その探偵を信用していいのか?
@bustar1227
第1話
探偵のガンマ氏のもとに依頼人がやって来た。依頼人X氏は、不可解な殺人事件が起きた。解決してくれとガンマ氏に言う。ガンマ氏は、事件解決率100%の名探偵だ。今では彼を超える探偵はこの世に存在しない。
ガンマ氏は依頼人に言った。
よろしい、解決して差し上げよう。
Y月Y日、ガンマ氏は自宅の書斎でパソコンを開く。画面にはメールの受信ボックスが映る。匿名のとある依頼メールである。
「わたくしは、この度、殺人を犯すことを決断いたしました。これにあたり殺人をスムーズに行えるようサポートをしていただけると聞きまして貴方様にこの様なメールを送らさせていただきました。」
ガンマ氏はメールを読み進める。内容はおよそ以下のようなものである。
差出人、仮にaとしておく。aには妻がいる。浮気をしている妻である。そこでaは浮気相手の男を殺そうとしている。場所、殺害方法、その他諸々のサポートをメールを通して行ってもらいたいらしい。
ガンマ氏はメールを読み終える。パソコンの画面につぶやく。
よろしい、サポートして差し上げよう。
その探偵を信用していいのか? @bustar1227
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