空魔復讐劇
やまやま
第1話 復讐
俺の名前は空魔(くうま)ある一匹の化物を追っている男だ。今日もまたその化物を探すため、二体の化物からその妖怪の情報を聞き出そうとしていた。
「そうか…知らないか…」
今回も収穫はなしか…そう思った時。
「お〜い!今回は大量だぜ〜」
そう言ってその妖怪は人の首やら胴体やらをドサドサ落ちてきた…
「あ?なんでこんなところに俺らの餌(人間)がいるんだ〜?」
「餌だと?」
その言葉を聞いた時俺に芽生えた感情は一つ…殺意だ…
「馬鹿野郎!こいつは符術師の空魔だぞ!」
「はっそんなやつに恐れるほど、このレン様は弱くないぜ!」
そういった後そのレンという化物は俺に襲い掛かってきた…が、それより一瞬早く俺がその化物に符を刺した短刀が化物に刺さった。そして俺は最後に
…滅…
と、唱えた…
「ぐぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
その瞬間その化物は消えていった。
「次はお前だ」
そして俺はもう二体の化物に近づいていった。
「ま、待ってくれ!俺達はそいつに脅されていたんだ!」
俺が二人の化物に近づいていると一人の化物がそんな事を言ってきた。
「だから頼む!見逃してくれ!」
どうやらその話は本当らしい…だが、
「お前達は人間を食ったな…?」
俺はそう聞いた。
「え…?」
「あ、あぁ食ったさ!」
化け物たちがそう答えた瞬間に俺の短刀は二人を貫いていた。
「ぐあぁぁぁぁぁ…なんだよ…人間を食っただけで…殺されなきゃ…」
「お前たちが殺される理由は人間を食ったからだ。」
…滅…
そして俺はその二人の妖怪を消した…
「また情報なしか…」
そして俺はまた情報を集めるため、違う場所へ向かった…
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