第8話 古代の戦士-さぁ、天罰の時間だ-

「有り難うございました!また、お越しくださいませ!」


ふぅ~。今日も店がテンコ盛りに込んだな~。


「ひろ君。ひろ君は休憩して良いわよぉ~。」


「あっ、はい!わかりました。」


そんな訳で休憩の時間。オジサンは俺の賄いを作り、賄いが出来るまでの間、俺は今日の新聞記事を読むことにする。新聞を手に取り読んでみると注目記事を読んでみる。


『猟奇殺人鬼!まさかの自殺で発見!』


俺は、その記事に目を通すと、内容を簡単に言うと、こんな感じだった。



ここ半年間、続いてる猟奇殺人事件を捜査していた警視庁。犯人は、ほとんど犯行において証拠を残さないため、警視庁は捜査を難航していた。


しかし、先日の事件において被害者の女性の爪に、犯人と思われる、皮膚が付着しておりDNA鑑定をした。DNA鑑定の結果、犯人は過去に殺人を犯した、都内に住む男性と警視庁は、すぐさま逮捕に乗りきろうとしたが犯人は自宅にて自殺。


こうして半年、続いた猟奇的殺人事件は少し呆気なくだが幕を閉じた。この記事。この前、俺と祐司が倒したべリアルの事か?つまり、警視庁は一般の報道向けに嘘の発表をしたって事になるな。


まぁ、それも、そうだろな。普通の人間が怪物の類いを信じるわけでもないし……


「はい。大翔君、今日の賄いはエビとバジルのスパゲッティ。」


「すいません、有り難うございます。」


「おかわりも、あるから遠慮せず頂きなさい。」


「有り難うございます!それでは、いただきます。」


と、一口スパゲッティを口に運ぶ。

あ~……やっぱりオジサンの料理は、いつも美味しいわ~この旨さだと常連になるよ!だって本当に美味しいんだもん!と食べてる内に食べ終わったので、おかわりする事にする。


俺もオジサンやオバサンみたいに早く料理を上手く作りたいな~。って思ってる内に食べ終わり、食後にコーヒー。砂糖は角砂糖を1つとミルクを少量。これが俺の拘り、コーヒーに砂糖を沢山、いれるのは外道のする事。苦さに少しの甘さがある。絶妙なバランス。

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