第13話 呪怨の堕天使-死ニタイ……生キキテモ地獄……-
ん~色々と困ったな。どうするか?きっと不登校になる人って何か原因があるんだろうしな。無理に学校に来いって言っても何にも解決出来ないし。やっぱりここは根本的な原因を突き止めないとな。
俺は出席をとったあとに号令させて職員室へと足を運び、職員室に着いたら祐司と響也が一緒に居たから声を掛けてみる事にする。
「よぉ。祐司に響也。」
「おはよ。大翔。」
「おはようございます。大翔君。」
「何、話してたんだ?」
俺が2人に聞くと祐司と響也は顔を曇らせた。ん?どうしたんだ?俺なんか悪い事言った?みたいな顔をしてたら俺の耳元で、そっと祐司が言った。
「大翔。ここじゃ、ちょっと不味いから場所を変えよ。」
「ん?あぁ、分かった。」
俺は祐司に言われた通り、周りに人が居ない部屋にって言うより、俺と祐司は保健室に向かう事にして響也は家庭科の授業があるため授業に行く為に抜けて俺と祐司は保健室に着いて俺と祐司は近くにあった椅子に腰を掛けた。
「そんで、祐司。響也と何を話してたんだ?」
「あぁ、そうだね。大翔、2年D組の前の担任に、ついて何か知ってる?」
「いや、何も聞いてないな。」
そう言えば俺は周りから2年D組の前の担任に、ついては何も知らされていないから分からないな。
すると祐司は語り始める。
「職員室で噂になっていたんだけど2年D組の前の担任の先生は2ヶ月前に辞めたらしいんだけど……」
「だけど?」
「辞めた理由は表面上は違う学校の講師の引き抜きだったらしいんだけどさ。」
「どうしたんだ?」
「噂によると自分のクラスの生徒と交際していたらしくてさ。結構深い関係までいっていたらしくてさ、いざ理事長にバレそうになった途端にこの学園を辞めたらしいよ。」
教師と生徒の恋愛か……もし、噂が本当なら、その前の担任は酷い奴だな……
アレ?でも、2年D組って俺のクラスだよな?
「その2年D組のクラスの名前は分かるか祐司。」
「確か、竹内真梨恵って娘かな?」
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