第3話 石の堕天使-人間コソ愚カナ存在-
豚の小間切れ3パック
牛すじ3パック
鶏のモモ肉500グラムを3つ
鶏のムネ肉500グラムを4つ
豚バラ2パック
牛のロース2パック
キャベツ1玉
きゅうり2本
玉ねぎ4個
鯵6尾
鰯5尾
コンソメスープの素1個
サラダ油2本
……etc
「御愁傷様です。マスター。」
「こんなに買うのかよ?オバサン。荷物入りきるかな。」
「大丈夫です。マスター。私にお任せを……」
「なんだ?ダビデ。」
「私の能力で亜空間を開く事が出来ます。その亜空間を使いある程度の大きさならしばらく閉じ込めておく事が出来ますので。」
「お前、結構便利な機能が着いてるな。」
「何を言うんです。マスターの従者たるものそれくらい出来なくてどうします?」
「……早く行こうぜ。」
俺はダビデを他所にスーパーへ買い物へと行く。買い物籠にどんどん必要な材料を入れていき、あらかた材料を入れた事を確認するためメモを取り出した。
「豚の小間切れ3パック。牛すじ3パックに鶏のモモ肉500グラムを3つ。鶏のムネ肉500グラムを4つ。豚バラ2パック。牛のロース2パック。キャベツ1玉に、きゅうり2本。玉ねぎ4個。更に鯵6尾に、鰯5尾。コンソメスープの素1個。サラダ油2本……etc」
全部の材料が揃ったのを確認してお会計。
お会計も済みバイクのある駐車場へと足を運んだ。
それにしても重い……ビニールで手のひらが千切れそうだ……そう思いつつ駐車場まで運んだ。駐車場に着いて誰も居ない事を確認した後にダビデが亜空間を開いた。
「マスター。荷物をこの中へ。」
「おぉ、サンキュー助かった。」
ダビデは亜空間を閉めて大翔の肩の上へ乗る。
「他に買うものはありますか?」
「いや、もう大丈夫だ。帰ろうか。」
そう言った後に俺がバイクに跨がった瞬間に頭の中に耳鳴りみたいな音が響いた。
「この感じは……」
「マスター。べリアルが出現しました。」
「やっぱりか……ダビデ、道案内を頼む!」
「了解です。マスター。」
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