第16話 最凶の悪魔ルシファー-この破壊力……最凶-

俺は冷却室に入ると一気に身体が冷えたが結構、身体が火照ってるので気持ち良いな。身体から湯気が出てきて、とある海賊マンガのギアセカンドみたいな感じになって少し面白がる。


そして、岩盤浴、第2ラウンドに挑戦。


俺は岩盤浴の部屋に入って先程と同じ様にタオルを地面に敷き仰向けで寝そべる。今度は何も考えずに無の状態で目を閉じる。


何も考えずに寝そべっていても汗がダラダラと出てきて毛穴が分かる程、汗が滲み出てくる。


そろそろ出ようと思い外に出て汗もかいた事だし今度は温泉の場所に行く。脱衣所に着いて服を脱ぎ温泉に行き、頭を洗い、体も洗ってから温泉にゆっくりと浸かる。


あ~……凄い癒されるわ……俺は足を伸ばして軽くストレッチ。


そして、暫く温泉に浸かっていると少し、逆上せてきたので温泉から出て脱衣所で身体を拭いて浴衣に着替える。


風呂上がりといえば……やっぱりコーヒー牛乳。

コーヒー牛乳を購入して一気飲み。


その後に休憩場所で少し寝る事にする。

仰向けに寝て睡眠に入るまで、あんまり時間が掛かる事もなく夢の世界へ……



俺は眠りから覚めて起き上がる。休憩場所の時計をみると2時間くらい経っていた。結構寝てたんだなぁ。


俺は起き上がり、そろそろ帰ろうと思い浴衣から私服に着替えて受付で支払いをして外に出る。


陽も沈み始めてきて寒さそれなりにくる。



すると不意に頭の中に耳鳴りの音が響いてきた。


「マスター。ベリアルです!」


ダビデがズボンのポケットから出来て叫ぶ。


「わかった!道案内を頼む!」


「はい!」


俺は急いでヘルメットを被りバイクに跨がる。

バイクにエンジンを掛けてアクセルを回してダビデの道案内でベリアルの元へと急ぐ。



ダビデの道案内で俺が着いた場所は誰もいない広場。


「ダビデ。何処にいるかわかるか?」


「私ナラ此処二、イルゾ。仮面ノ戦士ファウスト。」


俺に話し掛ける声に向くと目の前に立っているベリアルを見つけた。

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