第8話 古代の戦士-さぁ、天罰の時間だ-

とまぁ、コーヒー飲みながら休憩。特に何もなく暇だからテレビを見る事にする。


すると、この時間はドラマの再放送がやっていけど内容はこんな感じ。


主人公達は、とある架空の学校に通う6人(男女各3人)の生徒。公式には「生徒会」の役員だが、生徒会の活動らしきことはほとんど行わず、メンバーが金と暇に飽かしつつ、大小様々な事件に首を突っ込み、各々の才覚を発揮してこれを解決していくという内容。


6人はそれぞれが得意な才覚と知識及び強力なコネを有していて、それぞれ性格も価値観も異なるが、基本的には全員が正義感であり、世の中の悪や不条理に対して怒りと不満を感じ、問題解決に挑むという構造になっている。


主人公達のの名前など、登場キャラクターの名前に酒の銘柄を使う場合が多い、学園アクションコメディー。っていうドラマだだけど、このドラマの放送やってたの2007年だから結構経つんだな~って思ってると店のドアが開いたのが分かる。


ん?こんな時間に誰だ?と思い見てみると、学校から帰ってきた優菜だった。


「ただいま~。お父さんにお母さんに大翔。」


「お帰りなさい優菜。」


「お帰り~。」


「お帰り優菜。」


オジサン、オバサン、俺の順番に優菜に返事するとふと、優菜の服装を見ると違和感があるん~何だろうなぁって考えてると気がついたので優菜に聞いてみることにしてみる。


「優菜。」


「何?大翔。」


「あのさ、優菜が着てる服に猫の刺繍の入ったワッペンって着いてたっけ?」


「ううん。着いてなかったけど?」


「どうしたんだ?朝はこのワッペン着いてなかったのに。」


優菜は少し考えて始めて、ちょっと間を置き答えた。


「ん~……何て説明した方が良いのかなぁ~……実は学校帰りにね……」


「学校帰りに?」


「服が少し破れちゃって、通りすがりの男の人に着けてもらった!」


俺は芸人の雛壇の様にズッコケ、優菜に突っ込みをいれるしかなかった。


「どんな状況だよ!」


「ん~とね。こんな事があったんだよ~!」

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