかない。
翌日、僕は廃墟が見える喫茶店で張り込みを始めた。
霧崎とて人間だ。屋敷に潜んでいるなら食料を求めて一回は外に出るに違いない。
注文したコーヒーを飲み、新聞を広げながら屋敷の様子を伺っていると、向かいに誰かが座った。
他にも席が空いてますけど、と言いかけて視線を向けると、目の前にはお嬢がいた。
「張り込みご苦労様だね」
「お嬢、なんで――」
建物の近くに来るなと言ったのに。
「そんなことより君、本当は何者なんだい」
薄く微笑みながら、お嬢は顔の前で指を組んだ。
「さっき交番の月下君にお兄さんのことを聞いたら、兄なんかいないって言ってたよ」
予想よりも早くバレた。
「……君が知る必要はないんだよ、お嬢。僕は怪しい者じゃない。君を助けるために来たんだ」
今まで過去の世界に来てしまった理由はわからなかったのだが、自分で言って納得した。きっと僕はお嬢を救うために、三年前に戻ってきたんだ。
「……うーん、思いっきり怪しい人物だけどね」
お嬢は苦笑を浮かべながら、そう呟いた。
「まあ、好きにしなよ。ボクが君に助けられるような状況が起こらないといいけどね」
お嬢はスッと立ち上がり、喫茶店のドアへ歩いて行った。
「またね、『月下君』」
ドアが鈴の音を鳴らして閉じた。
「――僕が誰なのか、とっくにわかってるんじゃないか」
ふう、とため息をついて、僕はぼやいた。
「……今度こそ。今度こそ、助けてみせる」
お嬢が誘拐される予定の日。
僕は廃墟の中に入った。
拳銃のセーフティロックは外して、片手に持っておく。
廃墟の中は増改築を繰り返したのだろうか、迷路のように入り組んでいる。
僕は最深部まで行ったただ一人の存在だが、流石に三年経って道を忘れてしまっている。
――でも、このステンドグラスの廊下は見覚えがある。
廃墟とは思えない美しい内装が頭にこびりついていたようだ。
このステンドグラスから次々と道を連想してある程度は思い出すことができた。
やがて、見覚えのある両開きの大きな扉にたどり着いた。
いつでも発砲できるように銃を構えながら、そっと扉を開く。
最深部は、教会を思わせる作りの、天井が高いホールだ。
廊下よりも縦に長くて大きいステンドグラスが、日光を通して部屋中に色の付いた光を投げかけている。長椅子や木で出来た小さな椅子が、雑多に並んでいる。富豪が何に使用していた部屋か分からないが、もしかしたら本当に教会の代わりに使っていたのかもしれない。
部屋の中ほどまで進んだが、誰もいないようだった。
――ひょっとしたら三年後の僕がお嬢と出会ったことで過去が書き換えられて、霧崎がこの街に来ないという筋書きに変わったのかもしれない。
そうなれば一番いい流れだ。
安心しきって、さて帰ろう、と振り向いたとき、霧崎が背後にいた。
「ごきげんよう」
「!!?」
あまりに不意を突かれて、僕は動けなかった。
竦んだ僕に、ナイフが向けられる。
「おかしいですねえ……なんでここに潜伏していることが知られてしまったのでしょう。不思議だ。実に不思議だ」
感情のこもっていない笑顔で、霧崎は立て板に水とばかりに流暢に喋った。
「拳銃を所持しているということは刑事さんですね、ようこそいらっしゃいました。まあ私の家じゃないんですけど。でも貴方はまだ招かれていない、招かれていないんです。いらっしゃるのが少し早すぎた。五分前行動ならばまだ許容範囲内ですが、貴方は一日二日ほど前に行動している。せっかちさんですねえ。招かれざる客ですがお帰りいただくわけにもいかない。実によくない。お仲間さんはいらしているのでしょうか? いえ、きっとお一人様ですね。一人なら誤差です。しかしフライングはよくない。いいですか、フライングをした選手は失格になるものです。貴方も失格です。罰としてここに永遠に眠っていてもらいたいッ」
最後の『ッ』を発音した瞬間、ナイフが光って振り下ろされた。
僕は思わず目をつぶり、必死の思いで発砲した。それほどまでに霧崎の異常性は恐怖であった。
――ナイフの刺さった痛みはない。生きている! あとは僕の放った弾丸が霧崎に当たっていれば――。
恐る恐る目を開ける。
セーラー服の白い布の部分が、花びらを散らしたように赤く染まっていた。
「――お嬢」
お嬢は何も言わなかった。お嬢の身体がゆっくりと崩れ落ちていくように倒れた。
――……ナイフと弾丸に挟み撃ちにされたんだ……。
「……ああ」
霧崎がつまらなそうに呟いた。
「警視総監の娘さん、ただ誘拐して身体の一部をいただくだけで済まそうと思っていたのに」
もったいない。
興味をなくした気まぐれな猫のように、霧崎はその場を立ち去った。
「 」
僕が何をつぶやいたのかは覚えていない。
既に息絶えたお嬢を抱きかかえて、僕は目の前が真っ暗になった。
目を開くと、見慣れない天井が視界に入った。
「いい夢は見れたかしら」
同期である猫詩谷(ねこしや)の声を、僕はぼんやり聞いていた。
「……ゆめ」
記憶の奥底にかかっていた霧が晴れていく。
僕は猫詩谷に、人間の過去の記憶を読み取り、夢の中で再現する機械のテストプレイを頼まれ、協力したのであった。
改良が進めば、いずれは事件の目撃者に使用して再現し、より確かな証言を得ることができるようになるという。
夢だから――たとえお嬢を救うことができても、現在を変えることはできないのだ。
「酷い悪夢だったよ。過去をやり直そうとして、もっと悪い結果になっちまった」
「夢だという自覚は持てなかったようね。改良の余地アリ、と」
猫詩谷は書類に書き込んでいった。ふと、胸ポケットを探って手帳を取り出す。日暮警部に提出しなければならない書類のメモが書き込まれていた。
携帯の内蔵時計は正確な時間を刻んでいる。
「月下君、汗びっしょりだよ」
寝ていたベッドの傍らにずっと座っていたらしい。お嬢はハンカチで僕の額を拭った。
手足の代わりに動く義肢は、三年経ってすっかりお嬢の身体の一部のようだった。
「ありがとう、お嬢」
お嬢の頭を優しく撫でると、彼女は無邪気に微笑んだ。
お嬢を救うはずが、僕の方が救われてしまうのだった。
〈了〉
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