地味で自分が嫌いな主人公の女の子が、同じ図書委員の男の子に告白されるところから始まります。 主人公は二日も悩んで、友人に背中を押されつつ告白の返事をすることに…… 話が始まってから雰囲気が3回、4回と変わっていく不思議な小説です。 揺れ動きまくる気持ちや、爆発するクソでか感情が細かく繊細に描かれています。 そして、最初と最後での物語の雰囲気の違いや、主人公の変化など、たった一話の短いお話に、丁寧で違和感なく描かれた素敵なお話です。