第16話 最凶の悪魔ルシファー-この破壊力……最凶-
「ベリアル……」
「仮面ノ戦士。貴様ノ首。コノ゙セイオウボ゙ガ貰ウ!」
俺は蛇みたいなベリアル。セイオウボに睨みながらドスの効いた声で発するがセイオウボは淡々と俺に殺害予告をする。
「大翔お兄ちゃん!」
「大翔さん!」
「どうした?ボーン、サキュバス。」
すると俺の服の中からボーンとサキュバスが焦った様子で出てきた。
「大翔お兄ちゃん。コイツ以外にもベリアルが!」
「また別の方向にもベリアルがいます!」
「何?」
セイオウボの他にベリアルがいるだと?だとすると祐司と響也が危ないかもしれない。
「ヨク分カッタナ。私以外ニモ、仲間ガ断罪ノ使徒アパスルト、雷牙ノ銀狼エクトヲ襲撃シテイルダロウ。」
「ちっ!」
面倒な事になったぜコイツを早く片してから祐司と響也の元に行かねぇとだな……
俺は両手にファウストグローブを嵌めて両手を腹部に当てるように構えファウストバックルを出現させる。
「てめぇを片して祐司と響也の手助けしねぇとだな!」
「ソウ焦ルナ仮面ノ戦士。貴様モ同ジ様ニ仲良ク葬ッテヤル。」
「ほざけ!」
ファウストフォンを開き、CLEARボタンを押し、さらにENTERボタンを押すとダビデの機械音が鳴った。
【Standby OK Master】
「変身!」
【Wake Up Change】
掛け声と同時にファウストフォンをファウストバックルに入れるとダビデの機械音と同時に白いボディーに赤い複眼、そして2本の強靭の角を生やしたファウストに変身する。
「さぁ、裁きの時間だ。」
【Right Foot Clow】
俺は両手の掌を合わせ右足に添える様に触れるとダビデの機械音と同時に右足に爪の様な物が出てくる。
「はあぁー!!」
「フン!」
俺はセイオウボに向かって駆け出して前蹴りを喰らわそうとしたが、セイオウボの身体から4本の蛇の触手が現れて俺は左右の手足に巻き付かれた。
「何?!」
「喰ライナ!!」
「ぐああぁ!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます