第15話 悪竜の堕天使-強イ奴ガ正義ダ……-

【Time Out】


俺とオシリスの超高速の戦いが終わりオシリス息を上げながら言う。


「中々、ヤルジャネェカ……仮面ノ戦士……ファウスト。」


「まだ、くたばらねぇか……?オシリス……」


「コンナ二……追イ詰メラレタノハ……久々ダゼ…」


「悪いが……オシリス、止め……だ。」


「チッ……」


オシリスが小さく舌打ちをした後に俺はファウストフォンを開きCLEARボタンを押した。


【Left Arm Energy Charge】


ダビデの機械音と同時に左手にエネルギーが溜まり始めると同時にその後スロットルのレバーを3回まわした。


するとオシリスの動きが止まった状態になった。


【【Crusher Open……】】


ダビデとボーンの機械音と同時に仮面の口元から牙が出てきて俺はオシリスに数百、数千回と切り裂いた。


【……Skull Assault Slash】


ダビデとボーンの機械音と同時にオシリスは跡形も無くなり跡形も無く消えた。


「や、やっと……やっと勝てた。」


俺は変身を解いて、響也に駆け寄る。


「大丈夫か?響也。」


「ん?大翔君……オシリス……には?」


「なんとか勝てた……立てるか?響也。祐司が立てそうにないから、担ぐの手伝ってくれないか?」


「わかりました……」


響也も立ち上がり変身を解く。俺と響也で祐司の元へ駆け付けて祐司を俺と響也で担ぐ。


すると気を失っていた祐司は目覚めた。


「大翔……勝てたのか?」


「あぁ……ギリギリだけどな。」


「そうか……」


祐司は安堵の顔をした瞬間に俺の頭に耳鳴りの様な音が響いた……


俺だけじゃない、祐司も響也にも頭に耳鳴りが響いている様だ。


「ホォ、オシリスヲ倒ストハ……ドウヤラ俺ハ貴様ラヲ過小評価ヲシテイタ様ダナ。ヤルナ……小僧達……」


俺達は声の方を向くとそこ立っていたのは阿修羅の様なベリアルがいるじゃねぇか。


こんな時にベリアルかよ、チキショウ。


ベリアルは、ゆっくりと歩きながら俺達に近づく。


ちっ!タイミングがヤバ過ぎる……

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