第14話 長年の想い…-ずっと好きだったんだよ…大翔-
例え思いが届かなくても良い。優梨と気まずい関係になっちゃうかもしれないけどさ。
なんだか告白しなかったら、ずっと後悔しそう……
俺は学校の帰りに偶然って言えるタイミングで俺と優梨の2人きりになった。季節は秋も深まって少し、肌寒い季節。落ち葉がどころどころに道路に落ちていて日も落ちて暗く風も冷たい。
俺は優梨と歩きながら何気ない会話をしているけど優梨との2人きりのチャンスだと俺は立ち止まり優梨に対する思い言った。
突然だけど悪い。
俺は優梨の事が好きだ……
優梨は俺とは昔からの幼馴染みで気の合う男友達でしか思ってないかもしれない……
でも、俺は……俺は!
そう言い掛けた所で優梨は涙を流して俺に抱き締めた。
やっと……やっと言ってくれた……
私も、私もずっと……ずっと前から大翔が好きだったよ?大翔が私の思いに気付いてくれなくて辛かったよ……
他の女の子に大翔が取られるんじゃないかって思うと悲しくて。でも……大翔が好きだって言ってくれてね。私、凄い幸せ……
だから……私を大翔の彼女にして下さい……
俺は優梨を強く抱き締めて耳元で一言。優梨の彼女になって下さい……
俺と優梨は晴れて付き合う事にした。
まずは付き合って初日から優菜に俺と優梨が手を繋いで帰る姿を見つかってしまい優菜ばおめでとう!!大翔にお姉ちゃん!゙って……
祐司は何処で聞き付けたのかって言うまでもなく優菜から聞いでよっ!バカップルの誕生だな!゙って、おちょくり……
だからと言って祐司と優菜と変わらず昼休みは一緒に弁当を食べたりといつも通り……
優梨は俺と2人きりの時は甘えてきて恥ずかしがる俺をからかい……
時にはスレ違いで喧嘩をしたり……
でも結局は祐司や優菜の助けもあって仲直り。
喧嘩した分だけ優梨との絆は深まって
2人きりで初めてのデート。
初めてのチューは緊張したな。
そして、2人で、お互いの愛を確かめた初めての夜。
俺にとって優梨は居なくては、いけない存在だった…
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